長期間家を留守にするときはどんなことに気をつける?

長時間家を留守にしなければいけない時、何か起こるのではないかと不安に思う方は少なくないでしょう。
一人暮らしをしている方は特に家の様子が分からないため心配ですよね。
そこで今回は、家を留守にするときに覚えておいてほしい防犯対策について解説します。
ぜひ、参考にしてください。

□留守中のリスクとは?

家を長時間留守にすると、どのようなリスクがあるのでしょうか。
まずは、留守中に起こり得る3つのリスクを紹介します。

1つ目は、防犯面です。
2019年の警視庁による統計では、侵入強盗の被害にあった家の3分の1が留守宅だとされています。
カーテンが閉め切られている、夜に電気が付いていない、などの外から見てわかる留守宅では強盗犯に目を付けられる可能性があります。
家に人が誰もいないと、強盗犯にとっては大胆な犯行もしかねないので注意が必要です。

2つ目は、防災面です。
長期にわたり家を空ける場合、漏電やガス漏れなどの防災面でも気を付けるようにしましょう。
例えば、コンセントに埃が溜まっている状態でプラグを挿しっぱなしにしていると、出火
の原因にもなりえます。
周辺の家を巻き込んでしまう可能性もあるため、家を出る際は入念なチェックが大切です。

3つ目は、衛生面です。
留守中は家のメンテナンスができないため、カビの発生や悪臭が漂ってしまうことも考えられます。
不潔な原因となるゴミの放置はせず、家を空ける前に掃除をし捨てるものは捨てておくなど、なるべく綺麗な状態にしておくと良いでしょう。

□留守中の防犯対策をご紹介!

長期間家を空ける方にとって1番不安なのは防犯面でしょう。
ここでは、防犯対策として覚えておいてほしい3つの対策をご紹介します。

まず1つ目は、ポストに投函物を溜め込まないことです。
ポストにチラシや新聞が大量に溜め込まれていると、家に誰もいないことが外からわかりやすくなります。
そのため、強盗犯にターゲットとされてしまう可能性があるのです。

対策として、新聞を取っている方の場合は新聞屋さんにしばらく新聞の配達を止めてほしいと伝えるようにしましょう。
しかし、その理由として細かな情報を伝える必要はありません。
詳細に伝えるよりかは、簡略に伝えておくことでプライバシーが守られて安心です。

その他の郵便物に関しては、家にいない期間を不在届として近くの郵便局に出しておくことで、留守中に郵便物は届きません。
万が一宅配便が家に届いてしまった場合、到着して7日間は営業所に保管してもらえるので連絡すると良いでしょう。

2つ目は、戸締りを徹底することです。
強盗犯に侵入された家のほとんどが戸締りがしっかりできていないことが原因であると言われています。
しっかりしたつもりでも、窓の鍵が開いていたりするとそこから侵入される可能性は十分あります。
玄関以外にも、小さい窓から勝手口まで全ての鍵を閉めるようにしましょう。

鍵を閉めるだけでは不安と感じる方は、補助錠を付けることをおすすめします。
窓の鍵を閉めた上で補助錠を付けることで、防犯面が向上しより安全に出かけることができます。

3つ目は、防犯グッズを利用することです。
留守中はどれだけ戸締りをしても、何が起こるかは誰にも予想できません。
そこで防犯カメラなどの防犯グッズを利用してみても良いでしょう。

防犯カメラ以外でも、異常な動きをする人を感知するセンサーも売っているため、何かが起こったとき周りの人が音に反応して対応してくれることがあります。
3000円程度で売られているものもあるため、一度検討してみてはいかがでしょうか。

□衛生面や防災面での対策をご紹介!

長期間の留守中には衛生面や防災面でもリスクが伴うため、気を配る必要があります。
ここでは2つの対策を紹介します。

まず衛生面の対策としてあるのは、掃除やゴミの処理をしておくことです。
留守中にカビの発生や異臭をさせないためにも、あらかじめ家を綺麗な状態にしておくことが大切です。

例えば、水回りの掃除です。
特に水回りは掃除をしっかりしておかないとカビの発生や異臭を防ぐことができません。
排水口も含めて水気を拭き取り掃除をしておくことで、帰宅した時も綺麗な状態で使うことができます。

また、家の中にあるゴミは全て外に捨てておくことも大切です。
家にゴミがあると、異臭に繋がる恐れがあります。
長期的に留守にする場合は特に全てのゴミを外に出すようにしましょう。

続いて防災面での対策として挙げられるのは、コンセントやブレーカーを切っておくことです。
長期間家を空けると掃除ができないため、コンセント部分に埃が溜まってしまう可能性があります。
そうなると、発火の原因となり得るためあらかじめ全てのコンセントを抜いておくと安心です。

ブレーカーの場合は、必要箇所以外の部分を落としておくことで火災が起こる原因を最小限に減らすことができます。

□まとめ

今回は、家を留守にするときに覚えておいてほしい防犯対策について解説しました。
長期間にわたり家を留守にすることはリスクによる不安は多いですが、しっかり対策をすることでトラブルとなる原因を無くすことができます。
皆さんもこの記事を参考に留守中の対策を徹底してみてはいかがでしょうか。

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Posted by ksp_weblog