スタンガン

スタンガンのトラブルのほとんどは電池が問題

スタンガンの故障にはいろいろありますが、その症状として一番多いのは「スパークしない」というものです。

スタンガンも電気製品ですから、寿命もあれば故障もあります。そのために製品保証もあります。

しかし、そうは言ってもスタンガンはそう簡単に故障するものではありません。

当店は販売したスタンガンの点検や保証対応もしているため、日頃から沢山の「お客様が故障したと判断したスタンガン」に接しています(故障したらメーカーに言ってくれという売りっぱなしはしません。販売店としてきちんと責任を持って対応しています)。

今回は、当店が点検や保証対応を行った中から、スパークしなくなったスタンガンの最大の原因を紹介します。

当店の対応例の中で最も多い症状は「スタンガンがスパークしない」

当店が日頃から点検保証対応しているスタンガンの中で、最も多い症状は「スタンガンがスパークしなくなった」というものです。

まずは保証対応や修理を希望されるお客様からお問い合わせがあるのですが、その時点では「スタンガンがスパークしなくなった」という状況だけがはっきりとしています。

スタンガンはスパークしないと意味がないため、対応に急を要する事態と判断します。

真っ先に確認するのは電池

スタンガンがスパークしないという状況を聞き、当店としてはスタンガンがスパークしない要因をまずは推測します。

スタンガンは、内部回路や電極、電池プラグや電池コードなどが電気的に正常であれば、あとは電池が入っていればスパークするはずです。

となると、原因はまず大きく分けて2つに絞ることができます。

スタンガンがスパークしない2つの主要因

  1. 本体の電気的な故障やトラブル
  2. 電池の容量が足りない

このように、スタンガンの故障の原因を大きく分けたとき、本体の故障やトラブルは当店でしか対処できませんが、電池の容量不足はお客様で対応できます。

このような理由から、まずは真っ先に電池の確認をすることになります。

電池を原因としたときの3つの要因

スタンガンがスパークしない原因が電池であった場合、その要因はさらに3つ考えられます。

電池に起因するスパーク不良の原因

  1. 電池切れ
  2. 電池の不良品
  3. 不適切な電池の使用

1.電池切れ

電池が空だと、スタンガンは当然ながらスパークしません。そのため、スタンガンがスパークしなくなったときには、まず電池を新品と交換して確認する必要があります。

また、スタンガンがスパークするためには電池に十分な残量がある必要があります。容量が少なくなった電池では、ラジオは動いてもスタンガンは動きません。

スタンガンは電池に大きなパワーが必要なので、常に十分な容量が残っている電池を使用しなければなりません。

2.電池の不良品

低い確率ではありますが、電池にも不良品はあります。実際に当店でも何度か電池の不良を経験しています。

新品と交換したけど動かないという場合には、もう一度だけ別の新品電池で試してみる価値はあります。それでスタンガンが動いたならば、動かなかった電池は不良品として販売店に対応を依頼しましょう。

3.不適切な電池の使用

実はこれが「スタンガンがスパークしなくなった」という症状の最も多い原因です。特に9V角形電池(6P型)を使用するスタンガンに多い原因になっています。

スタンガンには9V角形電池を使用するものと、単4型電池を使用するものがありますが、電池にはそれぞれメーカーによる使用して良い電池の指定があります。

スタンガンに使用できる電池

9V角形電池
電池メーカーはデュラセル又はパナソニックであること。アルカリ電池であること。(一部最新型スタンガンには充電式のニッケル水素電池が使用可能です。詳しくはエコで経済的で安心 スタンガンにはとにかく充電式電池がオススメをご覧ください。)

単4電池
電池メーカーは不問。アルカリ乾電池であること。

この中で、実際にスパークしないトラブルで一番多いのが9V角形電池のメーカー間違いです。安いから、買い置きがあったからといった理由で他メーカー電池を使用すると、スタンガンがスパークしないことがあります。また、スタンガンの故障の原因となりますので注意してください。

ごく希にですが、スタンガンにマンガン電池を使用しているケースもあります。マンガン電池は壁掛け時計など長期間小さな電力量で使用するものには向いていますが、スタンガンには適していません。こちらもスタンガンの故障の原因になりますので注意してください。

電池の意識は大切

スタンガンは単にスパークすれば良いものではありません。

不適切な電池で辛うじてスパークしていたとしても、実際に護身時に使ったときにうまく動かないかもしれません。

電池容量が減ったまま使用していた時も同様で、万一スタンガンを実戦で使用するときに電池が切れるかもしれません。

残量が減った電池や、容量が十分でない指定外電池を使用していると、スタンガンの内部回路にも負担がかかりますので、スタンガンが故障するかもしれません。

電池はスタンガンにとってとても大切な動力源です。この意識をしっかりと持ち、適切な電池の使用と、適切な電池交換を心がけてください。

スタンガンの電池の維持について詳しく以下をご覧ください。

護身用スタンガンのメンテナンス(電池交換)

最後に

今回はスタンガンのスパークトラブルと、その原因の大多数を占める電池の問題について説明しました。

電池の側面から解説はしましたが、結局のところ適切でない電池による運用は、スパークの不安定化やスパーク不良、本体の故障を招き、結果的にスタンガンの最大の役割である「自分の身を守る」ことが出来なくなる可能性があります。

スタンガンにとって電池はすごく大事。このことをよく理解し、スタンガンを末永く愛用ください。

スタンガン

KSP店長がおもちゃスタンガンを体験

当店はスタンガンの廃棄を無料で代行する「スタンガン廃棄代行サービス」を提供しています。

スタンガンの廃棄方法(廃棄代行サービスの案内)

そして今回、見たこともないスタンガンが廃棄品として送られてきました。

廃棄品のスタンガンは、見た感じはまさに「おもちゃスタンガン」そのものといった感じ。すると突然、体験してみようかな?という気持ちがむくむくと沸いてきました。皆さんも見てみたいでしょ?

なので、体験してみることにしました(^-^)

当店では、スタンガンなどの護身用品は性能の裏付けや根拠がとても大切であり、効果のないおもちゃ護身用品には注意するように常日頃から注意喚起をしています。

今回のおもちゃスタンガンの外見

外見はこんな感じ。ストレート系のボディで、ヘッド部にでっかいカバーがついています。

おもちゃスタンガン

ヘッドのカバーを外すと、両端に電極、中央にストロボライトがありました。

おもちゃスタンガンのヘッド部

ストロボライトはカバーを付けたままでも光る仕様らしい。そのとき電極はカバー裏面のアルミテープのようなものに接触した状態になるので、ストロボ使用中はとてつもなく電池が減っていくことでしょう。

おもちゃスタンガンのカバー正面

電圧については特に表示がなく、謎ですね。

おもちゃスタンガン体験

では、早速いってみましょう。

体験の様子は動画で撮影しましたのでご覧ください。左手にカメラ、右手にスタンガン(笑)

解説

まずは正面から見た感じ。中央のストロボが目立ちますね。

おもちゃスタンガンの正面

とりあえず空中スパークしてみます。画像ではものすごいスパークのように見えますが、これはストロボがちかちか点滅してるだけ。スパーク自体は大したものではありません。

おもちゃスタンガンのスパーク

それでは早速太ももに当てて、いざ体験。いきますよー!

足に当てたおもちゃスタンガン

バチッ!

おもちゃスタンガンスパーク1回目

あれ・・・全然威力がない。痛みとしては輪ゴムでぱちんとされるあんな感じ。弱すぎる。つい「うーん」と呟いてしまう。

おもちゃスタンガンスパーク1回目の後

あまりにも弱いので、確認のためにもう一回やってみることにしました。しっかりと足に当てて・・

おもちゃスタンガン2回目スパーク前

スイッチON!

おもちゃスタンガン2回目体験

バチッ!・・・やっぱり輪ゴムでぱちんとされたような痛みだけ。うーん。

おもちゃスタンガン2回目体験後

まとめ

今回はどのメーカーのどういったスタンガンか全くわからない、おもちゃスタンガンを体験したので、その様子を皆さんに紹介しました。

まあ実際のところおもちゃスタンガンは、当店のような護身用スタンガンとは比べものにならない非力スタンガンでした。こんなおもちゃスタンガンを護身用として実際に使ってしまうと、相手はきっと逆上して大変なことになるんだろなあ・・。

スタンガンは性能の良し悪しの差が大きな護身用品です。皆さんが護身用として購入するときは、ちゃんとした性能と威力のあるスタンガンを買うように気を付けましょう(^-^)

KSP

暴走族に追いかけられた経験談

KSP店長の白石は、過去に暴走族に追いかけられるという怖い経験をしたことがあります。

その体験も、護身用品の販売店を始めるきっかけのひとつとなりました。

今回は、その経験談をお話したいと思います。

暴走族に追いかけられた体験談

まだ私が10代で、クルマの免許とりたてのころの話です。

時間は21時頃だったでしょうか。いつも通っていた県道を、自宅に向かって帰っている最中のことです。

道路はスムーズに、比較的ゆっくりクルマが流れており、とある大きな交差点にさしかかりました。

ふと違和感に気づき、見ると、信号が青なのに対向車が交差点の手前で止まっていました。

あれ、緊急車両かな?とブレーキを踏みながら周囲を確認した瞬間、事態が飲み込めました。

なんと交差点右側から、赤信号にも関わらず暴走族の大集団が交差点に進入してきたのです。

確か、暴走族はクルマが5、6台に、オートバイが10台ほどいたのではないかと思います。

そこで急ブレーキを踏んで、私も交差点手前で停止すれば事なきを得たのだと思います。

でも、運転に慣れてないことや、後続車両の追突が不安になったのと、こちらの信号が青だという気持ちとが入り交じり、一瞬躊躇して私は交差点に進入してしまいました。

こういった場合、どちらが法的に正しいのかとか、そういったことは関係ないのは皆さんもご承知の通り。

私が止まらず進入してきたため、暴走族の集団は逆に意表を突かれたのでしょう。クルマは急ブレーキで止まり、オートバイはぎりぎり止まった者や、衝突を避けてかわした者もいました。

私も驚いて、一瞬その場に停車してしまいました。

完全に暴走を妨害された暴走族の集団が、私の運転席の右側正面すぐの所に止まっています。

季節は忘れましたが、私の運転席の窓は開けていました。

私は急ブレーキで停車し、事故にならなかったのでほっとして、無意識に右方向の暴走族の集団を見ました。

数秒間の沈黙の後、我に返ったように暴走族のクルマやオートバイが、ものすごい排気音でエンジンの空ぶかしを始め、同時にオートバイの人や、クルマから身を乗り出して窓から上半身が出ているような人が、大声でこちらに向かって怒鳴り始めました。

相手がどんなことを怒鳴っているのかはよく聞き取れませんでしたが、何か激怒してて、こちらに脅し文句のようなことを怒鳴っている、そんな雰囲気だけはわかりました。

私を避けて通過したオートバイ数台は、みな2人乗りで、こちらも激しい空ぶかしと怒鳴り声をあげながら、こちらに向けてUターンしています。

最悪の事態になったと理解した私は、周囲のだれかが助けてくれるかもと期待しながら周りを見渡しました。

でも、数十人の暴走族にからまれてる人を助けてくれる人なんて、いるわけないですよね。周囲には沢山の一般車が止まっていて、みんな私を見てるはずですが、誰一人クルマから降りてきたり、助けてくれそうな行動を起こす人はいませんでした。当然といえば当然の行動で、危険には近寄らないのが一番だというのもわかります。みんな、正しい判断として近寄らない、関わらないということなので、それはそれで良いと思います。

そして、もう終わりだ、何か復讐のようなことをされるんだと確信した私は、意を決して逃げることにしました。

次の瞬間、前を向くと信号はまだ青のままで、前方にはクルマはいません。

私はアクセルを踏み、急発進しました。

とはいえ当時の私のクルマはNAの2Lディーゼルエンジンで走るトラックのようなクルマで、加速も遅く、スピードもあまり出ません。

暴走族の集団をルームミラー越しに見ると、全員が交差点を右折し、ライトのハイビームをチカチカさせながら私を追ってきました。

その時私は逃げながら、捕まってしまうととんでもない事になるという恐怖で頭が一杯になり、パニックになりながら、どう逃げればいいのかを必死で考えました。

そして(運がいいことに)、次の交差点を左折して少し行くと高速道路の入り口があったことを思い出しました。

高速道路入り口まで、交差点が合計3つ。これが全部青であれば、止まらずになんとかなるかも。これしかない。私はその望みに掛けることにしました。

そして1つ目の交差点を左折。そこは運よく信号が青でした。

そして、左折すると、かなり大きな通りになりました。急ぎたい気持ちで前を見ると、邪魔な前方車両もいません。そして先の信号も青。

これならいける・・・道も広いし・・・4車線もあるし・・・!!!・・・4車線!?

そう、今までは1車線だったし、対向車もそこそこいたので、すぐに追いついた暴走族集団も、肉迫してはいましたが、私の後ろについてきてきたのです。さんざんクラクションを鳴らしながら。

それが、左折して4車線の道路に出たものだから、暴走族はすぐにスピードを上げ、私を取り囲みました。

私は直進して、信号2つを通過したら左車線から高速道路に逃げるつもりで、左車線を維持しました。

暴走族は、クルマのうち1台が私の右側ぎりぎりまで幅寄せし、窓から乗り出している人が何か怒鳴っています。前方にもクルマと数台のバイクが蛇行しながら、同乗者は振り返ってこちらを見て、怒鳴ったり、棒のようなものを振り回したりしています。後方のクルマやバイクはハイビームをこちらに浴びせながら追突するのかというくらいギリギリに迫ってきます。

そして、右のクルマの人は、怒鳴りながら私の運転席のドアや運転席側の窓をバンバンと叩きだしました。右後方にきたオートバイの同乗者は、鎖のような、チェーンのような物(夜だったしよくわかりませんでした)で、私の車をガシャンガシャンと叩いています。

そうこうしているうちに1つめの信号を通り過ぎ(運良く青だったと思います)、2つめの信号(これは青だったか記憶が確かではありませんが、暴走族集団をひきつれているから、交差車両も止まってくれることを期待し、赤でも突っ込む覚悟でした)を通り過ぎました。

そして、クルマを叩かれたり、怒鳴られたりしながら、なんとか高速道路の入り口に辿り着き、私はウインカーを出さずに急ハンドルで高速道路入り口に入っていきました。

暴走族は不意を突かれたのか、高速道路まで追いかけてもだめだと思ったのか(信号がないから長距離勝負になるし、通行料もかかるし、料金所には機動隊がいたりする)、そのまま直進して高速道路には入りませんでした。

私は料金所ゲートで通行券を受取り、高速道路に入って後方を確認し、誰も追ってきていないことを確認したあと、我に返って、気がつくと手や足が震えていたのを思い出します。

こうして、暴走族に追いかけられた私は、なんとか無事に逃げることができました。

この経験から得たこと

この経験からは、私も若いながらいろいろなことを学びました。

学んだこと

  • 暴走族には道を譲る(例え彼らが間違っていたとしても!)
  • 本当に助けて欲しいときには周囲は助けてくれない
  • 身を守るためには逃げることも大切(決して卑怯ではない)
  • あきらめず全力を尽くす
  • 暴走族は高速道路まで追ってはこない

クルマ社会の自己防衛

クルマ社会においての交通トラブルは、私のように暴走族から追われるケースは希だと思います。

むしろ個人対個人のいさかいや喧嘩トラブルのほうが多いのではないかと思います(当店のお客様からも交通トラブルの相談は本当に多く寄せられます)。

こういった時、場合によって執拗に追われ、危険を感じることもあるかもしれません。そんな時は高速道路に逃げ込むのも一つの方法です。高速道路の入り口は、緊急時の避難先の役割もあると考えて、普段から入り口の場所を覚えておきましょう。

護身手段の大切さ

今回の私の経験したトラブルでは、さすがに相手が多過ぎます。数十人が相手となると、どんな人でもたった一人では太刀打ちできないでしょう。

しかし、そうは言っても体験談のようなケースは希なはずです。こういった危険な状況で、身を守る物を何も持っていなかったことがどんなに危険なことだったのか。日を追って考えれば考えるほど護身グッズの必要性を強く感じました。

そして、これが私が護身用品専門店を起業するきっかけの一つになりました。

最後に

これまで私は公にこの体験談を語ることはありませんでした。あまりにも特殊な状況だし、そうそう同じ目に遭う人がいるとも考えられなかったからです(怖くて逃げたことが情けないし、恥ずかしいという気持ちもあったのかもしれません)。

でも、確かにあの時は殺されるかもしれないと思いました。今もあの恐怖は記憶に強烈に残っています。

そこで、全く同じ状況におかれる可能性が少なくても、身に危険を感じた体験段として、読者の役に立つかもしれないと思い立ち、今回の体験談としてお話しました。

危険は望む望まないに関わらず、突然降りかかってきます。

皆さんも、万が一への備えを怠らないようにしましょう。

スタンガン

スタンガンの重さ

みなさん、スタンガンの重さにはどんなイメージを持っていますか?

  • ずっしりと重そう・・
  • 女性や高齢者には重すぎるのかも・・
  • 非力な女性でも片手で使用できるか不安・・

こんなイメージを持っていませんか?

たった1、2個の乾電池で100万V以上(家庭用コンセントの実に1万倍超!)を発生するスタンガンは、電気製品であることと、その桁違いの威力から、さぞかし重いのだろうと思われがちです。

せっかくの護身用品なのに、重すぎたら持ち歩けないのでは?女性でも片手で使える?といった質問をうけることもしばしば。

まずはっきりと言えることは、スタンガンはそんなに重くないということです。女性や高齢者など力に自信が無い方でも問題なく使用できます。

今回は、そんなスタンガンの重さに焦点を合わせて解説します。

スタンガンの素材構成

スタンガンの素材構成としては、本体ボディ(黒色)、内部の電気回路、電池の3つに分けることができます。

それぞれの重さはこのような感じです。

  • 本体ボディ
    ABS樹脂(強化プラスチック)で軽量。一般的なプラスチックと同等の重さです。
  • 電気回路
    プリント基板と電子部品、小型変圧器、電極で構成。プリント基板と電極は部品が小さく、重さはほとんど感じません。小型変圧器は銅の巻き線と鉄心で出来ており、多少重さがあります。
  • 電池
    普通のアルカリ乾電池です。特別重いものではありません。

以上がスタンガンの構成要素ですが、特別重い部品はありません。

スタンガンは本体が黒なので、ずっしり重い鉄製かもしれないといった視覚的イメージを持たれることもあります。しかし、実際には強化プラスチック製なので非常に軽量です。

スタンガンの実際の重さを身近なモノでイメージ

スタンガンはその形状によって、大きく4タイプに大別できます。

それぞれのスタンガンの重さを、日頃私たちが接している身近なモノで例えてみましょう。

ハンディタイプスタンガン

ハンディタイプスタンガンの重さ

ハンディタイプスタンガン(画像はS-315)の重さは、本体と装着する電池2個を合わせて249gでした。

この重さは、分かり易く例えると小さなリンゴ程の重さです。

ハンディスタンガンはリンゴ程の重さ

リンゴが重くて持てないということはほとんどないですよね。

コンパクトタイプスタンガン

コンパクトスタンガンの重さ

コンパクトタイプスタンガン(画像はS-314)の重さは、本体と装着する電池1個を合わせて148gでした。

この重さは、分かり易く例えると野球のボールの重さです。

コンパクトスタンガンはボールほどの重さ

ボールは子供でも簡単に投げることができます。とても軽いことがわかりますね。

バトンタイプスタンガン(ロングモデル)

バトンタイプ(ロング)スタンガンの重さ

ロングバトンタイプスタンガン(画像はS-170)の重さは、本体と装着する電池2個を合わせて325gでした。

この重さは、分かり易く例えると350ml缶飲料の重さです。

ロングバトンスタンガンは350缶飲料と同じ重さ

350mlの缶飲料はジュースやビール、酎ハイなどで幅広く浸透していますので、イメージできると思います。お子様でもジュースは自分で持って飲めるほど軽い重さです。

ペンタイプスタンガン

ペン型スタンガンの重さ

ペンタイプスタンガン(画像はS-365)の重さは、本体と装着する電池2個を合わせて77gでした。

この重さは、分かり易く例えるとパソコン用マウスの重さです。

ペン型スタンガンはマウスほどの重さ

パソコン用のマウスなんて、皆さんほとんど重さを感じず使用していると思います。非常に軽量なので、重いと感じる人はまずいません。

まとめ

こうしてスタンガンの重さを日常のモノに例えると、スタンガンの重さのイメージがわかったと思います。

スタンガンの重さは、皆さんのイメージよりも重かったですか?それとも軽かった?

当店のお客様は、ほとんどの方が実際にスタンガンを手に持つと「軽い!」と驚かれます(^_^;)

常に持ち歩くスタンガンですから、その重量は携帯ストレスに直結する場合もあるかもしれません。そういったときは、今回の例えを参考に軽いスタンガンを選ぶこともお勧めします。

KSP

KSP人気護身用品ランキング公開

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KSP

amazonの護身用品は要注意

amazonでは護身用品の販売を禁止しているって知っていましたか?

amazonでスタンガンや催涙スプレー、特殊警棒などの護身用品を売っているのをたまに見かけます。

amazonだから安心と誤解して、amazonで護身用品を購入された方もいるかもしれませんね。

なぜ禁止なはずの護身用品が販売されているのか。今回は、amazonで販売されている護身用品について、そのからくりを説明します。

amazonの護身用品は絶対に買わないように注意しましょう。

amazonで購入しても販売者がamazonとは限らない

まずはamazonの販売商品の基本から。

amazonのサイトで販売されている商品って、全てamazonが自ら販売しているわけではないって知っていましたか?

実は、amazonは「マーケットプレイス」という仕組みによって、amazonで商品を売りたい業者が参加して、自分の商品を販売できるようになっています。

ざっくり言うと、amazonは沢山のお店が集まっているショッピングモールのようなもの。だから、amazonで買ったからといって、その商品をamazon自身が販売したとは限らない。もしかしたら別の業者から買ったのかもしれません。

商品をamazonが販売しているのか、単なる業者が販売しているのかは、商品ページの出品者を見ればわかります。出品者がamazonなのか別業者なのかでは信頼度が全く違いますよね。

自分はいったい誰から商品を買っているのか、これをしっかりと意識しながらamazonを利用しましょう。

amazonでは護身用品の販売(出品)を禁止している

amazonでは、スタンガンや催涙スプレー、特殊警棒などの護身用品の出品を禁止しています。amazonのマーケットプレイス出品規約によって明確に禁じています。

出品規約によって出品が禁じられている商品には、護身用品の他に武器類全般や医薬品、ペットなど生き物、アダルト商品などがあります。悪用の恐れがあったり、一般的に公序良俗に反すると考えられるものが禁止されています。

護身用品についても、amazonでは身分証明書の確認や年齢確認、悪用しない誓約事項への同意といった手続きの仕組みがありませんので、販売すると悪用を防止できないとの判断なのでしょう。

出品禁止を無視して出品する業者の存在

amazonでは護身用品の出品(販売)は禁止です。規約違反になります。

だからもちろんamazon自体は護身用品の出品を行いません。

ではなぜ護身用品がamazonで出品され販売されてるのか。それは、規約違反を無視して護身用品を出品する業者がいるためです。

amazonからの情報では、規約違反商品の出品状態については定期的にパトロールを行い対処しているが、対処が追いつかないイタチごっこの状態とのことです。

amazonで護身用品を買うということはルール無視の業者から買うということ

もうおわかりだと思いますが、これまで述べてきたのがamazonの現状です。

そして、このような状態のamazonから護身用品を買うということは、規約違反の無視など意に介さない、低モラルの業者から買うということと同義です。

ここが一番大切なポイントです。

ただでさえオモチャのような商品が氾濫する護身用品の中において、あなたはこのような自己中心的でモラルもなにもない業者が出品している護身用品を、本当に信用することができますか?

人の命を守ることに全力を注いでいる業者であれば、このように自分勝手で他の企業に迷惑をかける行為ができるでしょうか?

amazonで護身用品を販売している業者は、護身用品のプロフェッショナルではないばかりか、社会的モラルも軽視しており、己の行為に無責任であると自ら証明しているようなものです。このような業者が、購入者に対して誠実でいられるでしょうか?

護身用品は命を守る大切な道具です。こういった失敗が許されない重要な買い物をするときには「どういった販売者から買うのか、その販売者は信頼できるのか」という点も、しっかりと考慮しましょう。

最後に

今回はamazonで護身用品を購入する危険性について説明しました。

皆さんの中にはamazonで買えば安心と思い込んでいる方もいるかもしれません。そういった方はこれを機に「amazonというショッピングモールで自分は誰から買っているのか」を意識しながらショッピングを楽しみましょう。

くれぐれもamazonで護身用品を購入しないように注意してください。

あとがき

amazonで護身用品を見かけたら、その時にひとつだけ役に立つ情報が得られます。

それは「出品者は誰なのか」です。

護身用品の出品業者を意識することで、少なくとも悪質な業者の名前を覚えることができます。そうすれば、以後のショッピングにおいて悪質な業者から商品を買ってしまう失敗を回避することができますね。

それではみなさん、良いショッピングライフを(^-^)

護身・防犯コラム,熊・イノシシ・害獣

通学路の熊対策、安全対策

学校や幼稚園・保育園での子供たちの安全対策には万全を期するのは当然ですが、近年急激に増加している熊やイノシシ、野犬への対策は万全でしょうか?

今回は、大人ですら避けられずに被害に遭う危険動物被害について、「子供たちを守る」という視点から解説します。

教育関係、PTA、保護者の方々へ

学校、保育園、幼稚園の熊、イノシシ、野犬対策

近年、山間部を中心に、夏から冬にかけて熊を始めとする危険動物の被害が相次いでおり、大人ですら死傷する事故が急激に増えています。

山間部や動物被害が発生する地域の学校関係者は、子供たちを守ることを目的とした危険動物への備えは万全でしょうか?

危険動物の撃退は大人であっても容易なことではありません。しっかりとした備えがなければ子供たちをも危険に晒すことになります。

子供たちを確実に守るため、教育関係者やPTAの方々、保護者の方々は、学校への危険動物の侵入や通学路での危険動物出没を想定し、現実的で有効な備えが大切です。

子供たちの危険リスクは不審者だけではない

教育関連施設の防犯といえば、一般に考えられているのが不審者の侵入です。

このため、刺股(さすまた)を備えている学校は多いのではないでしょうか?

しかし、侵入してくるのは人間とは限りません。近年相次ぐ熊による死傷事故は、危険動物対策の必要性を示しています。

山間部の学校には広い校庭があり、近くには山があり、地理的にも危険動物と隣り合わせの状態です。こういった場所では、子供たちを守るためには不審者対策と同様に危険動物対策は欠かせません。

「自分を守る」と「子供たちを守る」の違い

熊やイノシシは、どう猛で危険です。大人ですら被害を防げず、大怪我をしたり、最悪の場合には死亡する場合もあります。

攻撃性を持った危険度物の強さは人間の比ではありません。走る速度は人間よりも速く、体力や腕力も人間より遙かに強く、爪や牙などの強力な武器を持っています。

大人ですら逃げおおせず、闘っても勝ち目がなく、自分の身など到底守れないほど危険なのに、万が一学校や保育園に侵入してきた場合には、周囲の大人は子供たちを守らなければなりません。

ごく希に、運よく棒や声などで追い払いに成功した例もありますが、それでも守ることができたのはせいぜい自分一人です。学校や保育園などの施設では大勢の子供たちを、少人数の大人が確実に守らなくてはなりません。

少数の大人が大勢の子供を確実に守るためには、確実な手段をもって備えることが必要です。

忘れてはいけない通学路の見守り

通学路の熊対策、安全対策

子供たちを守るというと、学校の敷地内ばかり想定しがちです。しかし、実際には山間部は特に、通学路にも危険動物が出没する恐れがあります。

不審者対策として、通学路の見守りや声かけをしている方々も、不審者には対応できても熊やイノシシへの備えは完全でしょうか?

子供たちが通学している最中に危険動物が出没し、子供たちに危険が及ぶとき、子供たちを救えるのは見守りをしている大人だけです。

通学路の安全維持や見守りには、不審者対策だけでなく、危険動物対策も必要です。

危険動物に確実に対処できるのは熊よけスプレーだけ

熊よけ中型催涙スプレー ケース付きセット B-609-CS

熊やイノシシ、野犬などの危険動物に確実に対処する手段は熊よけスプレーしかありません。

熊よけスプレーは世界的にも危険動物対策の主要装備として広く認知されており、高い実績があります。

危険動物に対処できる適切な熊よけスプレーがあれば、一人の職員であっても確実に危険動物を撃退し、子供たちを守ることができます。

熊よけスプレーは、確実に危険動物を撃退できる唯一の対抗手段です。

危険動物対策に最適な機種

熊よけスプレーであればどれを使用しても危険動物に対処できるわけではありません。

危険動物対策用の熊よけスプレーは、動物撃退に適した噴射方式となっています。

対人用の催涙スプレーが主に液状に噴射するのと違い、危険動物用の熊よけスプレーは、消火器のように霧状に噴射します。動きが俊敏な動物にも命中しやすいばかりでなく、危険動物と子供達の間に煙幕を張るような使用方法も可能です。

中型で携帯性を重視するならB-609を、据え置き型で大容量を選択するならB-610が最適です。

熊よけスプレー中型モデルB-609

熊よけスプレー大型モデルB-610

これらは熊対応の危険動物用撃退スプレーです。

なお、催涙剤自体は対人用と同じ成分なため、人体に安全であり、誤って人体に付着した場合であっても失明や皮膚の爛れなどの恐れがありません。

子供たちにとって安全という特徴も兼ね備えた安心の熊よけスプレーです。

※当店の熊よけスプレーは全国の国公立機関、教育機関、各種団体などに広く採用されています。

※北海道以北のヒグマには使用できません。ヒグマには海外製の熊専用スプレーを使用してください。また、熊専用スプレーは成分が非常に高濃度で人体に危険なため、使用にはくれぐれもご注意ください。

危険動物対策用品を導入する場合には、熊よけスプレーを導入しましょう。

最後に

今回は、熊やイノシシなどの危険動物リスクを、子供たちを守るという視点から解説しました。

夏も終盤を迎え、これから冬にかけて熊を始めとした危険動物被害が増加する季節です。子供たちが被害に遭うという最悪の事態を防ぐために、危険動物にはしっかりと備えましょう。

スタンガン

スタンガンの防水性能と雨や雪

スタンガンは屋内に限らず、屋外で使用することもあります。むしろ屋外のほうが使用頻度が多いのが現状ではないでしょうか。

屋外で危険な状態に陥るとき、天気は選べません。雨かもしれないし、雪が降っているかもしれません。

スタンガンの使用にあたっては、雨や雪など水濡れが気になるところですよね。そんなときでもスタンガンは使用できるのか。

今回はスタンガンの防水性能と、スタンガンを使用できる水濡れ環境の条件について解説します。

スタンガンは防水ではない

まず、スタンガン本体の仕様として、スタンガンに防水性能はありません。

本体や電池ケース、電極部などに防水シールの処置はされておらず、水没すれば確実に水は本体内に浸入します。本体内に侵入すれば、内部の電気回路がダメになるのでスタンガンは故障します。

スタンガンが防水でないのは当然のこと

スタンガンは高圧電流を発生する護身用品です。電気は水の中をよく流れます。(科学的な意味での純水は絶縁性が高い絶縁体と言えますが、一般的な水は純水と不純物から成っており電気を流す導体です。)

水で濡れたドライヤーや洗濯機に触って感電してしまう漏電事故も、水が電気を流しやすいから起こる現象です。

スタンガンは、スパークを発生させたり、相手に電気を流すために高圧電流を発生させるため、スタンガン本体や使用者の手が濡れている場合には、使用者に電気が流れる恐れがあります。

スタンガンは電気を発生し、外部に出力する電気機器です。このため、まず基本となるのは使用者やスタンガンが濡れた状態では使用してはならないということです。スタンガンを使用するときは、使用者の安全のため水濡れに十分に注意しなければなりません。

このように、スタンガンに防水性能をもたせても水濡れ時には使用できないということになり、当然ながらスタンガンに防水性能は意味が無いということになります。

スタンガンを使用できる天候や条件の目安(多少の雨や雪なら大丈夫)

スタンガンは、本体や手が濡れた状態での使用は危険ですし、スタンガンの水没は故障の原因になります。

しかし、実際には手やスタンガンに水滴が付着するような小雨や弱降りの雨、雪などは問題なく使用できます。

スタンガンを使えるか使えないかの判断基準としては、次のように覚えておきましょう。

条件1:スタンガン本体への水の浸入がない

スタンガンの本体や電極に多少の水滴や飛沫が付いても、スタンガンの内部に水が浸入しなければ問題ありません。これは、スタンガンが故障せず正常に動作する条件です。

条件2:手とスタンガンの全体が完全に濡れている状態ではない

手全体とスタンガン表面の両者が、(水滴どころではないほど)完全に濡れている状態ではスタンガンは使用できません。使用すると使用者が自己感電する恐れがあります。これは、スタンガンを安全に使用するための条件です。

以上の2つの条件を満たしていれば、スタンガンは多少濡れても安全に使用できます。わずか1滴の水滴でもスタンガンを使ってはならないということは決してありません。

最後に

多少の雨や雪では、先述の条件のようにスタンガン本体や手がずぶ濡れになることはありません。雨なら土砂降りじゃなければ使用できると思っていいし、雪ならどんな状態でもほぼ使用できます。

強いて注意点をあげれば、雨や雪の中で使用するときは、スタンガンは使用時のみ取り出すことです。スタンガンはケースやバッグ、ポケットなど水に濡れないように収納しておき、使用時だけ取り出すようにしてください。

少しの雨や雪が降っているからといってスタンガンの使用を諦めず、しっかり危険に対処して自分の身を守りましょう。

スタンガン

スタンガンの正しい握り方(持ち方)

みなさんスタンガンの握り方ってどうしていますか?

握り方というのは、スタンガンの上下をどう持つのか?というものです。スタンガンの先端には電極が付いていますので、さすがに前後を間違えて(電極を自分に向けて)持ってしまう人はいません。でも、上下方向、要するにスパークボタンをどの指で押すのか?・・・これには個人差があるようです。

何も考えず当たり前と思っていた握り方にも、人それぞれ思い込みやクセがあるかもしれません。

KSPは店頭販売もしていますので、実際にスタンガンをお客様が持つ場面を何度も目にしていますが、たまに間違った持ち方をしてしまう方もいます。

今回はスタンガンの握り方について説明します。

スタンガンは正しい握り方で使うようにしましょう。

スタンガンの握り方の基本

スタンガンの握り方の基本は、スタンガン本体をしっかりと握ることです。

でも、スタンガンは握ったままボタン操作をしなければなりません。そのため、握り方のポイントは「いかにしっかり握ったままボタン操作ができるのか」に尽きます。

スタンガンには様々な形状タイプがあります。以降はそれぞれのスタンガンに応じた正しい握り方と、操作方法を細かく説明します。

ハンディタイプスタンガン

◯ 正しい持ち方

ハンディタイプスタンガンの正しい持ち方

ハンディタイプスタンガン(画像はS-315)の正しい持ち方は、人差し指をスパークボタンに置き、残りの指全てと手の平を使ってスタンガン本体を強く握りしめる持ち方です。

スパークボタンを人差し指で操作し、安全スイッチは親指で操作します。こうすることでスタンガン本体をしっかりと握って使用できます。

✖️ 間違った持ち方

ハンディタイプスタンガンの間違った持ち方

かなり持ちにくいのでなかなかいないとは思いますが、親指でスパークボタンを押す間違ったスタンガンの持ち方です。

親指でスパークボタンを操作してしまうと、手の平が開いてしまいスタンガンをしっかりと握ることができません。ハンディタイプスタンガンはスパークボタンが下になるように持ち、スパークボタンを人差し指で操作しましょう。

コンパクトタイプスタンガン

◯ 正しい持ち方

コンパクトスタンガンの正しい持ち方

コンパクトタイプスタンガン(画像はS-314)の正しい持ち方は、人差し指をスパークボタンに置き、残りの指全てと手の平を使ってスタンガン本体を強く握りしめる持ち方です。(握り部分から電極までの距離が近いので、親指を前方に出さないように気を付けてくださいね。)

スパークボタンを人差し指で操作し、安全スイッチは親指で操作します。こうすることでスタンガン本体をしっかりと握って使用できます。

✖️ 間違った持ち方

コンパクトスタンガンの間違った持ち方

店頭で実際に手に持ったお客様の握り方間違いの中で、一番多く見受けられるのがコンパクトスタンガンの持ち方の間違いです。親指でスパークボタンを押すのは間違いです。

親指でスパークボタンを操作してしまうと、手の平が開いてしまいスタンガンをしっかりと握ることができません。ハンディタイプスタンガンはスパークボタンが下になるように持ち、スパークボタンを人差し指で操作しましょう。

バトンタイプスタンガン

◯ 正しい持ち方

バトンスタンガンの正しい持ち方

バトンタイプスタンガン(画像はS-170)の正しい持ち方は、人差し指をスパークボタンに置き、残りの指全てと手の平を使ってスタンガン本体を強く握りしめる持ち方です。

スパークボタンを人差し指で操作し、安全スイッチは親指で操作します。こうすることでスタンガン本体をしっかりと握って使用できます。

✖️ 間違った持ち方

バトンスタンガンの間違った持ち方

かなり持ちにくいのでなかなかいないとは思いますが、親指でスパークボタンを押す間違ったスタンガンの持ち方です。

親指でスパークボタンを操作してしまうと、手の平が開いてしまいスタンガンをしっかりと握ることができません。バトンタイプスタンガンはスパークボタンが下になるように持ち、スパークボタンを人差し指で操作しましょう。

ペン型スタンガン

◯ 正しい持ち方

ペン型スタンガンの正しい持ち方

ペン型スタンガン(画像はS-365)の正しい持ち方は、スタンガン全体を指で包み込みように持ち、スパークボタンを親指で操作する持ち方です。

画像を見てわかる通り、スタンガン本体を強く握ることができませんが、これは形状ではやむを得ないことです。このため当店では、可能ならペン型ではなくコンパクトタイプのスタンガンを推奨しています。

◯ 場合によってはセーフな持ち方

ペン型スタンガンのイレギュラーな持ち方

ペン型スタンガンを力強く握って使いたければ、スパークボタンを小指で押す持ち方があります。

これだとスタンガン本体を強く握りながらの使用が可能ですが、問題は「小指は思ったほどうまく動かない」ということです。この持ち方は、やむを得ない場合や、結果的にこの持ち方になった非常時だけと考えましょう。

実際に持ってみましたが、小指が予想以上に動かしづらく、お勧めできるものではありませんでした。

✖️ 間違った持ち方

ペン型スタンガンの間違った持ち方

ペン型スタンガンを裏返しに持ち、スパークボタンを人差し指で押すという間違った持ち方です。

かなり無理があるので、この持ち方をする人は恐らくいないと思います。裏側になる下の面にはスパークボタンだけでなく安全スイッチも付いていて、その状態も裏側なので全く確認できません。

手の平が開いてしまいスタンガンをしっかりと握ることができないという点は、正しい持ち方と変わりません。裏返しに持ったからといってしっかり握れるわけではありません。ただし、スイッチ操作が一切見えないとスタンガンを使うことすら出来ませんので、握るときには正しい握り方をしましょう。

最後に

スタンガンは常識的にこう握るものだという固定観念から、これまであまり語られることのなかったスタンガンの握り方について、今回はあえて明確に説明しました。

万が一のときに、落とす、力が入らない、奪われるといった最悪の事態を防ぐためにも、スタンガンは正しく握るように気を付けてください。購入したけど最初に握ったきりという方は、これを機に、たまにはスタンガンを握って構える練習をしてみてくださいね。

スタンガン

ペン型スタンガン用ホルスターケース

ペン型スタンガン用のホルスターケースを発売しました!

ペン型スタンガン用ケースの新旧比較

これまでペン型スタンガンのケースは布製のポーチのようなもので、ベルトには取付できず、スタンガン本体をケースから取り出すときにはケース首元のヒモをほどくなど、手間がかかりました。

今回新発売したペン型スタンガン用ホルスターケースは、これまでの不便を一気に解決できる優れものです。

ペン型スタンガン用ホルスター比較1

(写真左:布製ポーチのケース 写真右:新発売のナイロン製ケース)

ペン型スタンガン用ホルスター比較2

(写真左:布製ポーチのためスタンガンの取り出しに手間がかかる 写真右:ボタン式の蓋のためスタンガンを瞬時に取り出せる)

新型ケースの特徴

新発売のペン型スタンガン用ホルスターケースは、しっかりとした造りの丈夫なナイロン製で耐久性抜群です。

裏面にはベルト通しが付いているため、ベルトに通して腰に装備したり、工夫すればカバンなどにも取付できます。

スタンガンケースの蓋の固定はボタン式なので(ここ重要)、蓋の開け閉めが静かです。よくあるマジックテープ式のスタンガンケースように、蓋を開け閉めするたびにバリバリと大きな音がしません。また、マジックテープ式と比べると痛みが少なく、長持ちするところも魅力です。

標準付属ケースと新型ケース適合

ペン型スタンガンに標準で付属しているケースと、それぞれの新型ケース(N-365)への適合は次の通りです。

ペン型スタンガン品番標準付属ケース新型ケースN-365適合
S-365 110万VN-365
S-364 90万V 布製ポーチ〇 
S-361 50万V 布製ポーチ 〇 
S-362 30万V 布製ポーチ 〇 
S-363 15万V 布製ポーチ 〇 

このように、新型ケース(N-365)は全てのペン型スタンガンに適合します。ただし、最新型のペン型スタンガンS-365には最初から 新型ケース(N-365)が標準で付属していますので注意してください。

最後に

新型ケース(N-365)を使用すれば、ペン型スタンガンの収納性、使い勝手が大幅に向上します。KSPが自信をもってオススメできるホルスターケースです。

以前ペン型スタンガンをご購入され、布製ポーチに不足を感じていたり、ナイロン製ホルスターケースを望まれていたオーナー様(S-361〜S-364のオーナー様)は是非、新型ケース(N-365)をお買い求めください。