スタンガンのホルスター底部の補強方法
当店のスタンガンには、全ての機種に標準でホルスターケースが付いています。
このスタンガン用ホルスターケースは、スタンガンを腰に装着するときなどに使用し、ベルトに通して使用できます。
スタンガンホルスターケースは丈夫で厚みのあるナイロン生地でできていて、そう簡単に痛むものではありませんが、長年の使用による経年劣化で穴が開くことがあります。
今回は、スタンガン用ホルスターケースの穴あきの原因と、予防対策について説明します。
スタンガンの重さが集中するホルスターの底部
スタンガンをホルスターに入れるとき、スタンガンは先端を下向きにして入れます。
そうすると、どうしてもスタンガンの先端にある電極の先端にスタンガンの重さが集中します。
これは、スタンガンのホルスターとして構造上避けようのないものです。
長年の振動と加重でナイロン生地に穴があくことも
スタンガンをホルスターに入れると、スタンガンの電極が真下になり、スタンガンの重さが電極に集中します。
そして、その重さを受けているのはホルスター底面の電極が当たっている部分になります。
スタンガンをホルスターを使用して長年腰などに装着していると、歩いたり走ったり、または乗り物の振動や体の動きからくる擦れなどで、スタンガンの重さの加重がホルスター底部の一点に集中し続けることになります。
これがホルスター底部が痛む原因になります。
赤丸の部分が、ホルスター底部の電極が接触する部分です。
見てわかる通り、すでに電極が当たっている部分が擦れてナイロン生地が傷みつつあります。
24時間常に腰に付けて運用している場合、およそ2年〜3年でこのようになります。
ホルスター底部の擦れ対策
このスタンガン用ホルスターの底部については、補強対策を行うことで痛みを予防できます。
その方法は、ホルスター底部に何か布地をクッションとして挿入する方法です。
具体的な方法としては、いらないハンカチや薄手の布を、小さめに切って、折り曲げてホルスターの底に敷く方法が効果的です。
下に敷く布は、2つ折りか3つ折りにして、丁度ホルスターの底部に収まるような大きさに切ってから使用してください。
この方法で、スタンガンの電極の重さが直接ナイロンホルスターに加わらないし、振動や動いた擦れなども防ぐことができます。
ホルスターの底部内には2〜3重の布を敷いても、スタンガンの挿入自体には問題ありません。
まとめ
スタンガンのホルスター、特に電極が細めなレギュラータイプやコンパクトタイプは、長年のホルスターの使用で電極が当たる部分が痛むことがあります。24時間スタンガンをホルスターを利用して装着し、動き続けるような方はホルスターの痛みが進行しがちです。
これも長年使用していただける本物のスタンガンならでは。
そういった痛みを未然に防ぎたい方は、是非今回の方法を試してみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません