amazonのスタンガン、催涙スプレー、特殊警棒には要注意!

2017年9月11日

amazonの護身用品は要注意

amazonでは護身用品の販売を禁止しているって知っていましたか?

amazonでスタンガンや催涙スプレー、特殊警棒などの護身用品を売っているのをたまに見かけます。

amazonだから安心と誤解して、amazonで護身用品を購入された方もいるかもしれませんね。

なぜ禁止なはずの護身用品が販売されているのか。今回は、amazonで販売されている護身用品について、そのからくりを説明します。

amazonの護身用品は絶対に買わないように注意しましょう。

amazonで購入しても販売者がamazonとは限らない

まずはamazonの販売商品の基本から。

amazonのサイトで販売されている商品って、全てamazonが自ら販売しているわけではないって知っていましたか?

実は、amazonは「マーケットプレイス」という仕組みによって、amazonで商品を売りたい業者が参加して、自分の商品を販売できるようになっています。

ざっくり言うと、amazonは沢山のお店が集まっているショッピングモールのようなもの。だから、amazonで買ったからといって、その商品をamazon自身が販売したとは限らない。もしかしたら別の業者から買ったのかもしれません。

商品をamazonが販売しているのか、単なる業者が販売しているのかは、商品ページの出品者を見ればわかります。出品者がamazonなのか別業者なのかでは信頼度が全く違いますよね。

自分はいったい誰から商品を買っているのか、これをしっかりと意識しながらamazonを利用しましょう。

amazonでは護身用品の販売(出品)を禁止している

amazonでは、スタンガンや催涙スプレー、特殊警棒などの護身用品の出品を禁止しています。amazonのマーケットプレイス出品規約によって明確に禁じています。

出品規約によって出品が禁じられている商品には、護身用品の他に武器類全般や医薬品、ペットなど生き物、アダルト商品などがあります。悪用の恐れがあったり、一般的に公序良俗に反すると考えられるものが禁止されています。

護身用品についても、amazonでは身分証明書の確認や年齢確認、悪用しない誓約事項への同意といった手続きの仕組みがありませんので、販売すると悪用を防止できないとの判断なのでしょう。

出品禁止を無視して出品する業者の存在

amazonでは護身用品の出品(販売)は禁止です。規約違反になります。

だからもちろんamazon自体は護身用品の出品を行いません。

ではなぜ護身用品がamazonで出品され販売されてるのか。それは、規約違反を無視して護身用品を出品する業者がいるためです。

amazonからの情報では、規約違反商品の出品状態については定期的にパトロールを行い対処しているが、対処が追いつかないイタチごっこの状態とのことです。

amazonで護身用品を買うということはルール無視の業者から買うということ

もうおわかりだと思いますが、これまで述べてきたのがamazonの現状です。

そして、このような状態のamazonから護身用品を買うということは、規約違反の無視など意に介さない、低モラルの業者から買うということと同義です。

ここが一番大切なポイントです。

ただでさえオモチャのような商品が氾濫する護身用品の中において、あなたはこのような自己中心的でモラルもなにもない業者が出品している護身用品を、本当に信用することができますか?

人の命を守ることに全力を注いでいる業者であれば、このように自分勝手で他の企業に迷惑をかける行為ができるでしょうか?

amazonで護身用品を販売している業者は、護身用品のプロフェッショナルではないばかりか、社会的モラルも軽視しており、己の行為に無責任であると自ら証明しているようなものです。このような業者が、購入者に対して誠実でいられるでしょうか?

護身用品は命を守る大切な道具です。こういった失敗が許されない重要な買い物をするときには「どういった販売者から買うのか、その販売者は信頼できるのか」という点も、しっかりと考慮しましょう。

最後に

今回はamazonで護身用品を購入する危険性について説明しました。

皆さんの中にはamazonで買えば安心と思い込んでいる方もいるかもしれません。そういった方はこれを機に「amazonというショッピングモールで自分は誰から買っているのか」を意識しながらショッピングを楽しみましょう。

くれぐれもamazonで護身用品を購入しないように注意してください。

あとがき

amazonで護身用品を見かけたら、その時にひとつだけ役に立つ情報が得られます。

それは「出品者は誰なのか」です。

護身用品の出品業者を意識することで、少なくとも悪質な業者の名前を覚えることができます。そうすれば、以後のショッピングにおいて悪質な業者から商品を買ってしまう失敗を回避することができますね。

それではみなさん、良いショッピングライフを(^-^)

KSP

Posted by KSP店長 白石