KSP

firefox

お客様からカード決済画面に進めないとのご指摘を受けました。

調査の結果、パソコンからfirefoxブラウザで当店サイトをご利用された場合、カード決済画面に進めないことを確認しました。

当サイトをパソコンでご利用の方

以下のブラウザではご注文時にカード決済画面が開かない現象を確認しました。

  • Winsows+firefoxブラウザ

現在問題解決のため対応中です。

なお、windowsの場合、以下のブラウザでは正常にカード決済が出来ることを確認済みです。

  • Windows+IE(インターネットエクスプローラ)
  • Windows+Edge(エッジ)
  • Windows+Chrome(クローム)

大変お手数ではございますが、windowsのパソコンでfirefoxブラウザを利用されている方は、ご注文の際には上記確認済みブラウザをご利用いただけますようお願いいたします。

当サイトをスマートフォンでご利用の方

スマートフォンをご利用の方は、スマートフォン標準搭載のブラウザまたはchromeであれば、当店サイトの全ての機能を問題なくご利用いただけます。

なお、よくある問題として、各種アプリ搭載のブラウザを使用した場合には機能が制限されていたり、ブラウザの振る舞いが独自である場合があります。

例えばtwitterやfacebook、instagramなどのアプリを使用してSNS閲覧中に、投稿記事内で紹介されたURLを開く時に、そのアプリが内蔵ブラウザでホームページを表示する場合があります。こうしたアプリ個々のケースでは、当サイトでは全ての動作を確認できておりませんし、実際にSNSアプリ搭載のブラウザで注文されてうまくいかなかったというお客様もおられます。

SNSアプリなどに搭載されているブラウザは、ページを見るだけであれば問題ありませんが、機能などはスマートフォン標準搭載のブラウザに比べると簡易版となっています。

当サイトばかりでなく、様々なwebサイトを見るだけでなく機能も使用する場合には、スマートフォン標準搭載のブラウザを利用することをお勧めします。

催涙スプレー,熊よけスプレー

催涙スプレーは熊に使用できるのか

催涙スプレーは人間に効果がありますが、熊を始めとした動物には使用できるのでしょうか?

このページでは催涙スプレーの適用対象の範囲について説明します。

※注意 このページの説明は、当店の催涙スプレーのような強力催涙スプレーを前提としています。弱い催涙スプレーは対象外なのでご注意ください。

催涙剤の成分

対人用の催涙スプレーが噴射する催涙剤は、一部の製品を除きほとんどの場合OCです。一般に販売されている熊よけスプレーの催涙剤も同様にOCです。(OCとはカプサイシンを主成分とした自然由来の刺激物で、トウガラシの辛みと同じ成分です。)

催涙剤の成分はOCを始めとして数種類存在しますが、OC催涙スプレーは人間だけでなく動物全般に効果があります。

効果が認められるのは人間を始め、熊、イノシシ、猿、犬など動物全般です。

どこに効くのか

催涙剤は刺激成分として粘膜に強く作用します。

具体的には目、鼻、喉です。

これは熊であっても同様です。

従って、熊に噴射する場合には顔面に向けて噴射します。

特に効くのは鼻

熊とはいえ何かが飛んでくると目をつむる可能性はあります。

そういった中で、確実に効果があるのは鼻です。

熊は特に嗅覚が鋭く、周囲の状況把握のために匂いを嗅ぎます。

そのため、催涙剤を浴びても同様に匂いを嗅ぐと考えられます。人間のように無意識に息を止めるようなことはないでしょう。

催涙剤は鼻の粘膜に付着しても強烈な激痛を引き起こします。

目への影響も避けられない

顔面に噴射剤を浴びた熊は、一瞬は目を守るため無意識に目をつむるかもしれません。

しかし、顔全体には毛が密集していますし、浴びた催涙剤はそのままが頭部全体に付着したままになります。そして、手で拭おうとしても熊の手では容易ではありません。

手で目を拭ったり、周囲にある木や枝に頭部を擦り付けて催涙剤を拭おうとするかもしれませんが、それは逆に毛に付着した催涙剤を目に運ぶ事になり、さらに痛みは増すはずです。

熊と人間の使用距離の違い

催涙スプレーを人に使用する場合の実際の距離は、およそ2m〜3mと考えられています。それより近ければ相手に腕を掴まれる可能性がありますし、それより遠ければ命中が難しく、相手の表情など悪意の確認が困難でしょう。

しかし、熊に対峙した場合の2〜3mは近すぎ、とても安全距離とは言えません。熊の場合は出来るだけ離れた状態でも撃退できるのが理想です。

熊への使用は噴射形態が大切

催涙スプレーは最大でも5m程しか噴射できません。

しかし、催涙スプレーには噴射形態によって違いがあります。

対人用はほぼ液状噴射のモデルが標準です。量が多い水鉄砲のようなイメージです。

それに対し熊よけスプレーは霧状噴射です。消火器のようなイメージで噴射し、長く大気中に滞留します。

この噴射形態の違いは大きな差となって現れます。

結果的に熊よけスプレーは、熊に直接浴びせるだけではなく、熊とこちらの間に煙幕を張るような使い勝手になります。漂う霧状の催涙剤の煙幕を吸い込んだ熊は激痛に襲われ退散します。

対人用の催涙スプレーにはこの煙幕を張るような使用が出来ません。水鉄砲のように噴射された催涙剤はそのまま地面に落ち、大気中にほとんど滞留しません。また、地面に落ちた催涙剤の熊への影響力はゼロです。

こういった噴射形態の違いから、熊よけスプレーは対人用催涙スプレーと比べると噴射形態が熊撃退に適しています。

対人用催涙スプレーは熊には効かないのか

対人用催涙スプレーが熊に効かないのかというと、決してそのようなことはありません。

熊よけスプレーも、対人用催涙スプレーも、噴射する催涙剤の成分は同じOCです。

従って、正確に熊の顔面に浴びせることが出来れば、対人用催涙スプレーでも熊よけスプレーと同様に効果があります。

ただし、対人用催涙スプレーの実用的な射的距離は2〜3mです。熊と対峙した時の2〜3mは近すぎます。また、対人用催涙スプレーは熊よけスプレー最大の特徴である煙幕を張るといった使用が出来ません。

つまり、対人用催涙スプレーは命中すれば熊を撃退できるが、それは現実的に難しいと言えます。

とはいえ非常時にあるとないでは雲泥の差

対人用催涙スプレーを熊に使用するのは困難とはいえ、非常時にあるとないでは大違いです。

もし熊に襲われて、噛み付かれている、押さえつけられているといった至近距離の場合、もし手元に催涙スプレーがあれば躊躇なく使用すべきです。顔面に浴びせることができれば、熊は退散します。

これが何も持っていない場合であれば、人間の力で難を逃れるのは至難の技でしょう。

日頃対人用として催涙スプレーを携帯している方は、万一の時には熊であっても使用出来ることを覚えておいてください。

熊用として考える場合には熊よけスプレーを

これまで述べてきた通り、対人用の催涙スプレーであっても、熊よけスプレーであっても、熊には効果があります。しかし、熊よけスプレーは熊の撃退に適している専用スプレーです。

よほどの事が無い限り、熊対策としては熊よけスプレーを選ぶようにしてください。

熊には熊よけスプレー、しかし万一催涙スプレーしかない場合は迷わず催涙スプレーを使用すること。そして、自分が持っている熊よけスプレーや催涙スプレーの噴射特性や使い方をしっかりと理解していること。それが万一の時に身を守れるかどうかの大きな違いになってきます。

近年では里山の縮小から市街地でも熊が出没するようになってきました。過去には熊による死亡例なども発生しています。もし襲われた際には撃退できるように、普段から熊よけスプレーを備えておきましょう。

追記  北海道のエゾヒグマについて

この項は北海道のみに生息するエゾヒグマに限定した内容です。北海道ではない方は読む必要はありません。

北海道のエゾヒグマには注意

  • 当店の熊よけスプレーはエゾヒグマ(北海道のみに生息する大型種)には使用できません。エゾヒグマにはヒグマ専用の熊よけスプレーを使用してください。当店はヒグマ専用の熊よけスプレーは販売しておりません。
  • ヒグマ用熊よけスプレーの催涙剤は非常に高濃度な劇物です。熊にも深刻なダメージを与え、人間が浴びると失明や皮膚のただれといった深刻な後遺症が残る恐れがあり大変危険です。エゾヒグマ以外には絶対に使用しないよう注意してください。
  • 北海道以外の地域、並びに北海道でもエゾヒグマの危険がない地域では、当店の熊よけスプレーの使用が最適です。

催涙スプレー

KSPが行っている催涙スプレー無料廃棄代行サービスは予想以上に好評で、沢山の方に利用いただいています。

KSPの催涙スプレー無料廃棄代行サービス

その際に、お電話やお手紙などで「他店購入の催涙スプレーまで無料で処分するなんて感激」という言葉を頻繁にいただきます。

無料のボランティアで、なおかつ本来なら受け付けない他店販売の催涙スプレーまで受け付けているのですから、不思議に思われるのも当然です。

今回は、なぜKSPがここまで徹底して催涙スプレー廃棄ボランティアをするのかを説明します。

噴射テストの時にふと思ったこと

催涙スプレー廃棄作業

ことのきっかけは、創業当初に行った催涙スプレーの噴射テストです。あまり深く考えずに催涙スプレーの噴射をしてみましたが、その威力の凄まじいこと。風向きも悪かったのか吸い込んでしまい、目と喉の痛みにパニックになったことを覚えています。

その時にふと思ったのが「これはお客様が捨てる時に大変だろうな。。」という事。

普通、スプレー缶は中身を空にして捨てなければなりません。でも催涙スプレーは消臭剤やヘアースプレーとは中身がまるで違います。穴を空けてとか、とりあえず噴射して空にしたくても、街中や、ましてや室内じゃ不可能に決まってる。

その時に、これはKSPが協力するしかないとはっきりと認識しました。

よし、催涙スプレーの無料廃棄代行をボランティアでやろう。

当時、他の護身用品店で催涙スプレーの捨てる時の事なんか言及しているショップは皆無でした。まさに売りっぱなし状態。それを目の当たりにし、護身用品の販売店として、お客様が困るに決まっている催涙スプレー廃棄問題を無視するのは許されない事だと確信しました。

あとは、KSPが販売したお客様の分だけ処分を引き受けるのか、それとも他店から購入されたものでも引き受けるのか、そこの問題だけでしたが、私に迷いはありませんでした。

やるからには徹底してボランティアをする。他店で購入された催涙スプレーであっても、廃棄に困ってるお客様を無視なんか出来るわけがない。それが護身用品専門店の社会的責任なんだ。

こうして、KSPの催涙スプレー無料廃棄代行サービスがスタートしました。

なんといっても喜ばれる

同梱されていた感謝のお手紙
▲感謝のお手紙には救われます。

催涙スプレー無料廃棄代行サービスを始めて程なく、全国の催涙スプレーの廃棄に困った方々から廃棄品が送られてくるようになりました。

ホームページでは「廃棄希望と記載したメモを同梱ください」とだけお願いしているのですが、中には丁寧に感謝と御礼のお手紙まで同梱してくれる方もおられました。

その内容は「とにかく催涙スプレーの廃棄に困っていたので助かりました」という趣旨がほとんどで、やはり思っていた通りなんだ、お役に立ててるんだという嬉しさがこみ上げました。

廃棄品として送ってくる催涙スプレーのほとんどは他店が販売したものです。でも、お客様には本当に喜んでいただけるし、護身用品専門店として日本で唯一、逃げずにしっかりと責任を果たしているという実感は、処分するこちらとしてもやり甲斐を感じています。

専門家としての知見が広がる効果も

このボランティアには意外な副産物がありました。

それは、国内のほぼ全てといっても過言ではない、ありとあらゆるショップが販売した催涙スプレーを見て、触れて、噴射できるということです。

その結果、専門家としての知見がすごく広がりました。いろいろな催涙スプレーのいいところ、悪いところ、販売した様々なショップの販売姿勢などなど、この廃棄ボランティアをしていなければ知り得なかった知識を沢山得ることができました。

見たこともない催涙スプレー
▲見たこともない棒のようが催涙スプレー。分解して徹底的に構造を解析。
何十年も前の催涙スプレー
▲何十年も前の催涙スプレー。こんな年代物は見れただけでも感動。
有効期限のない不審な催涙スプレー
▲有効期限の責任を放棄する無責任な販売店の催涙スプレー

知識は宝です。この催涙スプレーや他の販売店に関する様々な知識と経験が、現在のKSPに活かされています。どんな催涙スプレーが良いのか悪いのかだけでなく、どの販売店が無知なのか、無責任なのか。

こうして催涙スプレーの無料廃棄代行サービスは、お客様のお役に立てるだけでなく、護身用品や護身業界の知識が深まるという思わぬ副産物を生みました。

もちろん苦労も多い

もちろん良いことばかりではありません。

どんな作業でもコストは発生します。催涙スプレーの廃棄においても、それなりに時間がかかります。ある程度本数がまとまって行う廃棄作業は、3人がかりでも多い時には丸2日を要します。

廃棄作業をする人員はボランティアで行うわけではありませんから、当然ながら人件費がかかりますし、大量廃棄の後は少なからず催涙ガスの影響ですぐに元の作業に戻れないことだってあります。作業員だって決して楽しい作業ではないでしょう。苦労をかけています。

このように楽なことばかりではありませんが、それでも、やらなければならないという責任感に突き動かされてボランティアを継続しています。

残念ですが業者様依頼分は有料です

ボランティア開始当初、学校や自治体の納品業者様などから何度か大量の廃棄品を送ってきました。数百本から多い時で1000本を超える廃棄作業には大変苦労しました。

業者様からの大量の廃棄催涙スプレー
▲これはほんの一部。こんなのがぎっしり詰まった箱が何箱も。。

これらの業者様は、そもそも何らかの営業活動の結果廃棄品が発生しているはずです。この場合、廃棄費用は業者様の原価に組み入れられているはずであり、それは納入価格の一部だったり、次回案件受注の営業費だったり、なんらかの費用回収ができているはずです。

こういった理由から、業者様の事業上において発生した廃棄品は無料廃棄をお断りし、有料で引き受ける事になりました。

今度も可能な限り続けます

当店の催涙スプレー無料廃棄代行サービスは、いまや護身用品業界にはなくてはならないサービスになりました。

現在も全国の廃棄に困った方々から続々と廃棄品が届きます。そして一部の荷物には感謝の言葉が綴られたお手紙が入っています。

私も、スタッフも、そのお一人お一人のお言葉に支えられながら、頑張っています。

今後もKSPは、皆様のお役に立てる限りこのサービスを続けていきます。

熊よけスプレー

熊よけスプレーの飛行機への持ち込みについて

熊よけスプレーは飛行機に載せることは出来ません。

飛行機は、各航空会社ともに圧力スプレー缶の搭載が禁止となっています。熊よけスプレーも圧力缶スプレーに含まれるため、飛行機に載せることはできません。(実際に空港へ確認しました。)

機内持ち込みはもちろんのこと、手荷物預けもNGです。

ここでは熊よけスプレーを飛行機に載せられない理由と、飛行機を使わず旅先へ持って行く方法を説明します。

飛行機に載せられない理由

飛行機に載せられない理由は、高度の上昇による気圧の変化がスプレー缶の破裂を引き起こす恐れがあるという安全上の理由のようです。

実際には航空機は客室も貨物室も与圧され、気圧に大きな変化は生じません。

一見すると問題ないようにも感じますが、何よりも安全を重視する飛行機ですからこの点は仕方ないのかもしれません。

何かのトラブルで与圧ができなくなった場合、貨物室のスプレー缶が次々と破裂すれば、2次被害も起こりうるという事でしょう。

従って、熊よけスプレーは機内持ち込みも、手荷物預けもできません。

禁止されているのは熊よけスプレーのみに留まりません。圧力スプレー製品は殺虫剤、洗剤、塗料、化粧品などあらゆる製品が搭載禁止となっています。

客室についてはさらに、ハイジャック防止の観点からも持ち込みが禁止されています。

ポイント

飛行機は熊よけスプレーだけでなくスプレー缶は全部ダメ。

一部例外も

例外として、貨物専用機の中にはスプレー缶を搭載する便もあるようです。

貨物専用機なので乗客がいないという観点からの安全判断や、専用の機体構造などが関係しているものと思われます。

情報を得ている限りでは、国内便ではこのようなスプレー缶を搭載する貨物便はありません。

目的地に持って行く方法

遠征する場合などでは飛行機を利用することもあります。

このような場合には、熊よけスプレーだけを先に現地へ送っておく以外に方法はありません。

国内の運送会社は熊よけスプレーの配送自体は問題なく受け付けます。ただし、何も指定しないで発送すると飛行機便を使われてしまう可能性もありますので、発送する際には陸送を指定するように注意してください。陸送を指定すればトラックや貨物列車、船のような飛行機以外の方法で運んでもらえますし、特別に料金がかかるものでもありません。

なお、目的地が海外の場合には船便となるため、到着まである程度の日数を要します。早めに送っておくことをお勧めします。

熊よけスプレーは山行では必需品

遠征山歩きを楽しめるのも安全があってのことです。

また、山岳部での危険動物は熊だけではありません。

熊よけスプレーはイノシシや野犬にも使用できるので、どこの山に行く場合でも必須アイテムとして必ず携行することをお勧めします。

催涙スプレー

催涙スプレー持ち歩きのポイント

催涙スプレーはいつでも持ち歩きたい護身用品ですが、持ち歩きにはいくつか注意点があります。

今回は催涙スプレーを持ち歩く場合に知っておきたいポイントを5つ解説します。

法律面

催涙スプレーを持ち歩く時に心配になるのが法律面です。要するに合法なのか、違法なのかという点です。

結論から言うとグレーゾーンなわけですが、そこには法律の内容を見る人の立場の違いが大きく関係してきます。

護身用品の購入や所有は完全に合法です。しかし、護身用品が抵触する可能性のある唯一の法律があります。それが軽犯罪法の一部分です。

軽犯罪法は私たちの日常生活のルールを細かく定めた法律です。細かな規定が沢山あり、その中には「他人の家畜を驚かせてはならない」だとか、「行列には割り込んではならない」、「健康な人は働かねばならない」だといった、法律とは思えない内容も含まれています。

軽犯罪法を厳密に適用していては逮捕者が続出しますし、とても重罪と言えるものではないのも事実です。そのため軽犯罪法にはむやみに濫用してはならないという条件が付いています。それくらい軽犯罪法は軽微なものだと言えます。

この軽犯罪法の中に、「正当な理由なく武器などを持ち歩いてはならない」といった内容の一文があります。これが護身用品に関わる部分です。

軽犯罪法の歴史は古く、そもそもは日本が近代化をするにあたり、国民の文化レベルを引き上げることが目的と言われています。恐らく「正当な理由なく武器などを持ち歩いてはならない」という項目は、武士が刀を持ち歩くのを禁止した名残ではと考えられます。

この部分を現代に当てはめ、護身用品を武器と見立てて適用するのが、護身用品に軽犯罪法が関わってしまう理由です。

少し長くなりましたので、簡単に説明します。(詳しくは護身用品を持ち歩く心構えと警察・職務質問の対処方法をご覧ください。)

現在、護身用品の持ち歩きの際に軽犯罪法を適用するのかどうかの判断のポイントは、持ち歩く理由が正当かどうかです。(持ち歩くの言葉通り、自宅や私有地内であればまったく問題ありません。)

私たちは自分の命を守るために護身用品を持ち歩きます。しかし警察は、その理由を正当だと認めたがりません。その理由は恐らく2つ。一つは、自分での護身を認めると、警察が無能だと認める事になる威信の問題。もう一つは、護身の正当性を認め持ち歩きを許した後に悪用された場合の責任問題です。こういった理由で、警察はとにかく何かあれば110番すればいいのだから、一般市民は丸腰でいろと主張します。

軽犯罪法は逮捕されたりする法律ではありません。基本的に注意で済む法律です。

私たちが軽犯罪法をしっかりと理解し、もし質問されても「自分の命を守ることが正当だと判断している」と答えることが大切です。それでもいろいろな理由をつけてきて携帯を認めないと言われた場合には、その場では警察の指示に素直に従うとともに、後日、催涙スプレーはしっかりと返してもらいましょう。なんといっても所有は合法なのですから。

ちなみに、万一の時に正当防衛で催涙スプレーを使用したとしても、それを警察が咎めることはありません。有事の前に持っていたら認めたがらない、でも有事の際に使用した事実は問題視しない、これが警察の対応です。

誰かに襲われたとき、催涙スプレーで最低限身を守るほうがいいですか?それとも古い法律と警察のメンツを立て、襲われながら110番して警察を待ちますか?

最後は皆さんの「自分の命を守る事に対する価値観」の判断となります。

収納・携帯方法

催涙スプレーを持ち歩くのは護身のためです。

でも、いつ襲われるかなど誰にもわかりません。

つまり、催涙スプレーはいつでもすぐに使用できるような場所に入れて携帯するべきです。

例えば乱雑なカバンに放り込んだだけでは、いざ必要な時にすぐに取り出すことは出来ません。リュックに入れていれば、必要なときにリュックを降ろして取り出さなければなりません。

そういった手間を最小限にするために、催涙スプレーは出来るだけすぐに取り出せる場所に収納しておきましょう。バッグであれば、内ポケットの一つを催涙スプレー用として割り当てたり、衣服のポケットであれば、いつも同じ場所に入れておけば、万一の時にすぐに取り出して使用できます。

また、襲われる場所は明るい場所とは限りません。真っ暗な場所でも催涙スプレーをごそごそ探さないで済むように、よく考えて収納場所を決めてください。

天候

催涙スプレーは雨や雪の中でも使用できます。水に濡れて不具合が起きるような構造ではありません。

強風の下では噴射した催涙剤が曲がったり、逆にこちらに戻ってきたりする可能性があります。この強風というのは、ビュービューと吹きすさぶくらいの強風と考えて問題ありません。ほとんどの普通の風レベルでは催涙スプレーは問題なく使用できます。

温度

催涙スプレーの保管周囲温度は最高で40℃です。夏場のクルマの車内や屋外の物置などでは40℃を超える恐れがありますので、そういった場所では保管しないようにしてください。なお、温度が超えた場合に起こる現象の多くは液漏れです。

氷点下の低温では、催涙スプレーそのものに問題は起きませんが、ボタン付近に付着していた水分が凍結すると使用時にボタンが押せなくなる可能性があります。注意してください。

これらの高温、低温問題を意識せず済む方法は、常に身近に置いておくことです。バッグやポケットに入れておき、常に人がいる環境下に置いておけば、温度による問題は起きません。

衝撃

催涙スプレーとはいえ本体は金属の缶なので、強い衝撃や圧力をかけると凹む可能性があります。また衝撃の場所によっては圧力缶のシールが壊れたり、ノズルが壊れたりする可能性があります。

投げる、落とす、踏むといった強い力が加わらないように気を付けてください。

なお、身に付けて走ったり、運動したり、自転車やオートバイに乗ったりするレベルの衝撃は、全く問題ありません。

最後に

長くなりましたが、催涙スプレーの持ち歩きの時に知っておきたい内容を解説しました。

催涙スプレーは基本的に持ち歩くことを前提としているので、異常な使い方でなければ、持ち歩き時に特別意識したり注意したりする必要はありません。ご安心ください。

催涙スプレー

催涙スプレーはホームセンターで買えるのか

催涙スプレーがホームセンターで売ってたらいいのに。って考えたことありませんか?

でも、実際のところ催涙スプレーはホームセンターでは売っていません。

うーん、これはいまいち正確じゃないか。

正確には、過去にホームセンターで一度だけ見たことがあります。でも、それもすぐに見かけなくなり、それきりホームセンターで催涙スプレーは一度も見たことがありません。

催涙スプレーをホームセンターで探すのは諦める事をお勧めします。

いったいなぜなのか?その理由を、護身用品専門家としての目線で考えてみましょう。

催涙スプレーは公序良俗に反するという根強い固定観念

催涙スプレーは護身用品。身を守るために使うもの。これは常識なのですが、護身用品全体が過去に悪用されてきたという経緯も無視はできません。

催涙スプレーやスタンガンは相手に怪我をさせない安全な武器なのですが、それでも武器は武器。残念ながら強盗や暴力に使用されてしまうケースも存在します。

こういった理由からか、一般的に護身用品は公序良俗に反するというイメージが付きまといます。なのでamazonでも、楽天やYahoo!ショッピングでも販売はNG。(これらのサイトで販売しているショップは規約違反を知ってての確信犯なのでご注意を!)

護身用品は悪いものだとうイメージが、催涙スプレーをホームセンターで扱わない要因の一つではとみています。

護身用品の販売には高度な専門知識が必要

護身用品の販売には使用方法、メリット、デメリット、各護身用品の特徴などを熟知した専門家が必要です。

護身用品は普通の日用品と違い、万一の時に人の生死を左右する重要なアイテムです。そのため、販売時には聞かれなくても説明すべき注意点や補足説明などが沢山あります。これらは、とてもホームセンターの店員さんに対応しきれるものではありません。

こういった専門家の不足も、ホームセンターが責任を持って護身用品を販売できない要因となっていると想像できます。

PS
一部の店舗販売をする護身用品ショップには、このホームセンターレベルの接客しかできないショップもあるようです。お客様から延々と愚痴を聞かされたことがあります。護身用品ショップの店員=専門家ではないというところが苦笑してしまいますが、実在ショップです。皆さん気を付けましょう。

悪用の阻止が難しい

先にも説明した通り、護身用品の販売は常に悪用との戦いでもあります。だれにでも構わずほいほいと売っていれば、それは悪用もなくなる訳がありません。

そのため意識の高いショップでは、販売数よりも悪用防止を重視し、身分証明書を確認したり、悪用しないなどの誓約事項に同意を求めたりと自主的な悪用防止対策に乗り出しています。(当店ももちろん実施しています)

ホームセンターの場合、多くのお客様を相手に大量の商品を販売しなければなりません。護身用品の悪用防止のための措置は個別対応に時間が必要であり、人件費の問題にもなってくるはずです。

悪用防止に十分な対策を講じることが出来ない。なおかつ企業として無責任に護身用品を販売できいない。といった理由からもホームセンターでの販売は難しいのではと考えられます。

過去に一度だけホームセンターで見たことがある催涙スプレー

これだけは言わせてください。

過去に一度だけホームセンターで見たことがある催涙スプレーは。。

ひどいおもちゃでした。

偶然にもそれを見かける前、当店の問屋さんが新商品と言って持ってきていました。

その時にもらったサンプルを試してみましたが、それはもうひどいシロモノで。。

射程距離は、うーん、30cmくらい?香水みたいにワンプッシュでシュっと霧状に噴射。試しに霧に顔を突っ込んでみましたが、刺激が薄くてもう最悪。。速攻で取扱をお断りしました。

画像をそのまま載せてもアレなのですが、だからといって注意喚起しないのもまたアレなので、下手な絵ですがイメージ載せときます。

▲怖いくらいに効かない催涙スプレーのイメージ図。実はこれ、ネットでも売ってのを見かけるから驚き。

これがホームセンターで一時的でも売っていたというのは、オモチャとしてなのか?確かレジ横に駄菓子と一緒に並んでました。。

催涙スプレーは本当にピンキリなので、皆さんが思っている以上にピンキリなので、気を付けてくださいね。ここ大事!

結論 ホームセンターでは売ってないし、あっても買ってはダメ

結局のところ、護身用品の専門家である私から見た上では、催涙スプレーや護身用品の販売はホームセンターでは無理です。

ホームセンターで販売するとなると、途方も無く無責任な販売か、おもちゃ100%の催涙スプレーもどきか、どちらかになってしまう。

なので催涙スプレーは護身用品専門店で買うこと。本当に自分の身を守りたければ、それが鉄則になります。通販になってしまうでしょうが、それでも確かな本物でなければ、相手を確実に撃退など出来ません。

残念ですが、ホームセンターでの購入は諦めることをお勧めします。

催涙スプレー

催涙スプレーは護身用品の基本


催涙スプレーは護身用品の基本です。そして最低限必須アイテムです。誰がなんと言おうとこれだけは譲れませんし、今や護身用品業界では常識となっています。(元は私が言い出したのですが、今やネットのあちこちで目にしますね。)

どんな人でも、最低限持っていて欲しい護身用品が催涙スプレーです。

なぜKSPが、店長の私が、口がすっぱくなるほど繰り返し言うのか、今回はその理由を説明します。

理由1 圧倒的な効果と持続時間、そして安全性

まず真っ先に言いたいのがこれ。圧倒的な効果です。

催涙スプレー顔面に食らったときの痛みといえばそれはもう。。

骨折を始めとして、バイクの事故も何度となく経験してきた私からしても、そんなものとは比較にならない程の強烈な痛みです。

催涙って涙を催すと書きます。つまり目が痛くて涙が止まらず、目も開かないんだろうなと想像しますよね?ところが実際に実験でわかったのは、顔面全体の耐えられない激痛。どう表現したらいいんだろう。顔面全体の皮を剥いで、むき出しになった部分を爪でがりがり引っ掻かれているうような?もちろんそんな経験ないけども、言葉で表現するとそれくらの激痛。目が痛いとか、鼻が痛いとか、そんなのを超越して、ただひたすら顔全体の激痛にもがき苦しむしかありませんでした。そして、この実験の時に初めて「人間は痛みで立ち上がれなくなるんだ」と思い知りました。

催涙スプレーの圧倒的な効果とは、この激痛です。目が開かないどころではなく、激痛で立っていることも出来なくなり、どんな人間でも倒れて呻くしか出来なくなる。これが催涙スプレーの圧倒的な効果です。

そして、忘れてならないのが驚異的な持続時間。

冷水を大量に用意し、万全の手当の体勢で臨んだ実験でも、痛みでパニックになりひたすら苦しみ、なんとか考えたり出来るようになるまで20分近くかかりました。もちろん時間は後から動画で計測したのでわかったのですが、当事者としては永遠とも思える時間でした。これは、手当の用意がない環境では優に30分以上は継続すると考えて間違いありません。世の中の護身用品に、相手を確実に30分以上も行動不能に出来る護身用品は催涙スプレー以外には存在しません。行動不能の時間とは、つまりは自分が逃げるための時間が得られるということです。

さらに安全性も忘れてはなりません。当店の催涙スプレーは(世の中には安全でない催涙スプレーもあるので、ここでは「当店の」としておきます)、私自身でも実験済みで安全性も確かです。相手に深刻な怪我や後遺症を与えず安全で、なおかつ並外れた激痛を与えるというところも催涙スプレーの大きな特徴です。

(注意)世の中には効果のない弱い催涙スプレーも大量に流通しています。この章の説明はあくまで当店の催涙スプレーに限ったものなのでご注意ください。

理由2 誰でも簡単に使いこなせる

使い方は簡単
▲ボタンを押すだけで使い方は簡単

誰でもすぐに使いこなせるという点も催涙スプレーの大きな特徴です。

催涙スプレーとはいえ基本はスプレー製品です。ボタンを押せば噴射するという単純な構造で、誰もが迷うことなく直感的に使用できます。

催涙スプレーは、噴射をする前に必ず安全装置を解除しなければボタンが押せませんが、その安全装置の構造もしっかりと選べば、実際の使用は女性からお年寄りまで、誰でも迷うことなく簡単です。

理由3 離れていても使用できる

▲催涙スプレーは離れていても使用できる唯一の護身用品

催涙スプレーは相手から離れた状態で使用でき、相手を行動不能にできる唯一の護身用品です。この離れて使用出来るというメリットは計り知れません。

誰でも襲ってくる犯人に近づきたいとは思いません。それが凶器を持っている相手ならなおさらです。催涙スプレーは催涙液を相手に向かって噴射するので、相手に近づく必要がありません。

当店の催涙スプレーでは屋外の風の中でも3mは余裕で直線噴射し、最大では5m近くまでも到達します。相手から離れていれる安全性は大きく、これも催涙スプレーの大きな特徴です。

理由4 小さく軽い

手の平サイズで軽く携帯の負担にならない催涙スプレー
▲手の平サイズで重さも軽い

護身用品の大きさは、普段の携帯時に大きく影響します。大きくかさばる護身用品は邪魔で携帯が面倒になり、最終的には持ち歩かなくなる可能性があります。無理して持ち歩いても、ストレスを感じれば日常生活に支障をきたします。催涙スプレーは強力で確実なのに、とても小さく軽量です。普段の生活では全くストレスにならず、万が一の時には強力な威力は発揮する、いいこと尽くめです。

欠点もしっかり把握しよう

催涙スプレーには数多くの利点がありますが、欠点もあります。

まず、相手の顔面に浴びせないといけない点です。相手の顔面に命中しなければ全く効果がありません。このため、暗闇や背後の相手に対しては狙いを外し易く不利になります。

次が性能の問題。世の中には驚くほど効果の弱い催涙スプレーが大量に出回っています。もしこういった催涙スプレーを買ってしまうと、万が一の時に役に立たず、大変な結果を招きます。催涙スプレーは根拠の確かなものを、信頼のおけるショップで購入することが鉄則です。

そして有効期限があるとう点。催涙スプレーは噴射剤と催涙液が封入された圧力缶スプレーであり、他のスプレー製品の例に漏れず使用期限があります。この使用期限をしっかりと把握しておくことはもちろん、もっと大きな問題は、使用期限をいい加減に表示している製品が多いことです。確実な有効期限の管理のためには信頼のできるショップで購入するしか方法はありません。

それでも催涙スプレーは護身用品の必須アイテムです

催涙スプレーの利点、欠点、注意点をいろいろと解説しましたが、それでも当店のようなちゃんとした催涙スプレー(本当にショップによってバラつきが大きいので、改めて「当店の」と付けさせてもらいました)は、どんな護身用品より何倍も価値があります。

手の平サイズでスマートフォンよりもずっと小さく、でもどんな相手に襲われても確実に30分以上立ち上がれなくさせられる。まるで夢のようなアイテムです。

護身用品は何がいいかな?と迷う場合もあるとは思います。催涙スプレーだけでは対処しきれないシーンだって僅かですがあり得ます。それでも私は、護身用品専門家として胸を張って最初にお勧めするのは催涙スプレーです。

皆さんも護身用品を検討するときは、まずは催涙スプレーを基本として検討していくことを強くお勧めします。

KSP

お客様からの感想や声は、いただく度にKSPサイトのお客様の声に掲載しています。

やらせもサクラもない、正真正銘のお客様の感想です。

今回はそういった声の中でも特に嬉しいお手紙をご紹介。

当店の人気サービスの催涙スプレーの無料廃棄代行を利用されたお客様ですが、廃棄品は数年前に当店で購入され、有効期限を迎えた催涙スプレーでした。

それだけでも嬉しいのですが、ご丁寧にお手紙が同梱されており、当店の護身用品が日々のお守りとしてお役に立てているとのこと。護身用品専門店としてこれほど嬉しい言葉はありません。

当店は日頃から、護身用品は消火器のようなものだと説明しています。火事なんて起きないだろうからと消火器を備えない人はいません。それは万に一つでも火事が起きれば、消火器がないと大惨事になるからです。

護身用品もこれと同じで、万が一のときに護身用品がないと身の守りようがありません。もしかしたら一生使わないかもしれない、でも万一を考えると必ず必要なもの。それが消火器と護身用品です。

でも、今回のお手紙のように、護身用品を「お守り」という優しい言葉で表現される、その感覚もとても感銘を受けました。その通り、万一の時には確実に守ってくれる、頼れるお守りそのものですね。

今回のお客様の声は、KSPサイトでも公開しました。よければご覧ください。

日々のお守りとして非常に役立っています(287人目)

その他、多数のお客様の声を掲載しています。もちろん全て本物の声です!(やらせっぽい感想を掲載するサイトが蔓延しているので、ここは声を大にして・・苦笑)

>>お客様の声

お客様の感想はKSPの宝物です。

皆様ももしよければ、感想など送ってください。是非お待ちしています。

>>感想はこちらまで

KSP

護身用品人気ランキング

12月度の護身用品人気ランキングBEST5を公開しました!

護身用品人気ランキングは、護身用品専門店KSPが、毎月の実際の護身用品販売実績からランキングした、正真正銘の人気ランキングです。

当店のランキングは、巷で言われているような「ショップが売りたい商品を勝手に並べただけ」のランキングとは訳が違います。

実際に販売した護身用品を集計し、ランキングしているため、その月の社会情勢や出来事なども色濃く反映されます。

そのため、人気商品の順位は毎月変化しますし、一番人気の商品が長期欠品すれば、あっという間に圏外に落ちたりします。

当店の人気ランキングこそが、今日本で売れている護身用品のランキングと思って間違いありません。

護身用品には沢山の種類やタイプがあり、迷う方もいると思います。護身用品ご購入の際には、是非当店の最新人気ランキングも参考にしてみてください。

12月度のKSP護身用品人気ランキングBEST5

催涙スプレー

廃棄処理待ちの催涙スプレー
▲廃棄処理待ちの催涙スプレー

事業上で発生した廃棄催涙スプレーの処分代行は有料です。これは突然有料になったわけではなく、個別事案としてこれまでも有料で請けていました。

(写真は現在倉庫で廃棄待ちの催涙スプレー。この催涙スプレーには注意その1で紹介した例の催涙スプレーがゴロゴロ混じってますね。)

なぜ一般の廃棄代行は無料なのに、事業上の廃棄品は有料なのか?その理由は簡単です。

一般の方々は、身を守る必要があって催涙スプレーを購入され、そして有効期限を迎えたり、不要となったときに廃棄方法に困ります。ほぼ全員が困ります。これは催涙スプレーを販売している護身用品専門店として自信を持って言えます。そこで、専門店として一肌脱ぎ、ボランティアとして貢献しようじゃないかというのが催涙スプレー無料廃棄代行サービスの原点です。

ところが事業者の場合には少し事情が違います。事業者の場合には、何らかの営業活動の一環として大量の廃棄催涙スプレーが発生する訳です。例えば、◯◯を受注するために既存の古い催涙スプレーの引き取りが条件となったり、催涙スプレーの廃棄を無料で請けて次の受注に繋げる営業活動だったり、納品時に将来の廃棄処分まで同時に請けていたり、などなどです。

こういった営業活動上発生した廃棄催涙スプレーを、ボランティアとして無料で処分して欲しいと言われても、やはりそこは違うわけです。そういった事業者様は、事業の利益に繋がる一環として廃棄催涙スプレーを引き受けたのであれば、それを実際に処分するコストも当然ながら受け入れるべきです。

催涙スプレーの廃棄とはいえ、ボランティアで行っている当店でも、それなりの人件費をかけて作業を行っています。それは一重に、催涙スプレーの廃棄にお困りの方のため、そして催涙スプレーを販売している護身用品専門店として、売りっぱなしではなく処分にも責任があると考えるからです。他店で購入した催涙スプレーですら無償で処分するとか凄くないですか?

大変喜ばれ、今後も絶対に続けていきたいボランティア活動だし、そのためにかかるコストはなんとか吸収しながらこれまで続けてきました。こういった事情だし、事業者様には廃棄品が発生するに足る利益も勘案されることから、事業者様の案件や、大量廃棄の案件では正当に人件費をいただいています。

有料の場合の処分コストは催涙スプレー1本当たり小型のもので200円前後、大型のもので500円前後です。これは人件費として妥当な価格です。

各事業者様は、催涙スプレーの処分時のコストも催涙スプレーの原価(または催涙スプレーの廃棄を含めて受注する案件の原価)に事前に含めておくことをお勧めします。

なお、当店から購入された事業者様に限り処分も無料で引き受けますのでご安心ください。