万が一不審者に会った時の正しい対処法は?場面に合わせて対応しよう!
日頃どんなに気をつけていたとしても、不審者に遭遇することを意図的に避けられるわけではありません。
そのため、事前に不審者に会った時の対処法を知っておくことが大切ですよね。
この記事では、見出しごとにシチュエーションを変えて、対処法を紹介します。
場面に合わせた対応をご確認ください。
対面で不審者に会った時の対処法は?
対面で不審者と会った時の対処法は、「逃げる」「助けを呼ぶ」の2つです。
決して自分から近寄って、立ち向かうようなことはしないでください。
この2つの行為をする際、いくつか気をつけたいことがあります。
まず「逃げる」時から見ていきましょう。
不審者と近距離の場合、いきなり背を向けて逃げるのは非常に危険です。
不審者の様子を伺うのに振り返らなくてはならず、タイムラグが生じますし、隙を見せているような格好になるからです。
なるべく不審者から目をそらさずに、数歩そのまま後退りしてから走り出しましょう。
背を向けるまでに、ある程度の距離をとることが大切です。
近寄ってくるようであれば、防犯グッズを使いましょう。
防犯グッズにはスタンガンや催涙スプレーなど様々なものがありますので、ぜひ一度当社のサイトをご確認ください。
防犯グッズがない時は、鞄や小物、ペットボトルが役立ちます。
鞄やペットボトルは足元に、小銭は相手の顔を目がけて投げつけます。
ある程度の大きさがあるものは、胸上ではなく足元に投げつけた方が避けられにくく、相手の勢いをなくせるでしょう。
怯んだ隙に全速力で逃げましょう。
「助けを呼ぶ」時は、大きな声を出すことが最も大切です。
しかし、怖くて声を出せないということもあり得ます。
そういった場合に備えるためには、やはり防犯グッズを備えておくのが良いですね。
空き巣や居空きに会った時の対処法は?
不審者と会うのは、外だけではありません。
空き巣や居空きに遭遇すると、家の中での対面となってしまいます。
そういった場合にはどのような対処法が適切なのでしょうか。
咄嗟に逃げる、助けを呼ぶ、家の物を投げつけて追い払うなど、様々な意見があるかもしれませんが、最も適切なのは逃げることです。
金品を盗まれてしまうのは悔しいですが、何よりも大切なのはご自身の身の安全です。
その点を最優先することを忘れないでください。
対面で不審者と会った時は、大声で助けを呼び、逃げましょう。
ホームセキュリティを契約している場合は、非常ボタンを押せると良いですが、無理は禁物ですよ。
空き巣は、鉢合わせしないようにすることが一番です。
そのためには、ちょっとした外出でも必ず鍵をかけるように心がけましょう。
他にも、窓に防犯フィルムを貼ったり、ベランダには照明センサーを取り付けたりして、日頃から気をつけておきましょう。
もし、鍵をきちんと閉めて外出したにもかかわらず開いていたら、中には入らずに様子を確認しましょう。
靴が散乱していたり、普段と違う感覚を抱いたりした際は、すぐに家の外に出ます。
決して1人で中に入らないようにしてくださいね。
警察や管理人さん、近所の方などに事情を話し、一緒に入ってもらうことが大切です。
夜道で後ろから尾けられている時の対処法は?
暗い夜道は視界が悪く、犯罪の発生率も高くなっています。
とはいえ、仕事終わりに帰宅する時間はすでに日が暮れているという方も多いでしょう。
そこで、後ろから尾けられている時を想定した対処法も把握しておくことをお勧めします。
対処法その1:全速力で走る
相手が追いつけないほどの速さで走りましょう。
そのために、普段から動きやすい服装を選んでおきたいですね。
ヒールが必須の職業の方は、いつでも履き替えられるように折り畳み式のバレエシューズなどを準備しておくと安心ですよ。
対処法その2:電話をかけるふりをする
電話をして、電話相手がすぐ近くにいることをほのめかしてみましょう。
不審者は人に気づかれることを避けるため、怯む可能性があります。
対処法その3:雄叫びをあげて変人になる
変人になるのは勇気が必要ですが、不審者は驚いて尾行をやめるかもしれません。
その隙に大通りへ走って、安全な場所に逃げましょう。
対処法その4:周りを見ながら歩く
不定期に振り返ったり、キョロキョロと辺りを見回してみたりして、警戒していることをアピールしましょう。
イヤホンで音楽を聴いたり、歩きスマホに夢中になったりしていると隙だらけになってしまうので避けましょう。
対処法その5:人がいたら話しかける
その人にSOSを出して、助けてもらいましょう。
道に迷ったというのも良いですし、あらかじめスマホに「後ろの人に尾けられています」という文を打ち込んでおき、その画面を見せるのも良いですね。
まとめ
この記事では、不審者に会った時の対処法を紹介しました。
老若男女、誰でも不審者に会う可能性があります。
普段から気をつけて行動し、未然に防げるようにしましょう。
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