護身・防犯コラム

コンビニ強盗
写真はイメージです

西日本豪雨の被災地で、被災者を狙った犯罪が発生したようです。被災地のコンビニATMが狙われました。

男ら3人を逮捕 豪雨被害のコンビニで窃盗未遂

 今回の豪雨で被災した岡山県内のコンビニエンスストアから現金を盗もうとしたとして、男ら3人が逮捕されました。

 窃盗未遂や建造物侵入の疑いで逮捕された岡山県倉敷市の建設業・杉本一史容疑者(22)と19歳の少年2人は、9日午前11時半から10日午前4時ごろまでの間に岡山県高梁市のコンビニに侵入し、店にあったATMをこじ開けて現金を盗もうとした疑いです。このコンビニは豪雨による浸水被害で店を閉めていて、当時は無人でした。警備会社からの110番通報で事件が発覚したもので、調べに対して少年2人は容疑を認め、杉本容疑者は「事実と違う」と否認しています。

出典:テレ朝ニュース

東日本大震災でもそうでしたが、大きな災害の後には必ず被災者を狙った犯罪が発生します。

ただでさえ災害で大きな痛手を受けた被災者から、追い打ちをかけるように窃盗を行うこのような犯罪は許せません。

犯罪者は善悪の観念がありませんし、良心の欠けらもありません。洪水や津波、原発事故などで被災者が避難をすると、今がチャンスとばかりに空き巣を働きます。特に大きな災害の後は通信網や交通網も寸断され、110番が機能しなくなることがあります。こういった社会の弱みにつけ込むのが災害時の犯罪者たちです。

東日本大震災では、マスコミは災害の被害ばかりを取り上げました。しかし、その裏では治安の急速な悪化があり、沢山の被災者の方々が自己防衛のために護身用品を購入されました。送り先が避難所というケースが多く、輸送のインフラも破壊されていたため、配送や受け取りも混乱しました。しかし、自然だけでなく人までもが危害を加えてくるという窮地に置かれたお客様のため、必死に配送対応をしました。このとき、当店では通常の10倍を超える注文が長期間に渡り殺到しました。

当時の当店ブログの記事がこちらです。

東北被災地からの注文次々

大震災によって発生した停電すら、犯罪者は利用します。

注意!停電(災害)に便乗し女子学生に暴行した事件が発生

被災地や避難後の住宅・店舗の窃盗、暴行行為、防犯カメラが機能していないことの悪用、100番通報の無効化を利用した犯罪、さらには被災者を語るオレオレ詐欺、災害見舞金給付詐欺、家宅の修理点検を装う訪問販売詐欺など、思わず感心してしまうほど犯罪者はありとあらゆる弱みにつけ込んで来ます。

今回の西日本豪雨では、九州から四国・関西まで広範囲に渡り甚大な被害をもたらしました。未だ主要交通インフラも回復せず、被災地では復興どころか必死の生存者の捜索が続いています。このような状況ですら、犯罪者は着々とチャンスを伺っているはずです。

災害で気持ちに余裕が無くなり、正しい判断力も鈍ることと思います。しかし、ここで犯罪の被害に遭えばさらにダメージを受けることになります。被災者の皆さんはくれぐれもご注意ください。

護身用品専門店KSP店長 白石

護身・防犯コラム

新幹線3人殺傷事件

6月9日に東海道新幹線で刃物を使用した無差別殺傷事件が発生しました。

当店では事件直後から、護身用品の注文が全国から殺到しました。このことが、事件が社会全体に与えたショックの大きさを物語っています。

安全と信じられてきた新幹線でいったい何が起こったのか、そして新幹線の車内では実際にどのようなリスクがあり、乗客としてどういった対策が考えられるのかを考えてみます。

事件の概要は次のようなものでした。

新幹線3人殺傷事件の概要

2018年6月9日午後9時45分ごろ、走行中の東海道新幹線東京発新大阪行きのぞみ265号が新横浜-小田原間走行中、12号車で無差別殺傷事件が発生した。

容疑者の小島一朗容疑者(22)が女性2人を刃物で切りつけ怪我を負わせ、さらに止めに入った兵庫県尼崎市の会社員、梅田耕太郎さん(38)を刺殺した。その後、小田原駅で警察官に逮捕された。

後部席にいた目撃者によると、小島一朗容疑者(22)は犯行直前に突然立ち上がり、刃物のようなものを隣席の女性に無言で振り下ろしたという。

この事件で被害女性2人のうち1人(27)は、左肩などに切り傷を負ったが軽傷、もう1人の女性は頭部や首などの切り傷からの出血が多かったため入院となった。事件発生後、止めに入った梅田耕太郎さん(38)は容疑者ともみ合いになり、殺害された。

事件発生後、乗務員がマニュアルに沿って座席の座面を取り外し、盾として活用するよう乗客に呼びかけていたという。座席の座面は上に持ち上げることで簡単に外すことができる。この緊急時の座面使用法は乗客には周知されておらず、乗務員だけがマニュアルで知っていた。

新幹線の車内には、横浜市の日産スタジアムで行われた韓国の人気デュオ「東方神起」の公演の観客が多数乗車していたとみられ、車内は一時騒然となり、逃げ惑う乗客でパニックの状態だったという。

まず、女性を守るために犯人に立ち向かい、犠牲となった被害者の方のご冥福をお祈りいたします。

この事件は新幹線の車内で発生しました。

そこで、新幹線の車内という環境がどれだけ特殊なのかということを踏まえ、新幹線の移動におけるリスクを考えてみます。

長距離列車の特殊性とリスク

新幹線のみならず、長距離を移動する乗り物では以下のような危険性が考えられます。これは、死んでもいい、捕まってもいいという自暴的な犯人にとっては犯行しやすい環境とも言えます。

長時間の隔絶された密室空間

新幹線は長距離を移動します。停車駅と停車駅の間も大きく離れており、新幹線とはいえ長いと1時間以上は次の駅に着きません。その間は移動中なので、完全に隔絶された逃げ場のない密室となります。

警察が駆けつけることができない

その間に凶悪事件が発生した場合においても、もちろん110番しても警察は駆けつけることができません。対処できるのはたった1人の車掌か、あとは居合わせた乗客のみです。

全員が進行方向に向かった座席の向き

全員が進行方向に向かって座っており、背後で起きることに気がつきにくい特徴があります。何かが起きても、気づくのが遅れる可能性があります。

イヤホンや就寝など

新幹線の移動では長時間を過ごすことになります。そのためイヤホンで音楽を聴いたり、就寝する方もいます。周囲の音が聞こえていないと、異常な事態に気づきにくく、対応が遅れる可能性があります。

狭い通路の幅

新幹線の車内通路は人がすれ違うのがやっとです。通路の幅が狭いため、犯人が通路で強行に及んでいる場合には、複数人での対処が困難です。何人で対処しようとも、犯人と接する人にとっては1対1で立ち向かっているに等しいリスクとなります。

このように、新幹線では凶悪事件が起きたときに様々な不利な点があると言えます。これは新幹線に留まらず、長距離の特急列車やフェリーなどの船舶でも同様と考えることができます。

私たちが出来る対処の方法

当然ながら一般的に言われている対処はほとんど役に立ちません。

110番で警察を呼んでも警察は来ることができません。防犯ブザーを鳴らしたところで犯人が犯行を止めるとは到底思えません。助けを求めても実際には恐怖のあまり集団パニックが起こり、助けは得られないでしょう。今回は勇気ある会社員が命を投げ出し犠牲となって被害女性を救いましたが、これは希なことと考えるべきです。

こういった中で、私たちが取るべき行動は逃げるか立ち向かうかの2つしかありません。

逃げる

まずは逃げることを考えるべきです。可能であれば逃げることが最優先です。逃げ切れれば被害には遭いません。

新幹線の通路は狭く、ほぼ1人分の幅しかありません。そこに乗客全員がなだれ込み、逃げようとするわけですから通路はあっというまに乗客で飽和し、身動きがとれず逃げられなくなると予想されます。

トイレに逃げ込んで鍵を閉めるという方法はとても有効です。しかし当然ながらトイレの数は限られており、全員が避難できるわけではありません。普段から有事に備え、トイレの近くの席に座るのは有効かもしれません。

立ち向かう

逃げられなかった場合、犯人の凶行の餌食になるくらいなら立ち向かう他ありません。この場合に有効なのは護身用品しかありません。催涙スプレーを基本に、スタンガンや特殊警棒も効果があります。

いずれにしても、犯人が凶器を持っている場合には盾が必要です。新幹線なら座席をはずして盾の代わりにするか、近くにある旅行カバン、おおきなバッグなどを活用し、盾で身を守りながら護身用品で犯人の動きを封じます。

相手が正面を向いているならスタンガンでの威嚇や催涙スプレーの使用が最適です。

相手が背を向けているのであれば、特殊警棒の打撃が最も効果を期待できます。

相手が馬乗りになってきたら、至近距離の相手を振りほどくにはスタンガンの電撃しか方法がありません。

いずれにしても、特殊警棒で相手を倒した場合でも、スタンガンで相手を倒した場合でも、最後には催涙スプレーを顔面にかけさえすれば、それ以降の数時間は犯人は立ち上がることすらできなくなります。

ちなみに催涙スプレーを車内で使用しても周囲への被害は限定的です。付近の人は目や鼻に痛みを感じるかもしれませんが、殺人を止めるための代償として十分に許容できるものです。

最後に

私たち一般人が犯人に立ち向かうといのは、逃げられないときの最後の手段です。しかし新幹線の車内などでは、その特殊な環境から、今回のような事件が起きたときには立ち向かう他ないという状況が起こりえます。

立ち向かわなければ殺されるといった状況では、勇気を振り絞り立ち向かうしか手立てはありません。最後に自分の命を守るのは自分しかいないということです。

警察も来ることができず、自分の身は自分で守るしかないという特殊な環境が、新幹線の車内という日常的な場所で起こりえるということが、今回の事件で改めて浮き彫りとなりました。

このような状況で自分の身を守るためには護身用品の使用以外に方法はありません。

基本は催涙スプレー、さらに加えて特殊警棒かスタンガン。そして犯人と対峙したら何でもいいので何かを盾にして護身用品を使用する。この方法が現在のベストな対策です。

移動する際には、その場所の危険性とリスクを十分に考え、普段からしっかりと準備をしておくこと、そして有事の際には勇気を持って自分を守ることが何よりも大切です。

護身・防犯コラム

ヒドすぎる防犯訓練

今朝何気なくテレビを見ていたら、どこかの大学が今回の新幹線3人死傷事件を受け、防犯訓練を実施したというニュースが流れていました。

ちょうど現在、当店では新幹線3人死傷事件の影響で注文が殺到していることもあり、興味を持ってそのニュースを見ました。

場所は大学の正門から少し入った広い場所。犯人役の人が1人で中央に立っています。そして、警察官が2人と職員らしき人が3人ほど、全員が刺股を持ってその犯人役の人を確保するという訓練の模様。

1対5かあ、すごいな。でも背後に壁も何もない場所で、刺股を使ってどうやって確保するのだろう?警察も参加する訓練だから本格的な逮捕術が見られるな。と期待を込めて見てました。

刺股は先端がUの字になっている長い棒のような防犯器具です。基本的に相手の胴体や手足をUの字の部分を使って押さえつけるのですが、押さえつけるためには犯人の背後に壁やクルマなどの押さえつけを受け止める物体が必要です。

刺股
当店が過去販売していた刺股

ところが今回の訓練は、犯人は広場の真ん中にいます。さて、刺股を使ってどうやって押さえつけるんだろう。興味津々。

そして訓練が始まりました。

刺股を持った5人ほどが犯人の周りを取り囲みます。その間、犯人はただ棒立ちで確保待ち。えええ、まさかの展開。

そして警察官の2人が刺股を持って「ヤーーー!」みたいな声をあげながら犯人に向かって進みました。

お?たった2本の刺股で、壁もなにもない場所で押さえ込むのか、これは見物だ。

警察官の一人が刺股を前に差し出し、犯人の腹部を押す。

犯人は「ワーーー!」と叫び、その場に倒れ込んでギブアップ。

無事に犯人逮捕という感じで訓練終了。

え。。。。。

そこから大学の訓練の担当者?のコメントになり、

「今回の新幹線3人死傷事件を受け、私共の大学はしっかりと防犯の訓練を実施したので安心です」

もう絶句してしまいました。

今回のニュースで放送された防犯訓練は茶番もいいところでした。

周囲を囲まれるまで立ったまま待ってる犯人。

ただ確保されるのをおとなしく待ってる犯人なんているのでしょうか。

刺股で押されるまでおとなしく待ってる犯人。

襲ってくる、逃げるなど犯人もじっとしていないのが現実でしょう。

押すだけで倒れこみギブアップする犯人。

刺股は先端の形状を利用して、相手を壁などに押さえ込む道具です。地面で確保するなら真上から地面に対して刺股を押し当てるのが正解です。しかも腹部をポンと押しただけで地面に転がり苦しそうにもがく犯人さん。。

完璧な訓練だと自画自賛する関係者

これでもう安心です。のような感じでコメントしていましたが、本気で言っているのでしょうか。

訓練をする場合、犯人は悪意を持って侵入してきていることを前提とするのは常識です。特に今回の新幹線3人死傷事件を受けてということであれば、なおさら想定される犯人は逮捕や厳罰を恐れない狂気じみた犯人像にするべきでしょう。おとなしく動かない犯人役を相手にして、訓練と言えるのでしょうか?

さらに、刺股でポンと押されるだけで倒れ込み苦痛で立ち上がれないような演技。訓練の台本通りなのでしょうが、現実とかけ離れ過ぎています。

本気で抵抗する犯人を演じきれないのなら、代わりに私が犯人役をしましょうか?いやほんと。

このような茶番の訓練を、警察も参加して行うことに、警察の現実感の無さと形式通りの訓練で済ませようとする事なかれ主義を感じます。ああ、やっぱりね、という感じです。

最後の自画自賛の関係者コメントは、もう完全に大学のPRですね。私たちの大学は時事の事件に素早く対応したぞと。茶番に気がつかないのか、茶番でも視聴者にはわからないだろうと甘く見ているのか。警察も同じです。訓練に警官まで派遣しておいてこの茶番劇。警察もこれは防犯活動に協力してるっていうPRでしょう。

今回の茶番劇と警察を含めた大学側の対応に感じたのは、これは結局のところ、新幹線3人死傷事件を踏まえるどころか、究極の他人事としてそれぞれが単なるPRをしたに過ぎないということ。

これを放送するテレビ局だってどうかと思います。全く非現実的な訓練だということは撮影しててわかっただろうに。

訓練は可能な限り現実に近づけないと意味がありません。殺人を犯し逮捕も死刑も恐れないような凶悪な犯人を想定するなら、犯人役だって全力で暴れ、抵抗しないと意味がありません。

こんなことわざわざ言わなくたってわかりますよね。

今回の形だけで済ませる防犯訓練。

訓練をしたことをテレビでアピールすることには成功したのでしょうが、実は究極の無責任なのかもしれないと思ったのは私だけでしょうか。。

新幹線3人死傷事件では皆さんがそれぞれ思うところがあったと思います。

もし何かに備えたり、訓練をしようと思うなら、現実をしっかりと想定してよく考えましょう。

護身・防犯コラム,最新警戒警報

東京多摩市で痛ましい事件が発生しました。

首から血…女性死亡 防犯カメラに不審な男

2014年10月4日

16日夜、東京・多摩市のマンションの敷地内で、20代とみられる女性が首から血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認された。警視庁は、殺人事件と断定し捜査している。

警視庁によると、16日午後8時半前、東京・多摩市諏訪のマンションで、「女性の叫び声が聞こえ人が倒れている」と110番通報があった。警察官がかけつけたところ、マンションの外階段で20代とみられる女性が血を流して倒れていて、その後、死亡が確認された。首には刃物のようなもので水平に切られたあとがあったという。

現場を目撃した人「階段に血があったので、どうしたんだろうと(思った)。(階段の)3、4段で(血が)流れている感じですかね、細く」

現場付近の防犯カメラには、階段で女性のあとをつけて歩く、上下黒っぽい服装の不審な男の姿がうつっていたという。

死亡したのは、現場と同じ敷地内に立つ別の棟のマンションの20代の住民女性とみられ、警視庁は身元の確認を急ぐとともに、殺人事件と断定し、捜査している。

現在犯人は逃走中です。付近の方は気を付けてください。

それにしても首を刃物で水平に切られて死亡というとても凄惨な事件です。

時間帯も午後8時半と深夜でもなく、仕事や学校からの帰宅では普通の時間帯といえます。こんな時間に、マンションの外階段とはいえ目立つところでの殺人事件は本当に恐ろしくなります。

ここでまず言えることは、万一のときには叫んでも助からないということです。これは叫ぶだけでなく、防犯ブザーでも同じことが言えます。やはり音を出し、だれかの助けを期待するという消極的な護身の限界はとても低いと言わざるを得ません。

首を横に切られているということですが、叫ぶことができたことなどを考慮すると、抵抗する時間はあったと考えられます。抵抗による傷の有無はわかりませんが、いきなり首を切られたら叫ぶこともできないと考えられるからです。このことから、もし被害者が何らかの抵抗手段を持っていれば、そして、時間帯は深夜ではないとはいえ、万一に備えていれば違う結果になっていたのかもと考えるととても悔やまれます。

今回の事件、無差別なものなのかもはっきりしていません。付近の方はくれぐれもご用心ください。

護身・防犯コラム

通り魔的な事件が連続しています。

こういう事件って、犯行自体が報道に影響されるのか、それとも偶然に過ぎないのか、やたら続いて発生したりします。

通り魔に気を付けるといっても難しいのですが、注意するに超したことはありません。

外出時は周囲には特別に気を配ったり、不審な悲鳴や物音などを聞いたらすぐに離れる、見に行かない、といった防犯の基本を普段から心がけておきましょう。

護身・防犯コラム

タクシー強盗

皆さんこの画像覚えてますか?

これは、先日埼玉県で発生したタクシー強盗の様子を捉えた車内カメラの画像です。(犯人はまだ捕まっていません。付近の方はご注意を。)

それにしても、感情のない表情の犯人から、左手に持った刃物をつきつけられたタクシードライバーの心境たるや、想像に難くありません。

埼玉県の車載カメラに写った実際のタクシー強盗事件と考察

具体的な事件の内容はこれです。

「悪いけど強盗だ。カネを出してくれ」 埼玉県警がタクシー強盗の画像公開

2017年11月14日

埼玉県杉戸町で14日夕、男がタクシー運転手を脅して現金を奪い、さらに乗車料金を踏み倒す強盗事件があり、埼玉県警は16日、タクシーのドライブレコーダーに写った容疑者とみられる男の画像を公開した。

県警によると、14日午後4時5分ごろ、杉戸町堤根の町道で、男が男性タクシー運転手(59)に包丁のようなものを突きつけ、「悪いけど強盗だ。カネを出してくれ」などと脅迫、現金約3万円を奪ったうえ、乗車料金約7千円を支払わず逃走した。

男は30~40代で身長約170センチ。青いチェック柄のシャツに青いジーパン姿だった。

この表現が良いのかどうかわかりませんが、たった3万円ほどの現金のために犯行は行われました。

刃物を持つ犯人は、刃物を用意している以上は計画的なのだろうし、タクシーを襲えば多額の現金を強奪できると考えたとも思えません。

つまりわずかな現金のためにタクシーを襲う理由はただひとつ。「襲いやすく成功しやすいから」です。

当店でもタクシー強盗については、KSPでも以下のように再三に渡り注意を喚起してきました。

自動車、タクシー、トラックの強盗対策

タクシーの防犯(タクシー強盗対策)

実際に過去にはわずかな現金のためにタクシードライバーの命が奪われる事件も起こっています。

運転手殺害、自殺偽装 タクシー強盗9万円奪う 大阪・茨木

今回の埼玉県のタクシー強盗事件は、犯人にとって車内カメラは誤算だったと思われます。しかし、このように事件のたびに車内カメラが公開されると、犯人側が学習し、覆面や変装など対策を打ってくる恐れがあります。

決して許されないことですが、「タクシーは襲いやすい」というのは冷静に考えればまぎれもない事実なのです。

タクシー車内で暴れる乗客とタクシードライバーの安全性の問題

以前はこんな事件も記憶に新しいところです。

タクシー車内で暴力

タクシー乗客が「道が違う」と大暴れ 防護板壊す

2017年11月8日

タクシーの車内で暴れる男の一部始終をドライブレコーダーが捉えていました。

男は6日夜、札幌市すすきのからタクシーに乗り込み、目的地までの行き方が違うと車内で暴れ出しました。その後、男は990円の料金を払わずタクシーを降り、車に向かってスマートフォンを投げ付けてそのまま逃走しました。

被害に遭った運転手:「びっくりです。暴れてどうにもならない。とにかく蹴るんです」

タクシー会社によりますと、防護板などが壊されて被害額は約14万円に上るということです。会社は8日にも警察に被害届を出すとしています。

この事件は、テレビでは繰り返し放映されていました。

酔った乗客がタクシーの道順に因縁をつけ、暴れ出すというものです。

激高した乗客が暴れると、タクシードライバーだけではどうしようもないこと、狭い密室にいることがどれほど危険なのかということを痛感させられる事件でした(この犯人は後日逮捕されました)。

タクシー乗客のトラブルの場合、相手は金銭目当てとは限りません。この事件のように酔って激高したり、薬物中毒者や精神疾患者が暴れるということも起こりえることです。

この事件では、タクシードライバーの背後にある防犯パネルは、犯人の蹴りによって粉々に割れてしまっていました。タクシードライバーの方は、生きた心地がしなかったのではないかと思います。怪我がなくてなによりでした。

タクシーの防犯パネルの効果は大いに疑問

これらのタクシー強盗を見て、疑問に感じたことがあります。

それは

タクシーの防犯パネルって効果あるの?

です。

だって、最初の埼玉県の事件では、防犯パネルがあるにも関わらず、何の抵抗もなく犯人は刃物をタクシードライバーにつきつけています。刃物強盗に対して防犯パネルが何の役にもたっていません。

暴れる乗客の事件では、普通の体格の男性が酔った勢いで蹴っただけで、防犯パネルは割れて真っ二つです。その後は、タクシードライバーの背後にはもう、ドライバーを守ってくれるものはありません。こんなに簡単に割れる防犯パネルが役に立つのでしょうか。

そして、割れたパネルの損害を犯人に求めるというニュースもあり、その金額は14万円という高額。

こんなに役に立たない防犯パネルがそんなに高額とは。。。驚きました。

そして、防犯パネル以外に犯人に対抗する手段がないタクシードライバーの危険リスクが、あらためて浮き彫りとなりました。

タクシードライバーに最後の手段を

当店でもタクシー強盗については繰り返し注意を喚起してきました。

  • タクシーは乗客を選べません。
  • タクシーは深夜でも営業しなければなりません。
  • タクシーは必ず現金があり、強盗の格好の標的です。
  • タクシーは強盗犯の犯行にとって都合の良い場所に向かわされる危険が付きまといます。
  • タクシーはドライバーは事件に巻き込まれたとき、自らがたった一人で対処する必要があります。

これだけの条件が揃っているのに、タクシーの防犯体制はあまりにも脆弱です。

タクシードライバーがもし、万一、命の危険を感じたとき、最後に身を守る手段はなくて良いのでしょうか?

犯人はありったけの準備をして犯行に臨むものです。

それに対してタクシードライバーはあまりにも無防備です。

業務の危険性と、現実の防犯対策が全くつり合っていません。

命の危機を感じたとき、タクシーを急停車させ、すぐに車外に逃げるくらいの安全行動は日頃から訓練し、徹底してもいいはずです。

車外に逃げることができない場合や、車外に逃げても犯人に追われる場合もあるでしょう。そういう可能性を無視して、全くの無防備で良いはずがありません。

最後の最後に、最終手段として、何か反撃の手段を持たないとなりません。

タクシードライバー殺害事件のような悲しい事件は、もう二度と起きないとは限らないのです。

当店でも個人タクシーのドライバーを中心に、最終的な護身目的として護身用品を購入される方が増えてきています。

しかし、増えているといってもまだまだタクシーには全くといっていいほど浸透していないのが現状です。

普段の激務とリスクに耐え、乗客のために尽力しているタクシードライバーの方々が事件に巻き込まれるたびに、護身用品専門家として胸が痛みます。

タクシードライバーの方は業務上の危険に対して、その対抗手段をもう一度よく考え、自分自身を守る事ができるのか、改めて見直してみる事を強くお勧めします。

護身・防犯コラム

交通トラブルと護身用品

今年6月に発生した死亡事故で、その原因が交通トラブルにあったのではないかと話題になっています。

ワゴン車追突され2人死亡 別の車が進路妨害か

10月10日

 ことし6月、神奈川県内の東名高速道路でワゴン車がトラックに追突され、乗っていた夫婦が死亡した事故で、事故の直前、ワゴン車が別の乗用車に進路を塞がれていた疑いがあることが、警察への取材でわかりました。その直後に事故が起きていて、警察は車の進路妨害が事故につながった疑いがあると見て調べています。

この後に事件の続報があり、被害者のクルマの進路を塞いで路上に停車させたクルマの運転手は、手前のパーキングエリアで注意をされたことに腹を立て、進路妨害を行い事故の原因を作ったことを認めているようです。

決して許される行為ではありません。

今回は、クルマの運転中における路上トラブルと身の安全について考えてみましょう。

クルマの路上トラブルの恐ろしさ

今回の事件からも、路上での人間トラブルが死亡事故をも招くという恐ろしさがよくわかります。

パーキングエリアで注意され、腹を立てた容疑者は、クルマで執拗に被害者を追い立てたり、進路妨害といった危険行為を繰り返し、あげくの果てには高速道路の追い越し車線で被害者のクルマを停車させ、さらに被害者の車のドアを開け、胸ぐらを掴んでいたようです。

被害者の方がどれほど恐ろしかったか、想像に難くありません。

当店の相談でも多いクルマ同士の人間トラブル

実は当店に寄せられる相談においても、クルマの運転中に他のクルマとトラブルになり、護身用品の必要性を感じたという方が多くおられます。

具体的には、相手に怒鳴られたり、執拗に追いかけられたり、幅寄せなどの妨害をされたり、クルマから降りろと窓やドアを叩かれたり、といった行為を受けたというものです。

私も過去に、暴走族に追いかけられた怖い経験があります。こちらの記事で詳しく書きました。

暴走族に追いかけられた店長の話(実話)

日本はクルマ社会です。いざ道路に出れば、沢山のクルマが走行していますが、それを運転しているのは個々の人間です。怒りっぽい人や、暴力的な人も一定数含まれていて当然です。

道路では、いつ他人とトラブルになるかわからない。そう考えてなければいけません。

クルマの中であれば安全なのか

もしトラブルになっても、クルマから降りなければ安全だろうという考えもあります。

それは確かに、その場では最低限の安全を確保できるかもしれません。普通の歩行時と違い、クルマに乗っている以上は、カギさえかけていればすぐに危険は及ばないかもしれません。

しかし、クルマは目立つ乗り物です。トラブルの相手は執拗に追い回すかもしれないし、ナンバーを覚えて探し回るかもしれません。

実際に当店への相談例でも、相手が前に割り込んでクルマを動けなくして、それから降車してクルマの運転席まで来て怒鳴る、といった事例が数多く報告されています。

こういった時に、激高した相手がガラズを割ってしまうと、もう逃げ場はありません。

クルマの中であれば100%安全とは言い切れないということです。

万が一の時に身を守る手段を

このようなトラブルを想定し、クルマのトランクにバットやゴルフクラブや木刀を入れていたという方もいます。

でも、このような物で、本当に相手に太刀打ちできるでしょうか?

長くてクルマの中では使い物ならないバットやゴルフクラブや木刀は、当然ながら乗車中は使用できません。だからといってそれらを持って、クルマの外に出るのも危険です。中途半端な使用は、相手を逆上させることに繋がるし、もし相手に奪われてしまうと最悪です。

クルマ同士の人間トラブルに備えるなら、クルマから降りずに使用できる護身用品が最適です。

まずは相手が何をしようとも決してドアや窓を開けない。そのまま110番して警察が来るまで15分間待ちましょう。

しかし、その間に相手が一線を越え、窓を割るなどで自分の身に危険が迫ったら、その時は乗車したまま相手に催涙スプレーを浴びせるのが一番確かな方法です。

このような状況で最適なのは、万能タイプの催涙スプレーF-605が最適です。

これ1本さえあれば、自分の身を確実に守り抜くことができます。

交通トラブルで進路を塞がれ、逃げようがない場合には、まずは110番し、警察の到着までの15分間は催涙スプレーで自分の安全を確保する。これこそがベストな交通トラブル対策方法です。

最後に

クルマを運転し、公道に出る限り、交通トラブルは他人事ではありません。

暴力的な性格の人や、激高する性格の人だってクルマを運転する以上、いつそういった人とトラブルになるかわからないからです。

相手と一対一で対峙したときに、自分だけの力で最低限身を守らなければならないのは、クルマを運転中も同じです。

実は頻繁に発生している交通トラブルについて、他人事ではないと認識し、しっかりと備えておきましょう。

護身・防犯コラム

開店祝いに喜ばれる防犯用品

開店のお祝いに、何を贈ろうかと悩む場合もあると思います。

今回は、当店でも頻繁にみられる「開店祝いとしての防犯用品」について案内します。

開店のお祝いの心と、これから将来、長きに渡り安定した店舗の繁栄を願う気持ちを防犯用品に託して贈りましょう。

一風変わった贈り物ではありますが、その意外性と防犯に込められた願いで、きっと喜ばれることと思います。

一般的な開店祝いの品物

開店祝いの品物は、店舗によって喜ばれるものは違いますが、一般的には次のようなものが喜ばれるみたいですね。

  • 現金
  • 商品券
  • カタログギフト
  • お酒
  • 家電
  • キッチン雑貨

などなど。

店舗の開店には何かと費用がかかりますから、今必要なものを得られる現金や商品券、カタログギフトなどは現実的で、開店される方にとっても嬉しいものだと思います。また、それ以外のものについても、開店時に実務に役立つものが多く、開店する側からすると嬉しいものでしょう。

開店祝いとしての防犯用品

開店後の営業を現実的に考えた場合、開店祝いに防犯用品はどうでしょうか。

店舗を開店する方は、目まぐるしい開店準備に追われたり、気分の高まりなどで安全面、防犯面に気が行き届いてないかもしれません。

もちろん閉店中の施錠やセキュリティ、営業中の防犯カメラなどは事前に対策できている場合がほとんどだと思います。

しかし、営業中や準備中の強盗対策についてはどうでしょう。防犯カメラや丈夫で最新型のカギ、破られないシャッターなどをもってしても、人が自由に出入りする営業中の店内では防犯の役には立ちません。

店舗の開店は喜ばしいものであり、贈り物も縁起が良いものや、一般的に喜ばれるものを贈るということも大切だとは思います。また、開店する方と贈り主との関係によっても、一般的な開店祝いにしないと失礼に当たるといった場合も当然あるでしょう。

開店者との関係によっては、例えば開店者の近親者や友人、先輩といった立場の方なら、店舗の安全と強盗防止について考え、防犯用品を贈ってみるのもいいのではないでしょうか。

実際に見受けられる開店祝いとしての防犯用品

実際に当店では、飲食店(特にお酒を扱い深夜まで営業する飲食店)の開店祝いに、催涙スプレースタンガンなどをプレゼントするという方が多数見受けられます。

開店祝いにお花やお酒などをもらうのも当事者としては嬉しいものでしょう。しかし、現実として起こりうる強盗や店内トラブル、脅しや恐喝、乱暴、騒ぎなどで店側が危険に晒される可能性を未然に防ぐことも、これからの店舗運営にとっては大切なことです。

安全と繁栄を願う気持ちを防犯用品に託して

お祝いを贈る立場の方が、将来長きに渡り店舗の繁栄を願うという意味においても、しっかりと足元を見て、防犯用品をプレゼントすることはとても価値のあることだと思います。

店舗の開店祝いで、普通のお祝いとは一味違う、現実的で心のこもったお祝いを考えている方は、店舗と運営者の安全を守り、店舗の犯罪被害を防ぐ防犯用品をお勧めします。

きっと贈られた側も、贈り主が心から店舗の繁栄と安全を願っていることを感じ、喜ばれると思います。

護身・防犯コラム,熊・イノシシ・害獣

通学路の熊対策、安全対策

学校や幼稚園・保育園での子供たちの安全対策には万全を期するのは当然ですが、近年急激に増加している熊やイノシシ、野犬への対策は万全でしょうか?

今回は、大人ですら避けられずに被害に遭う危険動物被害について、「子供たちを守る」という視点から解説します。

教育関係、PTA、保護者の方々へ

学校、保育園、幼稚園の熊、イノシシ、野犬対策

近年、山間部を中心に、夏から冬にかけて熊を始めとする危険動物の被害が相次いでおり、大人ですら死傷する事故が急激に増えています。

山間部や動物被害が発生する地域の学校関係者は、子供たちを守ることを目的とした危険動物への備えは万全でしょうか?

危険動物の撃退は大人であっても容易なことではありません。しっかりとした備えがなければ子供たちをも危険に晒すことになります。

子供たちを確実に守るため、教育関係者やPTAの方々、保護者の方々は、学校への危険動物の侵入や通学路での危険動物出没を想定し、現実的で有効な備えが大切です。

子供たちの危険リスクは不審者だけではない

教育関連施設の防犯といえば、一般に考えられているのが不審者の侵入です。

このため、刺股(さすまた)を備えている学校は多いのではないでしょうか?

しかし、侵入してくるのは人間とは限りません。近年相次ぐ熊による死傷事故は、危険動物対策の必要性を示しています。

山間部の学校には広い校庭があり、近くには山があり、地理的にも危険動物と隣り合わせの状態です。こういった場所では、子供たちを守るためには不審者対策と同様に危険動物対策は欠かせません。

「自分を守る」と「子供たちを守る」の違い

熊やイノシシは、どう猛で危険です。大人ですら被害を防げず、大怪我をしたり、最悪の場合には死亡する場合もあります。

攻撃性を持った危険度物の強さは人間の比ではありません。走る速度は人間よりも速く、体力や腕力も人間より遙かに強く、爪や牙などの強力な武器を持っています。

大人ですら逃げおおせず、闘っても勝ち目がなく、自分の身など到底守れないほど危険なのに、万が一学校や保育園に侵入してきた場合には、周囲の大人は子供たちを守らなければなりません。

ごく希に、運よく棒や声などで追い払いに成功した例もありますが、それでも守ることができたのはせいぜい自分一人です。学校や保育園などの施設では大勢の子供たちを、少人数の大人が確実に守らなくてはなりません。

少数の大人が大勢の子供を確実に守るためには、確実な手段をもって備えることが必要です。

忘れてはいけない通学路の見守り

通学路の熊対策、安全対策

子供たちを守るというと、学校の敷地内ばかり想定しがちです。しかし、実際には山間部は特に、通学路にも危険動物が出没する恐れがあります。

不審者対策として、通学路の見守りや声かけをしている方々も、不審者には対応できても熊やイノシシへの備えは完全でしょうか?

子供たちが通学している最中に危険動物が出没し、子供たちに危険が及ぶとき、子供たちを救えるのは見守りをしている大人だけです。

通学路の安全維持や見守りには、不審者対策だけでなく、危険動物対策も必要です。

危険動物に確実に対処できるのは熊よけスプレーだけ

熊よけ中型催涙スプレー ケース付きセット B-609-CS

熊やイノシシ、野犬などの危険動物に確実に対処する手段は熊よけスプレーしかありません。

熊よけスプレーは世界的にも危険動物対策の主要装備として広く認知されており、高い実績があります。

危険動物に対処できる適切な熊よけスプレーがあれば、一人の職員であっても確実に危険動物を撃退し、子供たちを守ることができます。

熊よけスプレーは、確実に危険動物を撃退できる唯一の対抗手段です。

危険動物対策に最適な機種

熊よけスプレーであればどれを使用しても危険動物に対処できるわけではありません。

危険動物対策用の熊よけスプレーは、動物撃退に適した噴射方式となっています。

対人用の催涙スプレーが主に液状に噴射するのと違い、危険動物用の熊よけスプレーは、消火器のように霧状に噴射します。動きが俊敏な動物にも命中しやすいばかりでなく、危険動物と子供達の間に煙幕を張るような使用方法も可能です。

中型で携帯性を重視するならB-609を、据え置き型で大容量を選択するならB-610が最適です。

熊よけスプレー中型モデルB-609

熊よけスプレー大型モデルB-610

これらは熊対応の危険動物用撃退スプレーです。

なお、催涙剤自体は対人用と同じ成分なため、人体に安全であり、誤って人体に付着した場合であっても失明や皮膚の爛れなどの恐れがありません。

子供たちにとって安全という特徴も兼ね備えた安心の熊よけスプレーです。

※当店の熊よけスプレーは全国の国公立機関、教育機関、各種団体などに広く採用されています。

※北海道以北のヒグマには使用できません。ヒグマには海外製の熊専用スプレーを使用してください。また、熊専用スプレーは成分が非常に高濃度で人体に危険なため、使用にはくれぐれもご注意ください。

危険動物対策用品を導入する場合には、熊よけスプレーを導入しましょう。

最後に

今回は、熊やイノシシなどの危険動物リスクを、子供たちを守るという視点から解説しました。

夏も終盤を迎え、これから冬にかけて熊を始めとした危険動物被害が増加する季節です。子供たちが被害に遭うという最悪の事態を防ぐために、危険動物にはしっかりと備えましょう。

護身・防犯コラム

とある方から得た情報です・・・

ストーカーの相談を受けた警察官が、こんなことを言ってたらしい。

【警察官からストーカー被害者へ】

  • 護身用品で身を守るといっても、あなた加害者になりますよ?
  • 警察できちんと守るからあなたは自分を守る必要なし。
  • 何も心配しないで安心してなさい。

ほんとに驚きで(というか呆れて?)言葉が見つかりません。

警察がそんなに完璧なら、なぜ当店にこれほど沢山のストーカーに関する相談があるのでしょう。

そして、逗子ストーカー事件、三鷹ストーカー事件、小金井市女子大生ストーカー刺傷事件など、警察の他人事のような考えやお役所仕事で、多くの方がストーカーの事件に巻き込まれてきました。

どの事件を例にとっても、あてならない警察を無理に信じた結果です。ストーカーと最後には必ず一対一になるという現実を受け止め、護身用品さえ持っていれば助かった事件ばかりです。

警察官は、相談をうければ調子のいいことを言います。当然です。相談対応の評判こそが全て。お手本通りに100点満点の受け答えをするでしょう。

しかし、だからとって相談者に専属の警察官が付くわけでもなければ、警察官が24時間ずっと一緒にいてくれるわけでもありません。そしてストーカー被害はいつ終わるのか誰にもわかりません。

その避けようのない現実があるにも関わらず「何も心配しなくていい」なんて、どういう神経をしているのでしょうか。警戒を怠り、油断して、無防備になっていなさいと。無神経にも程があります。その警察官の親が見てみたいよまったく。。。

どんな事件でもそのほとんどが、最後に被害を受ける時は犯人と一対一になります。

これは厳然たる事実です。その理由は簡単で、犯人がそういう状況を選ぶからです。

その瞬間に、110番をするのですか?それでいいんですか?警察官のあなた、あなたの娘にも同じことを言いますか?110番があるから無警戒に安心してなさいと?

何か被害にあったり、危険を感じたら警察に相談してください。警察に相談して無駄とは言いません。しかし、

相手と一対一になったとき、まさに最後の瞬間に、自分の力だけで自分を守るには護身用品しかありません。

危険を感じてるかたは、そのことだけを忘れないようにしてください。