防災ポーチは有事の際に役立つ!女性でも持ち歩きできる便利な防災グッズをご紹介!
地震や台風など、自然災害の多い日本。
その経験から年々高まっている防災の意識ですが、近年では防災ポーチと呼ばれるアイテムが注目を浴びていることをご存じでしょうか。
この記事では、防災ポーチの重要性やポーチに入れるべきグッズ、防災ポーチを作る際の注意点をご紹介します。
□防災ポーチの重要性とは?
防災ポーチの重要性についてご紹介する前に、皆さんはそもそも防災ポーチという言葉を耳にしたことはありますか。
防災ポーチを簡単にご説明すると「外出時の災害に備え、日頃から持ち歩きできるタイプの防災グッズ」です。
家に備えておく水や食料といった備蓄とは異なり、防災ポーチは災害が発生してから避難するまでの数時間ほどを想定しています。
災害時の対策用グッズは、日頃から持ち歩く「0次の備え」、非常事態の避難時に持ち出す「1次の備え」、そして災害発生からの長期間に備える「2次の備え」に分けられます。
防災ポーチはこの中の「0次の備え」に該当しているため、可能な限り普段から持ち歩きましょう。
ちなみに、防災ポーチを日頃から持ち歩くことには、「外出時の緊急事態に対応できる」、「災害に関わらず別のアクシデントにも対応可能」、「日頃から安心して生活できる」などのメリットがあります。
災害時のみしか効果を発揮しないため、防災ポーチを持ち歩くのを面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。
防災ポーチには様々なアイテムを入れる必要があるため、やはり少しばかりは荷物になってしまいます。
しかし、緊急事態はいつ起こるか予測できません。
例えば、「いつも利用しているエレベーターが突然止まってしまった」、「天気予報では晴れだったのに雨が降り、電車が長時間動かなくなった」など、予想外の場面で緊急事態は発生します。
そのため、万が一のために日常から準備しておくことが大切です。
□防災ポーチに入れるべき防災グッズをご紹介!
ここまで、そもそも防災ポーチとは何なのか、その重要性についてご紹介しました。
ここからは、実際に防災ポーチに入れるべきおすすめの防災グッズをご紹介します。
防災ポーチを持ち歩いている方の中でも多く見られるのがハサミやLEDライトです。
ハサミは使い勝手が非常に良く、様々な用途に使用できるため持ち運ぶことをおすすめします。
そして、LEDライトも利便性が良いです。
近年では、スマートフォンに懐中電灯のような機能が備わっているため、必要ないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、スマートフォンは家族や友人との連絡手段として、バッテリーを残しておくべきです。
また、災害が長期化した際には、バッテリー切れでスマートフォンそのものが使えなくなってしまう可能性もあるため、LEDライトは持ち運ぶと役に立ちます。
その他でもマスクやホイッスル、ビニール袋やウェットティッシュなどは、バッグにも入れやすく災害時は重宝するでしょう。
携帯用のミニトイレや防寒シートも入れておくと便利です。
そして、男性と女性で入れておくべきアイテムの種類は異なります。
女性の場合は特に、緊急時は生理用品が不足してしまう事例が多く発生しています。
そのため、生理用品はもちろん、体を冷やさないためにホッカイロを用意しておくと非常に役に立ちます。
□防災ポーチを作る際の注意点とは?
最後に、防災ポーチを作る際の注意点を見ていきましょう。
先ほどもご説明した通り、防災ポーチの目的は災害発生からの数時間に備えることです。
そのため、次の3つの注意点に気を付ける必要があります。
1つ目は、防水性のものを選ぶことです。
用意した防災アイテムも、災害の影響で濡れてしまい、使い物にならなくなっては意味がありません。
そのため、ポーチは防水性のタイプを使いましょう。
2つ目は、できるだけ軽くすることです。
災害時は予想しない出来事が発生するため、できるだけ身軽にしておく方が安心です。
そのため、ハサミや防寒シートといったアイテムは、コンパクトなタイプを選ぶことをおすすめします。
重すぎると、日頃の持ち歩きも面倒になってしまいます。
3つ目は、必要最低限のアイテムだけを選ぶことです。
備えあれば憂いなしと考え、ついつい余分な量の防災グッズを入れてしまう方もいらっしゃるでしょう。
何度もご説明しますが、防災ポーチの目的は「災害発生から数時間の安心、安全」です。
そのため、自分にとって何が必要なのかをしっかりと見極め、必要最低限だけ用意することをおすすめします。
あまりにも重すぎたり、大きすぎたりすると、日頃から持ち歩くのに苦労してしまうでしょう。
□まとめ
今回は、近年注目を集める防災ポーチについて、その重要性や入れるべきアイテム、作成時の注意点についてご紹介しました。
特に自然災害はいつ起こるか分からないため、日頃から備えておく必要があります。
防災ポーチであれば持ち歩きやすく、外出時であっても役立つため、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
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