他人事ではない 実際のクルマでの交通トラブルと対処方法

2017年10月12日

交通トラブルと護身用品

今年6月に発生した死亡事故で、その原因が交通トラブルにあったのではないかと話題になっています。

ワゴン車追突され2人死亡 別の車が進路妨害か

10月10日

 ことし6月、神奈川県内の東名高速道路でワゴン車がトラックに追突され、乗っていた夫婦が死亡した事故で、事故の直前、ワゴン車が別の乗用車に進路を塞がれていた疑いがあることが、警察への取材でわかりました。その直後に事故が起きていて、警察は車の進路妨害が事故につながった疑いがあると見て調べています。

この後に事件の続報があり、被害者のクルマの進路を塞いで路上に停車させたクルマの運転手は、手前のパーキングエリアで注意をされたことに腹を立て、進路妨害を行い事故の原因を作ったことを認めているようです。

決して許される行為ではありません。

今回は、クルマの運転中における路上トラブルと身の安全について考えてみましょう。

クルマの路上トラブルの恐ろしさ

今回の事件からも、路上での人間トラブルが死亡事故をも招くという恐ろしさがよくわかります。

パーキングエリアで注意され、腹を立てた容疑者は、クルマで執拗に被害者を追い立てたり、進路妨害といった危険行為を繰り返し、あげくの果てには高速道路の追い越し車線で被害者のクルマを停車させ、さらに被害者の車のドアを開け、胸ぐらを掴んでいたようです。

被害者の方がどれほど恐ろしかったか、想像に難くありません。

当店の相談でも多いクルマ同士の人間トラブル

実は当店に寄せられる相談においても、クルマの運転中に他のクルマとトラブルになり、護身用品の必要性を感じたという方が多くおられます。

具体的には、相手に怒鳴られたり、執拗に追いかけられたり、幅寄せなどの妨害をされたり、クルマから降りろと窓やドアを叩かれたり、といった行為を受けたというものです。

私も過去に、暴走族に追いかけられた怖い経験があります。こちらの記事で詳しく書きました。

日本はクルマ社会です。いざ道路に出れば、沢山のクルマが走行していますが、それを運転しているのは個々の人間です。怒りっぽい人や、暴力的な人も一定数含まれていて当然です。

道路では、いつ他人とトラブルになるかわからない。そう考えてなければいけません。

クルマの中であれば安全なのか

もしトラブルになっても、クルマから降りなければ安全だろうという考えもあります。

それは確かに、その場では最低限の安全を確保できるかもしれません。普通の歩行時と違い、クルマに乗っている以上は、カギさえかけていればすぐに危険は及ばないかもしれません。

しかし、クルマは目立つ乗り物です。トラブルの相手は執拗に追い回すかもしれないし、ナンバーを覚えて探し回るかもしれません。

実際に当店への相談例でも、相手が前に割り込んでクルマを動けなくして、それから降車してクルマの運転席まで来て怒鳴る、といった事例が数多く報告されています。

こういった時に、激高した相手がガラズを割ってしまうと、もう逃げ場はありません。

クルマの中であれば100%安全とは言い切れないということです。

万が一の時に身を守る手段を

このようなトラブルを想定し、クルマのトランクにバットやゴルフクラブや木刀を入れていたという方もいます。

でも、このような物で、本当に相手に太刀打ちできるでしょうか?

長くてクルマの中では使い物ならないバットやゴルフクラブや木刀は、当然ながら乗車中は使用できません。だからといってそれらを持って、クルマの外に出るのも危険です。中途半端な使用は、相手を逆上させることに繋がるし、もし相手に奪われてしまうと最悪です。

クルマ同士の人間トラブルに備えるなら、クルマから降りずに使用できる護身用品が最適です。

まずは相手が何をしようとも決してドアや窓を開けない。そのまま110番して警察が来るまで15分間待ちましょう。

しかし、その間に相手が一線を越え、窓を割るなどで自分の身に危険が迫ったら、その時は乗車したまま相手に催涙スプレーを浴びせるのが一番確かな方法です。

このような状況で最適なのは、万能タイプの催涙スプレーF-605が最適です。

これ1本さえあれば、自分の身を確実に守り抜くことができます。

交通トラブルで進路を塞がれ、逃げようがない場合には、まずは110番し、警察の到着までの15分間は催涙スプレーで自分の安全を確保する。これこそがベストな交通トラブル対策方法です。

最後に

クルマを運転し、公道に出る限り、交通トラブルは他人事ではありません。

暴力的な性格の人や、激高する性格の人だってクルマを運転する以上、いつそういった人とトラブルになるかわからないからです。

相手と一対一で対峙したときに、自分だけの力で最低限身を守らなければならないのは、クルマを運転中も同じです。

実は頻繁に発生している交通トラブルについて、他人事ではないと認識し、しっかりと備えておきましょう。