警棒術って何?警棒術の基本や警棒の使い方をご紹介!
「警棒術ってどんな護身術?」
「言葉だけは聞いたことあるけど、あまり詳しくない」
この記事をご覧の方の方多くは、このようにお考えでしょう。
今回は、警棒術について基本的な情報をお伝えします。
警棒術とは?
警棒術とは、護身術の1つです。
特殊警棒と呼ばれる護身用品を用いて、自分や家族の身を守ったり、警備等の職業に就かれている方が暴漢を制圧する時に使ったりします。
警棒術を身につければ、自分や家族の身を守ることになった際に警棒がなくとも、棒状の物体さえ見つければ、相手を威嚇し無力化できるでしょう。
現在では、競技やスポーツ、武道として指導している団体がほとんどですが、護身としての警棒術を学べる講習もあります。
警棒術のテクニックをご紹介!
警棒術ではどんな技が使われるのでしょうか。
基本的なテクニックを4つご紹介します。
1:よけ技
テクニックの中でも最も大切な技術と言えます。
文字通り、相手の色々な攻撃を上手くよける方法です。
基本の体さばきから、棒を巧に使ったよけや攻守一体のよけなど、様々なよけ技があります。
2:打突技
最少限の力とモーションで、的確に狙った部位を打てますし、相手の意表をついた効率良い打突技もできます。
コツをつかめば、握力や腕力に自信のない方でも強力な打突技を繰り出せます。
また、警棒のグリップ部を持っての打ちだけでなく、棒の中央部や先端部を持って攻撃でき、多彩な打ち方があるのがメリットです。
3:解き技
解き技は、自身が持っている警棒を相手につかまれ奪われそうになった場合などの万が一の時に使える技です。
解き技を身につければ、たとえば、持っている警棒を相手につかまれてしまった場合でも、その手を振り解いたり、抜いたりできます。
くずし技や抜き技といった技があります。
4:関節技
警棒術の関節技は、中及上級の技になります。
主に、危険な職業に就いている方が身につけるための技で、主に暴漢を連行したり、制圧したりする時に使われます。
他の技より練習が必要になりますが、棒を使ってテコの原理を応用する技がほとんどなので、基本の動きとコツを覚えれば、簡単に掛けられます。
以上、警棒術の基本テクニックをご紹介しました。
警棒の使い方や注意点をご紹介!
ここでは、警棒術で使用する警棒についてご紹介します。
警棒は、護身用品の1つで、使いこなせれば使い手にとって強い味方になります。
警棒のメリットとデメリット
警棒を護身で使うメリットは、汎用性の高さです。
打つ・絞める・投げるなど、多種多様な使い方が可能です。
格闘技の経験がある方であれば、少ない時間で警棒術も身につけられるでしょう。
デメリットとしては、警棒は打つ・絞める・投げる、の技の中で打つ攻撃が多いため、肩や上腕、太ももなどの肉の厚い部分に対して効果が薄い点が挙げられます。
警棒の攻撃が効果的な部位には、額や前腕、スネがあります。
ただ、額や前腕、スネに対しては、相手に骨折などの重症を負わせた場合、過剰防衛とみなされてしまうため注意が必要です。
警棒を使う上での注意点
警棒は刃物や銃器に比べると、たしかに攻撃力は劣りますが、やはり鉄の棒なので、打撃力は高く相手に重傷を負わせる可能性が高い護身用品です。
そのため、警棒を使用する際は以下で説明する注意点を押さえましょう。
まずは、実際の場面は訓練とは全く別物であるということです。
実際に襲われるような場面では、相手が刃物を持っている可能性もあります。
そして、相手が刃物を持っているのを見ると、人はパニック状態に陥りやすいです。
パニック状態に陥ると、頭で考えて反応するのは難しく、警棒も単純な振り回しになりがちです。
実際の場面の中で、練習した動きはほんの数割しか発揮できないでしょう。
相手が刃物や鈍器など殺傷力の強い武器を明らかに携帯している場合は、相手を思いやることや先のことを考える余裕はないので、自分の命を守ることを第一に考えましょう。
暴力の場面で、相手を警棒で制圧するという事は、それなりのダメージを与える覚悟が必要です。
次に、「襲われたら即応戦」という反射運動ができるくらいまで反復練習をすることです。
警棒を購入したり常備したりしておくだけでは何の意味もありません。
大切なのは、警棒を使う技術を身につけているかどうかです。
人は、危険な場面に遭遇した時は条件反射で体が硬直します。
警棒術などの護身術を身につけている人は、この硬直が一瞬で、反射的に対応できますが、素人はこの硬直時間が長くなります。
硬直時間が長いほど、自分の命の危険度が高いと言えます。
したがって、襲われると思ったらすぐ警棒に手が伸ばせるよう、しつこくイメージトレーニングを行いましょう。
まとめ
本記事では、警棒の所持をお考えの方に向けて、警棒術について基本的な情報をご紹介しました。
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護身用品の購入を検討されている方は、一度当社のホームページをご覧ください。
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