
西日本新聞の取材をうけました。
取材の内容は、新幹線3人殺傷事件をうけ、私たち一般人に危険が迫った時にどう対処するのかといった内容でした。
走る密室の新幹線で起こった事件ということもあり、私たちが自分の力で自分の身を守ることの出来る護身用品が、マスコミでもにわかに注目され始めています。
今回の取材内容を元にした記事がいつ紙面に載るのかは今のところはっきりしていません。
掲載日がわかったら改めて告知します。
護身用品専門店の店長が本音で綴る
ローカル局のテレビ取材をうけました。
久しぶりのロケで緊張しました(^_^;)
女性の防犯をテーマとした取材ということで、催涙スプレーやスタンガンなどを紹介しました。
番組名は今日感テレビです。
放送は7月2日の14時頃の予定です。
お楽しみに(^-^)
一番人気のメカニカルロックアルミ特殊警棒H-202Bが完売しました。。
次回入荷予定は6/25(月)なので予約注文を受け付けていますが、入荷数は僅かです。
次回の入荷を逃すと、その次の入荷は2週間以上先になる予定です。
現在ホームページでは予約注文を受け付けていますが、すでに複数の予約注文が入っています。
ご注文の方はお早めに。
H-202Bの予約注文はこちら
ちなみにH-201B(21インチモデル)は現在のところ在庫に余裕があります。
催涙スプレーを購入された方は、出来れば1度は噴射テストをすることをお勧めします。
催涙スプレーは、ごく僅かではあるものの不良品の可能性がゼロではありません。催涙スプレーが正常に機能することの確認と、噴射のイメージを現実のものとして把握しておくために、催涙スプレーは出来るだけ噴射テストを実施してください。
当店で販売している護身用品は、可能な限り出荷前の動作テストを行っています。
最終的にお客様の手元へ確実な商品をお届けするためには当然のことです。
ところが、催涙スプレーだけは出荷前のテストができません。
その理由は、テストすると中身が減ってしまうからです。
中身が減ってしまうと仕様通りの内容量でお届けできないし、中古品になってしまいます。
このことから、当店では催涙スプレーに関しては外観と、可能な限りの可動部のチェックを行いますが、実際のテスト噴射は行わずに出荷しています。
催涙スプレーは非常に不良の少ない製品です。当店でのお客様の手元に届いた上での不良率は数万本に1本程度の割合です。
不良の主な内容は噴射圧不足、いわゆるガス漏れです。こればかりは出荷テストで確認できないため防ぎようがないところです。
催涙スプレーとはいえ工業製品なので、不良率ゼロは不可能です。数万本に1本という不良の割合を多いと思うか、少ないと思うかは個人差があるものと思いますが、私の感覚からすると非常に優秀な値だと思っています。
いずれにしても、催涙スプレーの不良率はゼロではないということだけははっきりと認識しておく必要があります。
噴射テストの目的は不良品でないことの確認と、噴射のイメージを把握しておくためです。
この2つの目的は、有事の際に催涙スプレーを確実に役立てるための事前の確認として重要です。
以下の方法で噴射テストを実施すれば、催涙スプレーの正常動作の確認と噴射のイメージの把握が同時に出来ます。
以上で噴射テストは終了です。お疲れ様でした。
(注意)テスト噴射によって噴射した時間だけ、催涙スプレーの残量は減っています。テスト後の運用時にはその点に留意してください。
今回は催涙スプレーのテスト噴射について解説しました。
催涙スプレーはどうしても販売時にテスト噴射をすることが出来ないため、購入後は可能な限りテスト噴射をしておくことをお勧めします。
お客様の声282人目を追加掲載しました。
[ お客様の声 282人目 ]
お忙しい中大変丁寧な説明とアドバイスをいただき、大変有難うございました。
おかげ様で、無知な私ですが、何を選ぶべきか見えてきました。
まずはお薦め頂いたB-603を購入させていただきたいと思います。
本当に本当に詳しく有難うございました。
是非貴店で購入させていただきます!
[ KSP店長 白石 ]
ご丁寧にお返事を頂きありがとうございます。また、ご注文ありがとうございました。何かご不明な点などございましたら何なりとお問合せください。今後ともKSPを宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
護身用品は必要性を感じて始めて興味を持つものです。ですので、初めて護身用品を購入されるお客様も数多くおられます。(当店は気に入って頂けるお客様が非常に多く、リピート率が高いという特徴もあります。)
こういった中で、当店では初心者の方を始めとした全てのお客様に十分にご満足いただけるよう、丁寧で分かり易いページ造りを心がけています。さらに、お問合せにはできる限り丁寧に対応するよう心がけています。このような当店の姿勢を評価いただき大変嬉しく思います。
ご感想ありがとうございました。
今朝、大阪北部を震源とした震度6弱の大きな地震がありました。
被害状況などは少しずつ明らかになってきています。
市街地では水道管の破損や壁の倒壊などが報道されています。
このような状況で、自宅にいることができず避難する方もおられると思います。
避難される方の中で、特に山間部の方はクマ被害にも注意するようにしてください。
公民館や体育館などしっかりした建物へ避難すれば問題ないと思いますが、中には自宅のそばの庭や広場で、やむを得ずテントで過ごすという方もいるかもしれません。
このような方はクマの被害に遭う恐れがあります。
窮屈で不便だとは思いますが、できれば車中泊などを行い、クマに襲われることのないように注意してください。
地震などの天災では、その災害ばかりに目が向き、2次的災害への対策がおろそかになりがちです。
特にクマは近年では市街地でも多く見られ、被害もでています。
山間部で地震で避難される方は、クマにも十分に気を付けて2次災害を防ぐよう注意しましょう。
6月9日に東海道新幹線で刃物を使用した無差別殺傷事件が発生しました。
当店では事件直後から、護身用品の注文が全国から殺到しました。このことが、事件が社会全体に与えたショックの大きさを物語っています。
安全と信じられてきた新幹線でいったい何が起こったのか、そして新幹線の車内では実際にどのようなリスクがあり、乗客としてどういった対策が考えられるのかを考えてみます。
事件の概要は次のようなものでした。
新幹線3人殺傷事件の概要
2018年6月9日午後9時45分ごろ、走行中の東海道新幹線東京発新大阪行きのぞみ265号が新横浜-小田原間走行中、12号車で無差別殺傷事件が発生した。
容疑者の小島一朗容疑者(22)が女性2人を刃物で切りつけ怪我を負わせ、さらに止めに入った兵庫県尼崎市の会社員、梅田耕太郎さん(38)を刺殺した。その後、小田原駅で警察官に逮捕された。
後部席にいた目撃者によると、小島一朗容疑者(22)は犯行直前に突然立ち上がり、刃物のようなものを隣席の女性に無言で振り下ろしたという。
この事件で被害女性2人のうち1人(27)は、左肩などに切り傷を負ったが軽傷、もう1人の女性は頭部や首などの切り傷からの出血が多かったため入院となった。事件発生後、止めに入った梅田耕太郎さん(38)は容疑者ともみ合いになり、殺害された。
事件発生後、乗務員がマニュアルに沿って座席の座面を取り外し、盾として活用するよう乗客に呼びかけていたという。座席の座面は上に持ち上げることで簡単に外すことができる。この緊急時の座面使用法は乗客には周知されておらず、乗務員だけがマニュアルで知っていた。
新幹線の車内には、横浜市の日産スタジアムで行われた韓国の人気デュオ「東方神起」の公演の観客が多数乗車していたとみられ、車内は一時騒然となり、逃げ惑う乗客でパニックの状態だったという。
まず、女性を守るために犯人に立ち向かい、犠牲となった被害者の方のご冥福をお祈りいたします。
この事件は新幹線の車内で発生しました。
そこで、新幹線の車内という環境がどれだけ特殊なのかということを踏まえ、新幹線の移動におけるリスクを考えてみます。
新幹線のみならず、長距離を移動する乗り物では以下のような危険性が考えられます。これは、死んでもいい、捕まってもいいという自暴的な犯人にとっては犯行しやすい環境とも言えます。
新幹線は長距離を移動します。停車駅と停車駅の間も大きく離れており、新幹線とはいえ長いと1時間以上は次の駅に着きません。その間は移動中なので、完全に隔絶された逃げ場のない密室となります。
その間に凶悪事件が発生した場合においても、もちろん110番しても警察は駆けつけることができません。対処できるのはたった1人の車掌か、あとは居合わせた乗客のみです。
全員が進行方向に向かって座っており、背後で起きることに気がつきにくい特徴があります。何かが起きても、気づくのが遅れる可能性があります。
新幹線の移動では長時間を過ごすことになります。そのためイヤホンで音楽を聴いたり、就寝する方もいます。周囲の音が聞こえていないと、異常な事態に気づきにくく、対応が遅れる可能性があります。
新幹線の車内通路は人がすれ違うのがやっとです。通路の幅が狭いため、犯人が通路で強行に及んでいる場合には、複数人での対処が困難です。何人で対処しようとも、犯人と接する人にとっては1対1で立ち向かっているに等しいリスクとなります。
このように、新幹線では凶悪事件が起きたときに様々な不利な点があると言えます。これは新幹線に留まらず、長距離の特急列車やフェリーなどの船舶でも同様と考えることができます。
当然ながら一般的に言われている対処はほとんど役に立ちません。
110番で警察を呼んでも警察は来ることができません。防犯ブザーを鳴らしたところで犯人が犯行を止めるとは到底思えません。助けを求めても実際には恐怖のあまり集団パニックが起こり、助けは得られないでしょう。今回は勇気ある会社員が命を投げ出し犠牲となって被害女性を救いましたが、これは希なことと考えるべきです。
こういった中で、私たちが取るべき行動は逃げるか立ち向かうかの2つしかありません。
まずは逃げることを考えるべきです。可能であれば逃げることが最優先です。逃げ切れれば被害には遭いません。
新幹線の通路は狭く、ほぼ1人分の幅しかありません。そこに乗客全員がなだれ込み、逃げようとするわけですから通路はあっというまに乗客で飽和し、身動きがとれず逃げられなくなると予想されます。
トイレに逃げ込んで鍵を閉めるという方法はとても有効です。しかし当然ながらトイレの数は限られており、全員が避難できるわけではありません。普段から有事に備え、トイレの近くの席に座るのは有効かもしれません。
逃げられなかった場合、犯人の凶行の餌食になるくらいなら立ち向かう他ありません。この場合に有効なのは護身用品しかありません。催涙スプレーを基本に、スタンガンや特殊警棒も効果があります。
いずれにしても、犯人が凶器を持っている場合には盾が必要です。新幹線なら座席をはずして盾の代わりにするか、近くにある旅行カバン、おおきなバッグなどを活用し、盾で身を守りながら護身用品で犯人の動きを封じます。
相手が正面を向いているならスタンガンでの威嚇や催涙スプレーの使用が最適です。
相手が背を向けているのであれば、特殊警棒の打撃が最も効果を期待できます。
相手が馬乗りになってきたら、至近距離の相手を振りほどくにはスタンガンの電撃しか方法がありません。
いずれにしても、特殊警棒で相手を倒した場合でも、スタンガンで相手を倒した場合でも、最後には催涙スプレーを顔面にかけさえすれば、それ以降の数時間は犯人は立ち上がることすらできなくなります。
ちなみに催涙スプレーを車内で使用しても周囲への被害は限定的です。付近の人は目や鼻に痛みを感じるかもしれませんが、殺人を止めるための代償として十分に許容できるものです。
私たち一般人が犯人に立ち向かうといのは、逃げられないときの最後の手段です。しかし新幹線の車内などでは、その特殊な環境から、今回のような事件が起きたときには立ち向かう他ないという状況が起こりえます。
立ち向かわなければ殺されるといった状況では、勇気を振り絞り立ち向かうしか手立てはありません。最後に自分の命を守るのは自分しかいないということです。
警察も来ることができず、自分の身は自分で守るしかないという特殊な環境が、新幹線の車内という日常的な場所で起こりえるということが、今回の事件で改めて浮き彫りとなりました。
このような状況で自分の身を守るためには護身用品の使用以外に方法はありません。
基本は催涙スプレー、さらに加えて特殊警棒かスタンガン。そして犯人と対峙したら何でもいいので何かを盾にして護身用品を使用する。この方法が現在のベストな対策です。
移動する際には、その場所の危険性とリスクを十分に考え、普段からしっかりと準備をしておくこと、そして有事の際には勇気を持って自分を守ることが何よりも大切です。
お客様の声280人目を追加掲載しました。
[ お客様の声 280人目 ]
早速のご回答ありがとうございました。
ご回答内容確認させていただき、F-605を購入いたしました。
新幹線を利用することが多いため、本当に不安で一杯だったのですが、不安が解消されました。
また、ホームページ上に様々な情報を載せてくださってるおかげで、催涙スプレーの選び方や使用方法など学ぶことができました。
防犯についての知識が乏しいため、とても参考になりました。
本当にありがとうございました。
[ KSP店長 白石 ]
今回の新幹線3人殺傷事件は大変ショッキングなものでした。新幹線を利用される方は大変な不安をお感じになることと思います。万一の備えとして当店の護身用品がお役に立てて幸いです。ご丁寧に感想をいただきありがとうございました。
6月9日の新幹線3人殺傷事件以降、当店では護身用品の注文が殺到し、大変なことになっていました。
お問合せも数多くいただきましたが、お問合せ回答後にご丁寧に感想をお寄せいただきましたので紹介しました。
当店は知識や説明コンテンツの充実を通し、護身用品の販売のみならず、お客様の安全に貢献したいという思いで運営していますので、このようにお役に立てて大変嬉しく思います。
ご感想ありがとうございました。
今朝何気なくテレビを見ていたら、どこかの大学が今回の新幹線3人死傷事件を受け、防犯訓練を実施したというニュースが流れていました。
ちょうど現在、当店では新幹線3人死傷事件の影響で注文が殺到していることもあり、興味を持ってそのニュースを見ました。
場所は大学の正門から少し入った広い場所。犯人役の人が1人で中央に立っています。そして、警察官が2人と職員らしき人が3人ほど、全員が刺股を持ってその犯人役の人を確保するという訓練の模様。
1対5かあ、すごいな。でも背後に壁も何もない場所で、刺股を使ってどうやって確保するのだろう?警察も参加する訓練だから本格的な逮捕術が見られるな。と期待を込めて見てました。
刺股は先端がUの字になっている長い棒のような防犯器具です。基本的に相手の胴体や手足をUの字の部分を使って押さえつけるのですが、押さえつけるためには犯人の背後に壁やクルマなどの押さえつけを受け止める物体が必要です。
ところが今回の訓練は、犯人は広場の真ん中にいます。さて、刺股を使ってどうやって押さえつけるんだろう。興味津々。
そして訓練が始まりました。
刺股を持った5人ほどが犯人の周りを取り囲みます。その間、犯人はただ棒立ちで確保待ち。えええ、まさかの展開。
そして警察官の2人が刺股を持って「ヤーーー!」みたいな声をあげながら犯人に向かって進みました。
お?たった2本の刺股で、壁もなにもない場所で押さえ込むのか、これは見物だ。
警察官の一人が刺股を前に差し出し、犯人の腹部を押す。
犯人は「ワーーー!」と叫び、その場に倒れ込んでギブアップ。
無事に犯人逮捕という感じで訓練終了。
え。。。。。
そこから大学の訓練の担当者?のコメントになり、
「今回の新幹線3人死傷事件を受け、私共の大学はしっかりと防犯の訓練を実施したので安心です」
もう絶句してしまいました。
今回のニュースで放送された防犯訓練は茶番もいいところでした。
周囲を囲まれるまで立ったまま待ってる犯人。
ただ確保されるのをおとなしく待ってる犯人なんているのでしょうか。
刺股で押されるまでおとなしく待ってる犯人。
襲ってくる、逃げるなど犯人もじっとしていないのが現実でしょう。
押すだけで倒れこみギブアップする犯人。
刺股は先端の形状を利用して、相手を壁などに押さえ込む道具です。地面で確保するなら真上から地面に対して刺股を押し当てるのが正解です。しかも腹部をポンと押しただけで地面に転がり苦しそうにもがく犯人さん。。
完璧な訓練だと自画自賛する関係者
これでもう安心です。のような感じでコメントしていましたが、本気で言っているのでしょうか。
訓練をする場合、犯人は悪意を持って侵入してきていることを前提とするのは常識です。特に今回の新幹線3人死傷事件を受けてということであれば、なおさら想定される犯人は逮捕や厳罰を恐れない狂気じみた犯人像にするべきでしょう。おとなしく動かない犯人役を相手にして、訓練と言えるのでしょうか?
さらに、刺股でポンと押されるだけで倒れ込み苦痛で立ち上がれないような演技。訓練の台本通りなのでしょうが、現実とかけ離れ過ぎています。
本気で抵抗する犯人を演じきれないのなら、代わりに私が犯人役をしましょうか?いやほんと。
このような茶番の訓練を、警察も参加して行うことに、警察の現実感の無さと形式通りの訓練で済ませようとする事なかれ主義を感じます。ああ、やっぱりね、という感じです。
最後の自画自賛の関係者コメントは、もう完全に大学のPRですね。私たちの大学は時事の事件に素早く対応したぞと。茶番に気がつかないのか、茶番でも視聴者にはわからないだろうと甘く見ているのか。警察も同じです。訓練に警官まで派遣しておいてこの茶番劇。警察もこれは防犯活動に協力してるっていうPRでしょう。
今回の茶番劇と警察を含めた大学側の対応に感じたのは、これは結局のところ、新幹線3人死傷事件を踏まえるどころか、究極の他人事としてそれぞれが単なるPRをしたに過ぎないということ。
これを放送するテレビ局だってどうかと思います。全く非現実的な訓練だということは撮影しててわかっただろうに。
訓練は可能な限り現実に近づけないと意味がありません。殺人を犯し逮捕も死刑も恐れないような凶悪な犯人を想定するなら、犯人役だって全力で暴れ、抵抗しないと意味がありません。
こんなことわざわざ言わなくたってわかりますよね。
今回の形だけで済ませる防犯訓練。
訓練をしたことをテレビでアピールすることには成功したのでしょうが、実は究極の無責任なのかもしれないと思ったのは私だけでしょうか。。
新幹線3人死傷事件では皆さんがそれぞれ思うところがあったと思います。
もし何かに備えたり、訓練をしようと思うなら、現実をしっかりと想定してよく考えましょう。