あなたの学校は大丈夫?子供の安全性を高めるための学校がとるべき防犯対策
子供に対する犯罪の危険は、通学中や外に遊びに行っている最中だけでなく、学校の中にも多く潜んでいます。学校に侵入して窃盗を試みる財物犯、直接児童に暴行を加える身体犯のどちらも、学校生活を送る子供にとって大変危険な存在です。
児童生徒が学校内で犯罪に巻き込まれないようにするために、学校側はどんな対策をするべきなのでしょうか?
学校がとるべき防犯対策
生徒に対して安全教育を行う
まずは、学校側が児童生徒に対して、「人を傷つけない」「ルールを守る」といった道徳や規範を重視する教育をするようにしましょう。
その上で危機回避のための知識や判断力をつけさせたり、不審者が侵入した時の避難訓練等を定期的に行ったりします。
安全管理を徹底する
日頃の教育だけでなく、職員の目が常に生徒に行き届くようにしておくことが重要です。そのために、職員が校内を定期的に巡回したり、登下校の時間や玄関での人の出入りを管理したりすることも大切です。
登下校時には正門前で生徒の姿を見届けることも必要でしょう。
見通しを確保する
校内で死角となる場所をなくしたり、周囲からの見通しを良くしたりして職員や地域の人が見守れる学校にしましょう。
窓ガラスは曇りガラスではなく、見通しの良い透明ガラスに変えると良いと思います。
防犯監視システムを導入する
防犯カメラ、赤外線センサーなどの防犯監視システムを導入すれば、高い確率で不審者の侵入を防ぐことができます。
しかし定期的に点検をしていないと、いざという時にシステムのスイッチが切られていたり、イタズラされたりして使えないことがあります。
点検の担当者を決めておいて点検し忘れないように注意しましょう。
システムの設置場所については、学校内で検討し、職員全員が把握しておくことが大切です。
保護者や地域の人に働きかける
PTAや地域のボランティアの人にパトロールをしてもらうように呼び掛けることで、学校側が積極的に地域全体で子供の安全を守る空気を作り出します。
また、最近では不審者が出没した際に保護者の携帯電話にメールが送信されるサービスを取り入れている学校もあります。学校と保護者が一体になって子供の安全を守るためにも、こういったサービスを積極的に取り入れましょう。
最後に
いかがでしたか。
学校内で悲惨な事件を起こさないためにも、保護者に安心して子供を預けてもらうためにも、学校側でできる防犯対策はしっかりと行ってくださいね。
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