とくダネ!(フジテレビ)にちょっとだけ出ましたよ!
今朝のとくダネで、恐らくは催涙スプレーを悪用したという事件が報道されていました。
歩行中の女性に何らかのスプレーをかけ、そのまま逃げたという事件でした。
何気なく(というか悪用という点について怒りに満ちて)テレビを見ていると、なんと、「専門家に意見をお聞きしました」という案内とともに、私のフリップが出てきた!そしていろいろと私の意見を紹介している!本当にビックリでした。
実は放送前日の昨日、とくダネ!の製作部から催涙スプレーについての電話質問を受けていました。
催涙スプレーがかかるとどうなるのか?ヤケドをするのか?症状に起因してどのような可能性があるのか?
専門家の意見を聞きたいとのことだったので、丁寧に回答していたところ、今日の放送に至るというわけです。
制作側は「大きく取りあげなくてすみません。」と言っていましたが、それでも専門家として護身用品店を代表して意見を紹介されるのは嬉しいものです。報道番組に専門家としてコメントを使ってもらえたことを、とても嬉しく思う反面、責任感で身が引き締まる思いでした。
これからも、数少ない護身用品の専門家として、正しく護身用品や護身の知識を国内の皆様に知って頂き、身の安全にお役立ていただけるよう全力で取り組んでいきます!
ちなみに。。。
今回の事件が護身用品の悪用であれば、絶対に許せない行為です。(怒)
今のことろ警察からの協力要請はありませんので、当店のお客様には関係のないことかもしれません。
当店では日本護身用品協会の販売規則に沿って、護身用品販売時に誓約事項への同意と、身分証明書の確認を行っています。
こういった規約を理解し、納得して購入されるお客様に悪用される方など皆無です。
その点では安心しているのですが(販売した護身用品の悪用など考えるだけで恐ろしいものです)、それでも
犯人は犯人で、護身用品をどこかで購入しているわけで、どこかの販売店が悪用する目的を持ったお客様に護身用品を販売したという事実に変わりはありません。
当店とは違い、売れれば誰にでも売るという護身用品店は全国に星の数ほどあり、日本護身用品協会にも加盟していない販売店が、今現在も護身用品を無差別に販売している現実を考えると胸が痛くなります。
もちろんどんな道具でも悪用できますし、悪用する犯人が一番悪いんです。でも、販売店がしっかりとした志と責任感を持てば、悪用者への販売を未然に防ぐことだって可能なんです。それこそが社会貢献であり、一般の皆様の安全を守るという事ではないかと思います。
売れれば人殺しに使われても知ったことではない、といった販売手法は成熟度が未熟な社会での理屈です。と私は思います。日本は先進国の中でも成熟した物質面でも精神面でも進んだ先進社会です。私たちは世界に誇れる文化と社会をもって、世界の手本となっています。
護身用品の業界は、先進国日本においては業界的に未熟であり、護身用品の取扱いに相応しいとはいえない販売店が多数存在します。
そういった販売店さんも、そろそろ社会貢献と安全の本質に目を向け、日本護身用品協会に加盟するなど、真の護身用品専門家として1日でも早く成長することを心から願っています。
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