ストーカーの嫌がることを意識して身を守りましょう!
現在ストーカー被害に悩まれている方で、対策をしているのに効果がないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その場合、現在行なっているその対策が間違っている可能性があります。
そのまま続けてしまうと、より身に危険が及ぶ行為に繋がる可能性があるので、今すぐストーカーの嫌がることを意識しましょう。
ストーカーが諦めることはない
ストーカー対策として、「諦めるのを待つ」「やめてほしいと伝える」といった、ストーカーに選択肢を与えるような対策では全く意味がありません。
ストーカーの心理の根本は非常に自分本位なので、ストーカーが自ら諦めるという選択肢を取ることはないのです。
もし今ストーカーの自主性に任せるような対策をしているのであれば、ご自身の身を守るために改めましょう。
ストーカーに対しては、「強制的に諦めさせる」対策をすることが非常に重要になってきます。
そこで最も有効なのが、ストーカーの嫌がることをすることなのです。
ストーカーが嫌がることって?
SNSアカウントを非公開にする
近年のストーカーは、SNSから情報収集するという手口が多く見受けられます。
その収集法は様々であり、ご本人が投稿されている文字の内容からであったり、投稿されている写真の一部から場所を断片的に特定していたり、事件やお祭りなど
地域性のある内容から場所を特定していたりと多岐に渡ります。
なかには、瞳に移る情景から住所を特定したというストーカー事件もあったので、SNSからの情報流出は決して侮れません。
そのため、ストーカー被害に遭われている時は特に、SNSの公開範囲は制限しておきましょう。
初期のストーカーは、このような情報のシャットアウトを嫌がる傾向にあります。
ストーカーが知人であった場合、非公開にしてもフォロワーにいる可能性がありますよね。
犯人が分かっている場合はブロックする手もありますが、そもそもSNSの投稿を控えるのが効果的です。
在宅の確認をされないようにする
ストーカーが住所を知ってしまっている場合は、在宅していることを外に悟られないようにしましょう。
在宅していることが分かってしまうと、家を出る時間に待ち伏せされたり、帰ってくるタイミングでアクションを取ってきたりする可能性があります。
危険な場合は、空き巣に入られたり、暴行に繋がったりする恐れもありますので、必ず外から見た時の状況まで配慮するようにしましょう。
具体的には、照明の点灯、洗濯物の有無、ポストの中身の状態などから悟られることが多いです。
帰宅してすぐに照明を付けない、洗濯物は室内干しにする、ポストはためないようにするなどの対策を取りましょう。
決まった出入り口を使わない
会社の出入り口や駅の降り口などで、常に同じ所を使わないようにしましょう。
無意識に同じ所を使いがちですが、ストーカーにとっては待ち伏せや付きまといしやすくなってしまい、危険です。
ストーカーに遭っている可能性がある場合は特に、「いつもと同じルート」を使わないようにご注意ください。
携帯を非通知拒否設定にする
着信を受けた非通知を拒否して切るのではなく、設定で非通知からの着信自体を拒否することが大切です。
拒否して切った場合、それだけで「今は携帯を触れる状況」「携帯の電源を入れている状況」といった情報を与えてしまうことになります。
他の情報と複合して、今何をしている時間なのかといったことまで把握されてしまう可能性があるので、しっかりと設定から拒否するようにしましょう。
LINEの場合は「友達以外からのメッセージ受信拒否」設定をしておくと良いですよ。
ストーカー対策の間違った方法とは?
まず、連絡手段を一気に遮断することが挙げられます。
一切の連絡手段を絶たれたストーカーは平常心を失い、パニックに陥ってしまいます。
そうなってしまうと、これまで以上にヒートアップした行為に及ぶかもしれません。
ストーカーが連絡手段を絶たれたと気づくような形はとらないように気をつけましょう。
次に、ストーカーに嫌われる行為をすることです。
例えば、わざと冷たい態度を取ったり、「生理的に受け付けない」「顔も見たくない」といった否定する声掛けをしたりすると、逆効果です。
「自分が更生させなくては」「愛情の裏返しだ」といったゆがんだ思考からエスカレートすることもあるので、絶対やめましょう。
最後に、周囲の友人や恋人を介入させることです。
こういった第三者の介入は、ストーカーにとっては邪魔者ととらえられ、攻撃してくる可能性があります。
相談する分には構いませんが、仕掛けたい場合は警察や弁護士、専門家を頼るようにしましょう。
まとめ
ストーカーの嫌がることは、ご本人の状況が分からなくなることです。
情報がストーカーに伝わることのないよう、適切な対策を取りましょう。
また、おひとりでは悩まず、しかるべき所に相談することが大切です。
その際は、ストーカーされている事実の証拠を持っていくようにしましょう。
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