催涙スプレーを持ち運ぶのはなんのため?護身にはもってこいです
「催涙スプレーはなんのために必要なのか」
「催涙スプレーの特徴についてくわしく知りたい」
護身用アイテムをお探しの方で、このようにお思いの方も多いでしょう。
そんな方に向けて今回は、催涙スプレーの特徴、効果、使い方に関する注意点についてくわしくご紹介します。
□催涙スプレーの特徴について
催涙スプレーは、目に入ると激痛が走り、涙が止まらなくなる護身用アイテムの1つです。
催涙液を吸い込んでしまうと、咳き込んだりくしゃみが止まらなくなったりします。
同じく護身用アイテムとして、警棒やスタンガンが挙げられます。
この2つのアイテムをお探しの方も多いですが、注意が必要です。
それは、警棒やスタンガンは訓練を受けた人が使用して初めて大きな効果を発揮するということです。
警棒やスタンガンを日頃から使用する訓練を受けている一般の方は少ないでしょう。
そのため、護身用アイテムとしてこれらを持ち歩いたとしてもいざというときに正しい方法で使用できない可能性が高いです。
加えて、警棒やスタンガンで不審者と応対するとき、非常に近い距離で応対する必要があります。
不審者との間合いが近いため、相手が刃物といった凶器を所持している場合、怪我や致命傷を負ってしまう可能性があります。
このような事態を避けるためにも、適正な訓練を受けた方以外の方には、警棒やスタンガンはあまりおすすめできません。
特殊な訓練を受けていない方でもお手軽に使用できる護身用アイテムが今回ご紹介させていただく、催涙スプレーです。
催涙スプレーには、不審者から距離をとりながら使用できるという特徴があります。
ポケットの中に入るような小型の催涙スプレーでも1メートル程度は離れて使用するできます。
加えて、催涙液には即効性があるため、すぐに症状が相手に現れます。
そのため、相手を一定の時間行動不能にできます。
相手が催涙液の影響を受けて動けない間に、警察に通報することで身の安全を確保できるでしょう。
このように催涙スプレーは誰でも使用できるため、男性だけではなく女性にとっても鞄に忍ばせておきたい護身用アイテムであると言えます。
□催涙スプレーの効果について
催涙スプレーは、主に目や鼻等の粘膜に作用します。
何も対処しない場合、下記のような症状が長時間続きます。
1つ目は、目に入ったときです。
催涙スプレーが目に入った場合、目の痛み等で目を開くことが困難です。
仮に目を開けられても、涙が流れるため視界がすぐに回復しない場合があります。
2つ目は、吸い込んだときです。
催涙剤やその匂いを吸い込んだ場合、トウガラシ成分の強い刺激な影響を受けます。
具体的には、のどの痛み、鼻水、咳などで呼吸がしづらい状態が続きます。
3つ目は、皮膚についたときです。
皮膚に付着した際の症状は、催涙剤がかかる量や濃さ、場所によって大きく異なります。
目、鼻、口などの粘膜や皮膚が薄い部分は、大変強い刺激を受けやすいです。
そのため、焼けるような痛みを感じ、皮膚が赤くなる場合があります。
一方、手のひらといったある程度皮膚が厚い場所に少量付着した場合、強い刺激を感じることは少ないでしょう。
しかし、人によっては皮膚が厚い場所にかかってもヒリヒリとした痛みを感じる場合や皮膚が赤くなる可能性があります。
催涙スプレーは、護身に優れた効果を有する一方で、自分自身に大きな被害を及ぼすこともあります。
万が一、催涙スプレーが自分自身の身体に付着した場合は、冷水で洗い流し、1日間ほど様子をみることで通常は全快します。
その間は痛みが和らぐまで冷やすことが効果的です。
もし症状が改善しなければ医療機関を受診しましょう。
□催眠スプレーを使用する際の注意点について
催涙スプレーといった護身用アイテムは、持っているだけでは効果がありません。
実際に使用して初めて自分の身を護ることに役立ちます。
いきなり危険な目にあったとき、恐怖や驚きで身がすくんで動けなくなってしまう方もいらっしゃるでしょう。
「本当に使ってしまって大丈夫だろうか」
このように、使用を躊躇してしまう方も多いです。
しかし、催涙スプレーをはじめとした護身用アイテムを使うべき場面では、迷わず使うことが重要です。
勇気を持って使用するためにも、催涙スプレーの使用に関する注意点を把握しておく必要があります。
ここでは、その注意点を4つご紹介します。
1つ目は、催涙スプレーを携帯する使用目的と方法としっかりと理解することです。
催涙スプレーは使用方法を誤ることで、関係のない人に危害を与える可能性があります。
使用方法を確認し、人に見せびらかしたり、ふざけて使用したりしないようにしましょう。
2つ目は、不審者との距離を適切に保つことです。
催涙スプレーを利用する場合、催涙剤をしっかり相手に噴射する必要があります。
相手との距離は近すぎず遠すぎずの3メートル程度から使用することを心がけましょう。
3つ目は、使うべき場面では使用を躊躇わないことです。
催涙スプレーを使用しなければならないような状況に遭遇したときには、躊躇せず利用することが重要です。
そのためにも事前に使い方をしっかり確認しておきましょう。
4つ目は、プロにサポートしてもらうことです。
催涙スプレーの使用に不安がある場合は、プロにサポートしてもらうことも検討しましょう。
催涙スプレーを購入したお店の店員さんなどに使用方法や管理方法を尋ねることがおすすめです。
□まとめ
今回は、催涙スプレーの特徴、効果、使い方に関する注意点についてくわしくご紹介しました。
本記事を参考に、催涙スプレーの特徴を把握し、適切な方法で使用することを心がけていただければ幸いです。
護身用アイテムに関してお困りの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。
最近のコメント