護身・防犯コラム,催涙スプレー

催涙スプレーのカプサイシン

先日警察から問い合わせがありました。

都道府県は。。伏せた方がいいかもしれませんね。中部地方の警察署です。

事件の具体的な内容も公開できませんが(捜査中ですし)、その捜査の過程で専門家の意見が必要になったので、当店に問い合わせをしたとのことでした。

カプサイシンが検出されれば、使用されたのが催涙スプレーだと断定できるのか。これを、今回の問い合わせに対する答えとともに紹介します。

カプサイシン=催涙スプレー ではない

今回の警察からの質問の内容は、要約すると

被害者が何が液体をかけられた。警察の専門機関で分析したらカプサイシンが検出された。カプサイシンが検出されたということで、使用されたものが催涙スプレーだと断定していいですか?

というものです。

残念ながら、答えはNOです。

なぜなら、カプサイシンは唐辛子の辛み成分なので、タバスコやラー油にも入っているからです。

カプサイシン

カプサイシン (capsaicin) はアルカロイドのうちカプサイシノイドと呼ばれる化合物のひとつ。部分構造にバニリン由来のバニリル基を持つために、バニロイド類にも属す。唐辛子の辛味をもたらす主成分で、辛味の指標であるスコヴィル値における基準物質。化合物名はトウガラシ属の学名Capsicum に因む。

https://ja.wikipedia.org/wiki/カプサイシンより

タバスコを水で溶き、霧吹きで吹きかけたり水鉄砲で噴射すれば、被害者からは今回同様にカプサイシンが検出されるはずです。

答えを聞いた刑事さんは「なるほどそうですね。わかりました。」と、理解してくれたようでした。

警察の方の思考は「カプサイシン=催涙スプレー」となってしまっている事は理解できなくもありません。でも、冷静に正しく捜査を進めるなら、世の中にはカプサイシンを含んだ食品や調味料が多く存在することも除外すべきではありません。激辛のタバスコソースは、催涙スプレーよりはるかに入手しやすく、証拠隠滅も簡単でしょう。

最後に

今回警察が、固定観念にとらわれず専門家に意見を求めた事実については評価できます。

催涙スプレーが使用されたかもしれないし、無関係かもしれない今回の事件ですが、客観的で適正な捜査の実施と、一日も早い犯人検挙と事件の解決を願ってやみません。

当店は、警察への捜査に関する技術的なサポートなどを積極的に行っています。護身用品専門家として、知りうる知識や経験を活かし社会のお役に立てれば幸いです。警察関係者の方など、ご必要であれば遠慮なくご相談ください。

護身用品専門店KSP

ちなみに。。警察関係者へのお願い

たまに深夜に問い合わせをしてくる警察官(ほぼ100%刑事さん)がいます。確かにKSPは24時間お電話を受け付けていますが、これは当店のお客様のためのサービスです。警察への捜査協力は惜しみませんが、当店の夜間対応用電話回線は数が限られており、時間外のお電話は専用電話回線が使用中になってしまうため、本当に助けが必要な急を要するお客様の対応ができなくなります。警察の方は営業時間中の10時〜18時の時間帯にお問い合わせください(^_^;)

護身・防犯コラム

最近、近隣住人同士のトラブルが続いています。

こういう事件って、一旦続き出すと連鎖反応のように全国で続く場合が多いように感じます。

テレビニュースなどの影響でしょうか…心配です。

アパートなどは音が漏れやすい等の特徴があるのか、特に近隣トラブルが多いようです。

トラブルの種を抱えていると感じる人は、用心を怠らず、戸締まりはしっかりとしましょう。

同時に、自宅の出入りや外出の時なども周囲への警戒を怠らないようにしましょう。

特に一階に住む方は窓の開けっ放しにも注意し、必ず施錠してください。

近隣トラブルの事件というものは、事件に発展する前に必ず小さないざこざや、予兆といったものがあります。

トラブルは小さなうちに平和的な解決を心掛け、同時に万一に備えて十分な警戒が必要です。

これ以上このような事件が起きないように、ましてや被害者には絶対にならないように注意してください。

護身・防犯コラム,熊・イノシシ・害獣

熊に注意

クマの被害が止まりません。

岩手県では野鳥の調査をしていた男性が、クマに襲われ大ケガをしました。

この事件を踏まえ、熊の危険性やその背景、有効な対処方法について詳しく解説します。

顔・首に深い傷…クマに襲われ男性大ケガ

2014年8月27日

27日午前、岩手・紫波町の雑木林で、野鳥の生態調査をしていた男性がクマに襲われ大ケガをした。岩手県内で、今年クマに襲われケガをした人はこれで10人目。

27日午前9時半頃、紫波町南日詰を流れる滝名川の川岸にある雑木林で、盛岡市高松の会社員・竹村圭弘さん(45)がクマに襲われた。竹村さんは、顔や首、腕などに深い傷を負う大ケガをして手術を受けているという。

警察によると、竹村さんは、県の委託を受けて、野鳥の生態調査をしていた最中で、10メートルほど離れた場所で調査をしていた同僚の男性が悲鳴を聞いて駆けつけたところ、竹村さんが血まみれになっていたという。

現場付近では今年たびたびクマが目撃されていて、先週も近くの養鶏場で卵が食べられる被害が発生している。クマの出没を受けて、現場近くの小学校では、下校時に保護者が車で迎えにくる措置がとられた。

警察と地元の猟友会がクマを捜索したが見つからず、町では注意を呼びかけている。

今年、岩手県内でクマに襲われケガをした人は、去年の同じ時期と比べて1人多い10人になった。

野生動物の中で、特にクマは体格も凶暴性も別格です。

今回被害に遭った方は、頭や首に深い傷を負い、病院で手術を受けているそうです。恐らく、クマの爪や牙によって付けられた傷と思われますが、被害に遭った男性がどれほど恐ろしかったか、想像を絶します。

近くには小学校もあるようなので、児童や保護者の方も恐怖を感じていると思います。

熊被害のニュースをチェックしていると、ほとんどの被害者が山菜採りや山間部で農業を営まれている高齢者です。だから、ついつい「高齢者だから走れなくて逃げられなかった」とか、「若い人だったら抵抗できたかも」とか思われがちですが、実際には人間と熊とでは絶対的な腕力と凶暴性の差があるため、腕力で抵抗しても絶対に勝ち目はありません。

熊イメージ
牙を剝きだしにする野生の熊

この事件も、被害者は普段から山間部に調査に出向かれている方のようなので、熊よけ鈴など一般的な対策はしていたはずです。今回の結果は、そういった一般的なクマ対策が、思ったような効果がないことを物語っているとも考えられます。

自然界において人間は弱い生き物であり、野生の脅威に立ち向かうためには道具が必要です。そして、最も確実にクマを撃退できるのは熊よけスプレーだけです。

熊よけスプレー
リュックサックに取り付けた熊よけスプレー
リュックサックに取り付けた熊よけスプレー

もし熊よけスプレーなしで熊に出会い襲われた場合、助けを呼ぶのは簡単ではありません。まずは目の前の熊を撃退できるのかどうか、その手段を持っているのかどうかが生死の分かれ目と言っても過言ではありません。(実際に日本でも熊による死亡事故が起きています)

山間部や熊出没地域へ出向かれる方は、熊の危険性を十分に考慮し、万全の安全対策を行ってください。

注意してください

クマを撃退できる熊よけスプレーはB-609(中型)B-610(大型)です。

なお、大型種のヒグマには使用できません。ヒグマは北海道にのみ生息しているため、北海道の方はご注意ください。本州以南にはヒグマは生息していませんので上記スプレーを備えてください。

要望の多かった動物対応催涙スプレーB-609をリュックサックの肩ベルトに装着する方法も公開していますので、あわせてお読みください。

当店の熊よけスプレーはこちら

護身・防犯コラム

最近全国のニュースをチェックしていてよく感じること。

それは、カッとして我を忘れた人が起こす事件が多いということです。

例えはこんなニュースです。よく読んでみてください。

女性の背中を包丁で刺す、殺人未遂容疑で男逮捕

TBS系(JNN) 8月21日(木)6時1分配信

埼玉県川越市で20日、23歳の女性が背中を包丁で刺され、知人の28歳の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、無職の黒澤和也容疑者(28)で、20日午前6時半ごろ川越市鯨井のラブホテルで23歳の女性の背中を包丁で刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。女性の背中には複数の刺し傷があったということですが、命に別状はありません。

黒澤容疑者は女性を刺したあと、現場から逃げていましたが、黒澤容疑者から警察に電話があり、逮捕に至ったということです。

黒澤容疑者と女性は飲食店で知り合った関係で、取り調べに対し黒澤容疑者は、「カッとなって刺した」と容疑を認めているということです。

この事件を例にすると極端に思えるかもしれませんが、殺人でも殺人未遂でも傷害や暴行事件でも「衝動的に」という動機を最近やたら目にします。

良い方向で情熱的ならいいけれど、単純にすぐカッとなったりキレたりする人もいますよね。

要するに「自分の感情をコントロールできない」「すぐに興奮状態になる」「思い通りにならないと逆上する」「考える前に言葉や行動に出る」といった人達です。

機嫌が悪いと何気ない言葉を悪くとらえ、被害妄想が強く、逆上すると突っ走る。

興奮状態が収まると我に返って謝る人もいれば、そんな興奮しやすい自分の性格を悪びれない開き直りタイプもいます。

皆さんの身近にもこんなタイプの人いませんか?

こういった人が多いのは偶然なのか、そういう時代だからなのかはよくわかりませんが、身近にこんなタイプの人がいて被害に遭う可能性があれば無視できない問題です。

家庭内を始めとして友人関係から職場や学校まで、私たちは様々なシーンでこういった人達と関係を持つことがあります。

すぐに興奮する人だな。キレやすい人だな。など、その人の性格は普段からの付き合いでよくわかると思います。

今回の内容を読んで、身近に該当するような人がいると感じた方は、普段から注意するよう心掛けたほうが良いかもしれません。

他愛のないきっかけから事件に発展したようなニュースがとにかく最近目につきます。

今回のニュースのように口論から刺したり、クルマの運転マナーで口論になり刺すとか、呼び出して話し合いから集団で暴行に発展とか、借金の相談から逆上して殺人とか、別れ話のもつれから相手を殺してしまうとか。本当に数え切れないほど同じような人が起こした事件があります。

キレやすい人はどんなに信じていても、爆発すると何をするかわかりません。極度の興奮状態は心神喪失状態と同じです。本人ですら抑えられずに暴走するのです。これだけは決して忘れず、どんなに相手を信頼していても心のどこかで気に留めて警戒をしておく事が大切です。そして危険を感じたら、まずは相手が落ち着くまで十分に距離を置く。こういった対策を実践するだけで、キレる人からの被害や事件は最低限防げます。

家族や友人や交際相手にすぐにキレる人がいると感じている方は、万が一には最悪の事態も起こり得ることを受け入れ、日頃から十分に警戒してください。

毎日ニュースをチェックしていると、本当にキレやすい人が増えた事を実感します。

世の中が便利で思い通りになり過ぎなんでしょうか。ちょっとしたことが我慢できないようですし、日頃から心に余裕がないようにも感じます。

本当は、世の中が便利になってラクになった分だけ余裕が生まれるはずなのに、なぜか逆になるみたいです。

キレやすい子ども、キレやすい親なんかもよくニュースで話題にあがります。

日本社会がもっと豊かで穏やかな社会になることを願っています。

KSP店長 白石

護身・防犯コラム

護身用品の購入はスタートライン トータルで実現する完全な護身の方法
  • 護身用品の携帯方法について真剣に考えていますか?
  • 状況を冷静に判断し、携帯方法を選んでいますか?
  • 護身用品の知識や運用方法に不安はありませんか?

今回は護身用品の実戦的で現実的な備え方について、護身用品専門家の視点から、実例も交え詳しく解説します。

護身用品を買うことはゴールではなくスタート

当店では、毎日多くの方がそれぞれ身を守る必要を感じ護身用品を購入されます。

中でも護身用スタンガンハンディタイプのこれコンパクトタイプのこれ)と催涙スプレー(特にF-605)が圧倒的に人気があり、当店では月間およそ数百台を全国のお客様にお届けしています。

護身用品は身を守るため、万が一の時に備えるための最終手段として購入するわけで、実際に購入すると「これでやっと確実に身を守れる」という想像以上の安心感が得られます。

その気持はとてもよくわかります。

今までは自分を守る手段がなく不安だったのに、今は信頼できる本物の護身用品を入手できたのですから、安心して当然です。

しかし、護身用品を買うことが護身のゴールではありません。

護身用品を所有すれば安心はしますが、本当に自分の身を守り助かるのは「万が一の時に適切に使用できた場合」に限られます。

そして、適切に使用するために大切なのが、普段からどのように備えて準備するかなのです。

護身の成功率を大きく左右する「携帯方法」

携帯しないと意味がない護身用品

あなたが護身用スタンガンを購入したとします。

あなたは普段からいつも負担なく持ち歩きたかったのでコンパクトタイプのスタンガンを選びました。大きさはタバコの箱くらいですが威力は絶大で、テストスパークを見たあなたはその威力にとても満足しました。

そしていざ実生活に護身用として役立ててゆきます。

あなたはスタンガンをバッグに入れて毎日持ち歩き、備えました。スタンガンはバッグの中で、他の様々な持ち物と一緒に入っています。

ある日、深夜の公園を通っていると酔った男が突然抱きついてきました。声にならない悲鳴をあげたあなたはバッグの中のスタンガンを探します。しかしなかなか見つかりません。真っ暗な公園でバッグの中を手探りしても、手に触れるのは化粧ポーチや携帯電話や財布などばかり・・・ついにはパニックを起こし恐怖で何もわからなくなり・・・

このように、護身用品の携帯方法によっては「万が一の時に身を守れない可能性」があることを、真剣に考えてみる必要があります。

護身用品を所有しているユーザーの方は、現在の携帯方法が適切かどうかよく考えてみてください。

護身用品の購入を検討している方は、普段どのように携帯するかイメージしてみてください。

護身用品はいつでもすぐに取り出せることが大切です。万が一の時は誰しも多少パニック状態になります。そのことも考慮して、探さなくても簡単に取り出せる、ご自分に一番適した携帯方法をよく考えて決めてください。

余談ですが、女性からの相談内容で被害が多いのは「抱きつかれた・捕まえられた」です。

  • 帰宅中に突然後ろから人が走ってきて抱きつかれた。
  • 抱きつかれて胸を触られ動けなかった。
  • ストーカー(元カレとか元ダンナとか職場の同僚とか)から待ち伏せされ連れて行かれそうになる。
  • ナンパされ強引に車に連れ込まれそうになる。

ほとんどの方は泣き寝入りとなり、警察に通報しても証拠もなく犯人も特定できません。

そして多くの方が「自分の身は最低限自分で守らなければ」と決心しています。

「すぐに使える準備」必要性に応じ適切に判断

護身用品の基本準備は手に持っておくことです。

意外ですか?「そんなにいつも手に持ってられない」と言われそうですね。

いつも持っておくわけではありません。

実は護身には警戒レベルのような段階があります。

例えばそれを「平常時」と「警戒時」と呼ぶとしましょう。

それぞれのレベルと対処法を整理すると次のようになります。

平常時

特に危険は感じない(比較的安全な場所や状況)

  • 護身用品はバッグやポケットに入れておきます。
  • 安全スイッチなどは当然OFFです。
  • ケース付きのものはケースに入れておく場合もあります。
  • ポイントは、すぐに使える状態ではないがいつでも取り出せる状態である事。
  • バッグ内の荷物の下に沈んでしまい、探さないと見つからないようではダメ。
  • さっと取り出せる整頓術も必要です。
  • 万が一の時はさっと取り出し、ケースから出し、使用準備をします。

警戒時

危険を感じる・予測できる

  • 護身用品は手に持っておきます。
  • 安全スイッチなどはONです。
  • ケース付きのものは当然ケースから出して持ちます。
  • 目立ちたくなければ、手に持ったまま手をポケットやバッグに入れておいても良い。
  • こうすれば万が一の時に瞬間的に対処できます。
  • これが最も素早く対処できる体勢です。

いかがでしょうか?

当店のユーザーでも、上記の平常時と警戒時の切替を普段からしっかりできている方がおられました。

その方が夜道で引ったくりの被害にあったのですが、瞬時に護身用品を使用してなんなく相手を撃退できました。

日頃は護身用品をバッグに入れておき、夜道では手に持つという切替がしっかりできていたので、このような的確な対応が出来たと言えます。ちなみにこの方は、特別な護身術などの技術がない普通の女性の方でした。

もう一度普段の生活を見直し、自分の警戒レベルにメリハリをつけてみましょう。

「あの場所は警戒時だな、それ以外は平常時だな」と区別してみて下さい。

この考え方は、万が一の時に素早く対処できるだけでなく、警戒時だという意識がさらに防犯意識を高めて不用意な行動をとったり油断をしにくくなります。結果として普段から周囲を警戒するようになるので総合的な安全性も向上します。

まさに一石二鳥です。

日頃から防犯情報に接して意識を高める

日頃から防犯や護身に関する情報に接して、事件や安全について考える時間を持つこと、そして普段の防犯意識を高めておくことはとても大切です。こういった努力を繰り返すことによって無意識レベルでの防犯意識が芽生えます。

防犯意識が身につくと、これまでより早く危険を感じ取ったり、無意識に危険を避ける行動がとれるようになります。

さらに護身用品の知識も進めば、お手持ちの護身用品の特徴や使用方法、効果や欠点なども深く理解でき、万が一の時は護身用品の性能を100%活かすことができます。

さらに日頃から、日本中で起こる事件やニュースに触れていれば、各地で起こった事件から様々な教訓を得て、自分の安全に活かすことができます。

日頃から防犯や護身に関する情報に接していることは、そのままご自分の安全に大いに役立ちます。

当店が「本物の護身用品の販売」と同じくらい「防犯・護身情報の発信」を重視しているのは、そういった理由があるからです。

万一の危険から身を守り護身を確実に成功させるためには、護身用品も必要であり、防犯知識もとても重要です。

当店では、女性から業務用まで全ての方に役に立つ様々な情報を公開しています。

当店のサイトには、護身用品を理解する時も、護身用品を選ぶ時も、防犯のために活用する時も、様々な危険に対処する時も、必ず役に立つ情報があります。

護身用品の性能と同じくらい防犯知識は大切です。

当店の防犯情報ページでは、様々な防犯・護身についての情報をまとめていますので、是非ご覧になりご活用ください。

まとめ

護身用品の購入はドキドキするでしょうし、安心感もあると思います。

あなたが当店(KSP)を選んだのは正解です。 本当に安心し、信頼できる最高の護身用品をお届けするのが当店の特徴です。しかし、購入後にそれを本当に役立てられるのか、その性能を発揮できてご自分の安全を確保できるのかどうかは、使用するお客様次第です。

護身は道具だけでも知識だけでも実現しません。

トータルで備えてこそ、初めて完璧な護身が実現するのです。

護身用品を購入されたユーザー様や購入を検討されている方は、今回解説した携帯方法や使用準備、生活における警戒レベルの切替、防犯情報と防犯意識の向上について良く理解し、今後の防犯にお役立てください。

護身・防犯コラム

東京の三鷹でストーカーによる凄惨な事件がありました。

高3女子刺殺 「クローゼット潜伏」容疑者、署の安否確認後襲う

 東京都三鷹市で高校3年の鈴木沙彩(さあや)さん(18)が刃物で切られて殺害された事件で、京都市右京区、無職、池永チャールストーマス容疑者(21)=殺人未遂容疑で逮捕=が「鈴木さん宅に侵入し、クローゼットの中で隠れて待ち伏せしていた」と供述していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 鈴木さんからストーカー被害の相談を受けた警視庁三鷹署員が8日午後4時半前後に鈴木さんに安否確認の電話をしていたことも判明。池永容疑者は「鈴木さんが電話で話すのが聞こえた」と供述しており、捜査1課は電話の直後に鈴木さんを襲ったとみている。

 池永容疑者は8日午後、鈴木さん宅2階の無施錠の窓から侵入し、1階の鈴木さんの部屋にあるクローゼットに潜伏。「何度も遊びに来ていた」と話しているといい、事前に部屋の構造を知っていたとみられる。

 三鷹署員が同4時半前後に鈴木さんに電話をかけたところ、鈴木さんは「大丈夫です。家にいます」と返答。鈴木さんは9日にも三鷹署を訪れることになっており、その打ち合わせなどもしたという。

 鈴木さんは同4時55分ごろ、自宅前の路上で血まみれで倒れているのを発見。室内に血痕はなく、鈴木さんの肩から背中にかけて切られていることから、池永容疑者が自宅の外に逃げた鈴木さんを追いかけ、後ろから切りつけたとみられる。馬乗りになって、腹部を刺した疑いもある。

 池永容疑者は9月27日に京都市から夜行バスで上京。翌28日に鈴木さん宅に近い東京都武蔵野市の吉祥寺駅前の量販店で、凶器のナイフを購入したという。捜査1課は10日、容疑を殺人などに切り替えて送検。京都市内の自宅や大阪市内の親族宅を捜索し、パソコンなどを押収した。

ストーカーの犯人が勝手に家に侵入し、潜んで待ち伏せしていたとは驚きで背筋が凍ります。

皆さんは自宅内での防犯をどう考えていますか?

本当にあった背筋が凍るストーカー相談

実は当店でもストーカーの相談が多く、その大半は恋愛や結婚の破局が引き金になっています。

相手が男性であれ、女性であれ、ストーカー化する人は基本的に異常者に近い心理状態にあるようです。

当店の相談者の中には別れた後に復縁を迫られ、一人暮らしの自宅の周辺で毎日待ち伏せされ、付きまとわれ、インターネットでは誹謗中傷され、それでも頑なに拒んでいると玄関先に切り取られた猫の生首が置いてあった(20代女性)という衝撃的なものもあります。あまりのショックに泣きながらの相談で、話を聞き取るのも大変な状態でした。

この相談者の方も警察に相談したけど相手にされなかったそうです。「じゃあパトロールを多めにします」という当たり障りのない対応だったそうです。

人間関係のこじれには大小様々な程度がありますので、警察も全てに対応できないというのが現実でしょう。でも一人一人のストーカーがそれぞれ異常者だと考えると、今の程度が軽いからといって油断していいものでしょうか。突然の衝動的な行動で、最悪の事件を起こす可能性が高いのが異常者です。警察の対応には強く疑問を感じます。

それはさておき、今回の事件は警察も真摯に対応していたように見受けられます。相談を受け、相談者の帰宅に合わせて安否確認も行っています。警察対応の中ではレベルが高いほうではないでしょうか。帰宅して被害者も安心したことでしょうし、警察も自宅に戻ったのであれば安心と考えてしまいがちでしょう。そこに問題があります。

自宅は安全なのか・空き巣被害者の生の声

自宅に戻ったから安全。ほとんどの方がそう思うのではないでしょうか?

当店での相談でよくあるのが「空き巣被害をうけた」というものです。

空き巣って護身用品と関係あるの?

だって家にいない時に被害にあうんでしょ?

空き巣被害の後だったらカギ屋さんとか防犯ガラスでしょ?

こういった声が聞こえてきそうですね。

実は空き巣被害にあった方がまず感じるのは帰宅した瞬間のショック。それは当然です。家中土足で足跡だらけ、家財道具はめちゃくちゃです。何を盗られているかもわかりません。

でも次に感じるのは恐怖です。

驚きましたけど、すぐに「犯人がどこかに潜んでいたらどうしよう」と思うと怖くて動けなくなりました。

不在だったから良かったけど、もし在宅していてそれに気づかず犯人が侵入し、ハチ合わせしてたらどうなっていたかと考えるとゾッとしました。

空き巣の犯行中に帰宅していなくて良かったです。変な話ですが犯行後に帰宅できてほっとしました。

これが空き巣被害者の生の声です。

意外ですよね。お金やモノを盗まれた怒りや悲しさより先に、犯人を遭ってしまう恐怖を感じるのです。人間は財産よりも何よりも自分の命が大事という本能を、この経験者の感想は如実に物語っています。

自宅内でも最低限の護身対策は必須

自宅で待ち伏せして犯行に及んだ今回のストーカー殺人事件、後手に回った警察の対応、自宅は安全という根拠のない安心感、そして空き巣被害者が感じる自宅内での恐怖感。

皆さんはこれらのことからどのような教訓が得られますか?

まず「自宅は安全」という根拠のない常識を捨てなければなりません。

ストーカー被害で考えると、犯人に自宅を知られている以上は「自宅は最も襲われやすい場所の一つ」として認識すべきです。

自宅、通勤通学ルート、学校や職場は最重要警戒箇所です。警察に相談し、ストーカー問題を解決している最中なら、せめてその期間だけでも、それが面倒であっても自宅意外の場所にいる事を考えるべきです。友人宅でもビジネスホテルでもネットカフェでも構いません。犯人が知らない場所というだけで、自宅にいるより遙かに安全です。

通勤や通学のルートもおのずと変わりますから待ち伏せリスクも減ります。あとは尾行だけ気をつけ、居場所を知っている家族や友人がいればきつく口止めしておくこと(メールやSNSも含め)。これで完璧です。警察もこういったアドバイスをするべきです。

ストーカーではなくても自宅内には空き巣犯とのハチ合わせ、強盗被害、家庭内暴力、アルコールなど依存症家族の危険など様々な相談が多数寄せられています。

これでも自宅は安全と言えますか?

どのような事件や相談を見ても、催涙スプレーを玄関に置いてたり、スタンガンを寝室に置いてたら防げたのにというケースがほとんどです。

普段からそういった対策を行わず(事件の多くにはトラブルなどの予兆があるにも関わらず!)、最終的には殺人事件などが起こってしまっています。

いつもこういった事件や相談を悔しい思いで聞いています。護身用品があれば防げたのに!と思うと悔しくてなりません。

自宅は安全という思い込みは危険です。万が一の時に自分の安全を守れるのは備えがある人だけです。そしてほとんどの場合、周囲は助けてくれず、犯行は一瞬で終わり、被害をうけるのはあなたです。

自宅では最低でも玄関と寝室に護身用品が必要です。 特に危険を感じている方には、その場でその瞬間に自力で命を守るものが絶対必要であり、自分を確実に守ることができるのは護身用品だけなのです。

全国で注目される凄惨な事件はすでに起きたものであり、私達に被害者を救うことはできません。

でもそれを教訓にすることはできます。

第二、第三の将来起こるであろう事件と被害を未然に防ぐことを、今こそ真剣に考えましょう。

護身・防犯コラム

twitterのフォロワーさんからの情報で知ったのですが、岩手県盛岡市でとんでもない事件が起こりました。

【地震】停電の隙に住宅に侵入し女子学生に暴行

盛岡市で、7日の余震による停電の隙を狙って10代の女子学生の部屋に侵入し、乱暴をしたとして29歳の男が強姦などの容疑で逮捕されました。
住居侵入と強姦の容疑で逮捕されたのは、盛岡市盛岡駅西通の会社員・松永享容疑者です。松永容疑者は8日午前1時前、盛岡市に住む10代後半の女子学生の部屋に侵入し、乱暴した疑いが持たれています。警察によると、2人は面識がなく、松永容疑者は住居侵入の容疑は認めているものの、強姦の容疑については否認しています。犯行当時、盛岡市内は全域で停電していました。

当店では一人暮らしの方の暴行被害などの多さを懸念し、以前から注意喚起をしていました。

一人暮らしで危険から身を守る究極の方法

今回の事件では一人暮らしの危険性を認識し用心していたかどうかは大きなポイントになります。
もちろん犯罪において被害者に非があるなどは有り得ず、全ては加害者が悪いのですが、
それでも犯罪が発生する限りそれを防ぐ努力をするかしないかは大きな差となります。

上記の「一人暮らしで危険から身を守る究極の方法」でも説明していますが、一番大事なのは施錠です。
ドア、窓など人が侵入できる大きさのものは(例えトイレの窓であっても)施錠しておく必要があります。
これだけで侵入されるリスクは大幅に軽減されます。

窓や玄関を施錠していても侵入を許してしまうケースもあります。

例えばこのような事例です。

注意!卑劣な引っ越し挨拶強盗

自らが出入りする以外に玄関を開けるタイミング、それは訪問者です。
訪問者についての警戒は常識として浸透している傾向があり、訪問者はのぞき窓で確認したり相手がはっきりするまでドアチェーンはかけたままにしておくなど実行されている方も多いでしょう。
しかし上記の事例のように初対面で当たり前といった状況も有り得ますし、そこを悪用する犯罪者もいるとう事もしっかり認識しておく必要があります。

今回の盛岡市の事件の場合、記事からは侵入方法は読み取れません。
現場は被災地であり停電中の出来事です。
もしかしたら被災者を装ったのかもしれませんし、停電で困っているとウソを付いたのかもしれません。
鍵をかけ忘れていた可能性も否定できませんし、昨今の高度に電気化された住宅では停電によってどのようにセキュリティ性がダウンするのか理解できていない方もいるでしょう。
例えばマンション共用ホールの入り口がオートロックになっている場合、普段はカギを持っている人しか出入りできません。それだけでも随分安心感がありますよね。でも停電中はどうでしょう。停電中だから出入り禁止などできるわけありませんし、停電中は当然ながら自動ドアは開けっ放し又は手動で開閉できる状態ではないでしょうか。いつも使っている来訪者確認のカメラも使えないでしょう。インターホンもダウンすればいつもは顔を見て見て会話をしてからあけていた玄関を、仕方なしに(不用意に)あけてしまうかもしれません。

日本が大災害に見舞われ、皆が協力し助け合って乗り越えようという気運のなか、それを悪用しようという者も決してゼロではありません。

なお今回情報を頂いたtwitterのフォロワーさんは停電でもある事からフラッシュライトが必須なのではないかと意見されていました。
全くの同意見です。

護身用にも使用できるフラッシュライトは停電時の一人暮らしにはまさにうってつけです。
家の中で懐中電灯としても普通に使用できるばかりでなく、非常時には暴漢の顔面を照らして強力な光線で相手の視界を奪えます。そしてそのまま相手の胸や腹を突けば相手はうずくまり、その間に逃げる事ができます。少なくとも相手のされるままに被害にあってしまう前に抵抗できるのです。今回の事件が起きたのは停電中の午前1時です。当然真っ暗ですから訪問者があったとしてもフラッシュライトを持って対応したはずです。その他の侵入口から侵入されたとしても停電中ですからフラッシュライトは身近に備えていたはずで、やはり十分に抵抗が可能だったと思われいます。

一人暮らしの方はもう一度、生活の中の防犯を考え直すようにして下さい。

犯罪被害に遭ってから後悔しても手遅れです。

護身・防犯コラム

ストーカー・DV過去最大

東京都でストーカーの認知件数が過去最高を記録しました。

なんと前年比44.7%増という驚異的な増加率です。

ストーカー認知件数、都内で過去最多 1400件超

2013.2.4 14:31

 平成24年の東京都内のストーカー認知件数が1437件で、統計を取り始めた13年以降最多となったことが4日、警視庁のまとめで分かった。前年比では44・7%の増加。同庁生活安全総務課は、昨年11月に神奈川県逗子市で元交際相手に女性が殺害された事件などで関心が高まり、相談件数が増えたとみている。

 ストーカーをした人に対する書面での警告も、過去最多だった23年の168件を大幅に上回る275件。ストーカー規制法違反容疑での検挙は前年比4件減の16件だったが、傷害や脅迫などの容疑での検挙は53件増の73件に上った。同課は「積極的な事件化を図った結果」としている。

 相談した人は14〜73歳で85・7%が女性。ストーカーをしたとされる人は15〜78歳で、83・4%が男性。いずれも20〜30代が過半数を占めた。相談者との関係では62・1%が交際相手や元交際相手だった。

 一方、ドメスティック・バイオレンス(DV)の認知件数は前年より463件多い2805件で、過去最多だった21年の2871件に次いで多かった。

増加率も驚きですが、注目すべき点はその内容です。

私もストーカーを考える(ストーカー対策)で再三警告している通り、相談者との関係のうち62.1%と過半数が交際相手や元交際相手という恋愛ストーカーでした。

恋愛の問題はとにかくこじれやすく、感情の問題なので解決が難しいのは想像に難くありません。

恋愛や結婚は、互いの関係に問題が出てくるととたんに複雑になります。当事者の感情に差が出てきて、それが広がっていく時に、うまく対処できないとストーカー化しやすくなります。男女の問題ですからうまくいかない時も当然ありますが、どのような場合でも逃げずにしっかりと話し合う事は初期段階としてとても重要ですので覚えておいて下さい。

さらに調べていくと、このようなニュースがありました。

緊急通報装置の貸出急増 ストーカー被害相談相次ぎ 2012年に県警

2013年02月05日 10:46

 県内でストーカーやDVの被害相談が相次ぐ中、県警は4日、昨年1年間の携帯用緊急通報装置の利用者が前年から26人増の延べ62人に上ったことを明らかにした。長崎県西海市のストーカー殺人事件以降、同装置の利用希望者が急増した。県警は「このままでは貸し出しに支障が出る」として、新年度の当初予算案に15台の増設費を計上している。同日の県議会一般質問で、大山憲司本部長が答弁した。

 県警子ども女性安全対策課によると、同装置はストーカーやDVへの対応を迅速化する目的で、県警が2002年7月に10台を導入。利用者の増加などを受け、11年5月に5台を増設して計15台で運用していた。

 同装置は緊急時にボタンを押すと、警備会社が位置情報を把握して110番通報し、最寄りの警察署などから警察官が現場に向かう仕組み。県警は不測の事態に備えて数台は手元に置いているが、十数台は常に貸し出し状態という。同課は「より多くの貸し出し希望に応えられるように増設を要望した」としている。

外出先でどこにいても利用でき、警備会社を経由して警察に通報するという事から、この「携帯用緊急通報装置」はセコムの製品ぽいですね。

たぶんこんなモノではないかと思います。

通報装置

いわゆる携帯電話を通報機能に限定して特化させた端末です。

インターネット回線を利用して通報できるものでしょう。

警察や行政機関などが、このような通報装置を危機回避のメイン手段として案内している事には大変な危機感を感じます。

どこか他人ごととして考えており、平和ボケ感覚が払拭できていない証拠です。

これも私はどうしても間に合わない警察などで何度も言っていますが、通報や助けを呼ぶという行為はあくまで補助的な対策であり、その場で危険な相手から身を守る事はできません。この事を行政はきちんと説明して貸し出しているのか、不安になります。だって、通報して警察が緊急走行で駆けつけても、到着まで間違いなく10〜15分かかるからです。ストーカーや不審者から襲われている時の15分は、まさに永遠とも思える程の長さのはずですから。

皆さん、「護身」と助けを呼ぶ「防犯」との根本的な違いをよく考えるようにして下さい。

それが万が一の時に確実に身を守るための大きなポイントです。

最悪の事態で相手と一対一になった時、目の前に危機に対抗するのはあなたしかいません。

通報して助けを呼ぶのも必要です、でもその危険な瞬間に抵抗する手段、それこそが生死を分ける一瞬になるかもしれないのです。

急増するストーカーとDV被害について、悩んでいる方も大勢いると思います。

身に迫った危険ついて、しっかりと考えて備えましょう。

護身・防犯コラム

間に合わない警察

昨日、福岡県で刃物による殺人事件がありました。

殺人:女性、自室で刺され死亡 直前に110番 福岡

2013年1月31日

 30日午後11時40分ごろ、福岡市早良区百道3丁目のアパートから「男が来ている。早く来て」と、女性の声で110番があった。室内にいた20代の女性が首や腹などを刺されており、病院に搬送されたが死亡した。

 女性の知人男性が早良署に出頭、同署が殺人容疑で取り調べている。110番した別の女性からも、事件当時の詳しい状況を聴いている。

 現場はJR博多駅の西約7キロにある住宅街で、近くには市立百道小や百道中もある。

この事件でも、私が日頃から繰り返して言っている事が事実だとわかります。

警察に通報しても警官が着いた頃には手遅れ

なのです。

これが事実であり、警察が来るまでの間に終わってしまう事件が沢山あります。

私が住んでいる自宅は警察署から車で5分もかからない場所にあります。

それでも不審者を見つけ110番し「大至急きてくれ!」と言っても、パトカーが来るまで15分かかりました。(実体験)

私は警察を責めているわけではありません。日本中どこにいても15分くらいで駆けつける警察や救急車、消防車は凄いと思っていますし、他の国では到底真似できないと思います。(ちなみにニュースを読んでいてよく思うのは、通報時間は書いてあっても警察到着時間は書いてないんですよね。一般市民のためにも、これはしっかり情報公開したほうがいいと思います。)

それでも万が一危険を目の前にした時、警察や警備会社や知人に助けを求めても絶対に間に合わないという事です。万が一の時、唯一なんとかできるのは、被害者本人も含めてその場に居る人だけです。

この事件でも、110番した女性はその場に居合わせ、なんとか事件を防げる立場にいました。もし催涙スプレーを持っていれば、被害者の命は失われる事がなかった可能性があると思うと悔しくてなりません。

護身とは「失敗の許されない一度きりの反撃」です。

いつ私達はその場に居合わせるかわかりません。

そして110番は絶対に間に合いません。

この事件を参考に、もう一度日頃の護身対策について見直してください。

護身・防犯コラム

日本護身用品協会 発足

JSDPA日本護身用品協会

2011年10月24日に日本護身用品協会が発足しました。

日本護身用品協会公式WEBサイト http://www.jsdpa.com/

日本護身用品協会は日本国内の護身用品業界において、正しい護身用品の普及を推進し、悪用を撲滅するために活動します。

日本護身用品協会の大きなな役割は次の3点です。

製品の審査と認定
・本当に護身用途として使用できる護身用品を製品単位で認定

販売店の審査と認定
・正しく護身用品を普及させるため販売店単位での協会加盟店審査

悪用の防止
・悪用を防止するため販売自主規制及び販売ルールの設定

出典:日本護身用品協会の役割(日本護身用品協会ブログ)

これらの役割を軸に、日本護身用品協会は今後様々な活動を行います。

さらに日本護身用品協会は警察とも連携して防犯活動を積極的に行います。

日本護身用品協会はこれからの日本社会においてニセモノ護身用品の排除と悪用の撲滅を念頭に活動の輪を広げます。そして護身用品が正しく社会的に認知され、護身用品が必要なユーザーは将来にわたり継続的に護身用品を入手できる社会を実現します。

当店は日本護身用品協会から認証を受け、協会に加盟しました。

販売店が日本護身用品協会に加盟するためには様々な社会的責任やモラル、販売ルールの遵守が求められます。審査は非常に厳しく、認証店になるのは容易ではありません。それだけに日本護身用品協会加盟店はユーザーが護身用品を購入する場合の大きな指針になります。ルールも自主規制もモラルもなく、根拠のない過大広告でユーザーを騙しニセモノ護身用品を過信させる身勝手な護身用品販売店は社会問題です。これらの販売店は信頼性に乏しいばかりでなく購入したユーザーをも危険にさらします。日本護身用品協会はそのような販売店を認証しませんし、認証を受けてなければ日本護身用品協会が認定する正規の護身用品を販売できません。

今後は日本護身用品協会から審査を受け認証された協会加盟店こそ安心して護身用品を購入できる販売店です。

護身用品の認定と認定証明ラベル

日本護身用品協会認定ラベル

日本護身用品協会では個々の販売店を審査・認証しますが、それとは別に個々の製品においても日本護身用品協会の製品基準と照らし合わせ認定します。日本護身用品協会の製品認定基準は厳しく定められており、業界トップクラスの品質でないと認定を受けるのは不可能です。これらの認定制度によってユーザーはより安心で、より確かな護身用品を間違わずに購入できます。

上の写真は日本護身用品協会に認定された製品に貼り付けられる認定ラベルです。

日本護身用品協会認定品のラベルは安心と信頼の証明です。

護身用品を検討する時は日本護身用品協会認定品を選ぶよう推奨します。

KSPはインターネット界における護身用品の大型店として日本護身用品協会にいち早く加盟を果たしました。今後も日本護身用品協会への協力を惜しまず、さらなる護身用品業界の健全化に向けて努力して参ります。