警棒の持ち歩きは犯罪なのか?警棒所持に関する法律や選び方を解説します!
仕事や部活等で帰りが遅くなる女性は、1人で夜道を歩くのは怖いですよね。
そのため、護身用として警棒の購入を検討されている方もいらっしゃると思いますが、法律的に問題ないか気になりますよね。
この記事では、警棒所持の違法性や選び方のポイント、そして警棒以外のおすすめ護身用グッズをご紹介します。
警棒を所持するのは合法?
警棒は警備員や警察の方が所持しているイメージが強いですが、果たして一般の市民が所有して良いものなのでしょうか。
結論から言うと、警棒を護身用及び防犯を目的として購入・所持することは法律的には認められています。
ただし、たとえ防犯目的だとしても、日頃から持ち歩いている場合には違法とされる可能性もあります。
そのため、警棒を持ち歩くのは何か正当な理由がある場合のみにしましょう。
警棒は護身用としてかなりの効果を発揮しますが、殺傷能力が他の護身用グッズと比較しても高くないのが安心できる理由の1つです。
警棒を使用するには緊急の際や正当防衛などの場合に限られてしまいますが、ただ威嚇するだけでも十分護身用として機能します。
このような理由から、警棒を日頃から所持しておきたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
「夜道を1人で歩くのは不安だ」と思って、警棒を持ち歩きたい方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、これは正当な理由として認められない場合があります。
そのため、警棒を所持するにしても、違法にならないように注意する必要があります。
家や仕事場に護身用で置いておく場合には、特に問題はありません。
警棒選びのポイントを解説!
ここまで警棒の所持が護身用・防犯用であれば、法律的に問題ないことをご説明しました。
ここからは、警棒の選び方について解説します。
護身用に警棒を購入するといっても、普段から使用するものではないため、一体どのようなタイプを選べば良いのか分かりづらいですよね。
警棒の選び方として重要なポイントは、以下の2つです。
家や仕事場に置くのであればスタンダードなタイプを選ぶ
1つ目のポイントは、家や職場に置いておく場合はスタンダードなものを選ぶことです。
家や職場に常備する場合、不審者の侵入した際にすぐに使えるタイプが好ましいです。
ボタンで伸縮するタイプやロックのかかるタイプなど警棒には様々な種類がありますが、防犯時に大切なのは「いかに使いやすいか」です。
特別な機能の備わっていないスタンダードなタイプは手を加える必要がなく、すぐに扱えるため、余計な動作がありません。
もちろん、普段から持ち歩く場合には伸縮タイプの方が便利ですが、置いておくだけならスタンダードタイプでも問題ないでしょう。
ちなみに収納面を気にされるのであれば、伸縮タイプの方がスタンダードタイプよりも適しているかもしれません。
その場合には複雑な機能ではなく、ボタン1つで伸縮できるタイプを選びましょう。
ストラップの付いたタイプを選ぶ
2つ目のポイントは、ストラップ付きを選ぶことです。
警棒は振り回しながら威嚇することが多いですが、その際に勢い余って手から飛んでいってしまう危険性があります。
そうなってしまうと相手に取られてしまうだけでなく、無防備になってしまい危険度が増してしまいます。
そのため、警棒を誤って飛ばさないようにストラップを手に巻き付けられるタイプを選びましょう。
ストラップが付いていたとしても、女性や高齢の方は手から抜けてしまう可能性もあるため、できるだけ強度が高いストラップを選ぶべきです。
警棒以外でおすすめの護身用品は?
最後に警棒以外にどのような護身用グッズがあるのかをご紹介します。
スタンガン
最初におすすめする護身用グッズは、スタンガンです。
スタンガンとは、相手に電流を流すことで撃退するグッズです。
このスタンガンですが、放電の際に大きい音や光を発することをご存じでしょうか。
この音や光によって相手に威嚇できるため、護身用として十分な役割を果たします。
催涙スプレー
催涙スプレーも緊急の際に役立ちます。
催涙スプレーには、相手を動けなくするほどの刺激物が含まれており、それを吹きかけることで身の安全を守ります。
ちなみに、この液体は刺激による後遺症が残らない「OCガス」と、化学成分を利用した「CNガス」の2種類が存在します。
催涙スプレーは、スタンガンとは異なり相手との距離を取って威嚇できるため、より安心できます。
フラッシュライト
フラッシュライトも護身用として緊急の際に活躍します。
フラッシュライトとは、懐中電灯と似たような形状をしており、懐中電灯よりもさらに強い光を放ちます。
この光を相手に向けることで、相手の目を眩ませられるでしょう。
相手への威嚇用としても使用できますが、災害時のライトや遠くの誰かに助けを求める際にも使えるなど、凡用性も高いです。
まとめ
今回は警棒を所持することの違法性や警棒の選び方、その他の護身用グッズをご紹介しました。
犯罪の少ない日本だとしても、いつ事件に巻き込まれるのかは予測できません。
そのため、護身用として何かしらのグッズを日頃から用意しておくことをおすすめします。
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