夜道の一人歩きは事件のリスクが高い!女性が気を付けたいポイントを解説!

女性にとっては、夜道の一人歩きは事件のリスクが高まります。
そこで今回は、女性が標的になりやすい犯罪や対策について解説します。
ぜひこの記事を参考にしてください。

□女性が標的になりやすい犯罪とは

警察庁が毎月更新している「犯罪統計資料」を参考に1月から6月までに発生した重要犯罪を調べてみると、増加傾向にあるのが殺人と強制わいせつです。
特に強制わいせつは被害者の7割以上が女性で、その発生場所は道路上となっております。
また、強制わいせつに限らず、道路上や街頭で発生する犯罪は夕方から明け方にかけてと、暗くなって犯罪が人目に付きにくい時間帯です。

陽が長くなってきたものの、花火大会や夏フェスなどのイベントがたくさん開催されていて、帰るころには日が暮れていることも多くなる季節です。

命を奪われたら取り返すことができませんし、性犯罪の被害に遭えば心に深い傷を負うばかりか、体にも影響を受ける可能性があります。
いずれも被害にあってからでは取り返しのつかない犯罪だからこそ、しっかり自己防衛することによって、被害に遭わないようにしたいところです。

□帰宅時に気を付けたいポイントとは

*夜道

1つ目のポイントは、「夜道を歩くときは速いテンポで歩く」ことです。
犯罪者に隙のない印象を与えるためにも、帰宅時はスピーディに歩くことが基本です。

2つ目のポイントは、「暗い近道より、遠回りでも明るい道を通る」ことです。
家の周囲が暗い小道しかない場合はいつも以上に周囲に気を払うことや、自転車やタクシーで帰宅することなどによって防犯対策を工夫しましょう。

3つ目のポイントは、「交番やコンビニなど、助けを求められる場所を把握している」ことです。
帰り道のルート付近にある交番やコンビニ、お店などは事前に把握しておきましょう。

注意すべきは夜道だけではありません。
犯罪を抑止するには電車に乗るときにも注意が必要です。

*電車

電車に乗るときのポイントの1つ目は、「乗車場所に気をつける」ことです。
階段に近い車両は人の出入りが激しく、犯人が逃げやすい為痴漢が起きやすい傾向があります。

2つ目のポイントは、「通勤・通学時間や、乗車する車両を定期的に変えること」です。
犯罪者は、同じ場所や時間に乗車する人を狙うこともあります。
毎日同じ時間、同じ車両に乗るのはなるべく避けましょう。

*帰宅後

また、帰宅後に気を付けたいポイントもいくつかあります。

1つ目のポイントは、「家に入る前は周囲を確認する習慣をつけること」です。
家の鍵を開け、扉を開けた瞬間に後ろから押し入られるケースも考えらあるため、鍵を開けるときは周囲に誰もいないことを確認してから開けましょう。

2つ目のポイントは、「鍵をかける習慣をつけること」です。
ドアを開けたら、素早く入って鍵を閉めましょう。
また、玄関扉だけではなく窓の施錠確認も忘れずに行いましょう。

3つ目のポイントは、「ドアを開けたら、声を出すこと」です。
帰宅時は必ず「ただいま」と声をかけたり、インターフォンを押してから入ったりして誰かと暮らしているように装うと、犯罪の抑止につながります。

また、物件選びも犯罪対策には重要な役割を果たします。
物件を選ぶときはオートロックは絶対条件で、1階から3階と最上階、角部屋は避けましょう。

1階から3階は下から犯罪者が登ってくる危険性があることはなんとなく想像できますが、家賃が高い傾向にある最上階や角部屋がいけない理由はなんでしょうか。
理由は、屋上から配管をつたって簡単にベランダに降りてきてしまうからです。

つまり、防犯対策を考慮すると出来るだけ建物の真ん中あたりの階を選ぶのが良いです。

ただ、オートロックがある物件でも油断は禁物です。
「共連れ」といってオートロックを解除した時に後ろから付いてこられることもありますし、人が出てきたタイミングで中に入ることも可能です。
また、紙1枚で簡単にオートロックが開いてしまう物件もあるため、防犯意識は常に高く持っておきましょう。

□性犯罪にあわないための対策とは

*性犯罪対策

やはり肌の露出が多いと、性犯罪で狙われやすくなってしまいます。
具体的な服装としては、胸元が出ていたり、生足だったりといったものが当てはまります。
夏の暑い時期はノースリーブの服を着たり、足を出したくなるものですが、その恰好では性犯罪者を刺激してしまいかねません。

対策としては、「カーディガンを羽織る」「ガードルを履いて下着のラインを目立ちにくくする」「タイツやストッキングを履く」といったものが挙げられます。
夜道ではお洒落を我慢して、肌の露出を減らす工夫をすると良いでしょう。

□まとめ

今回は、夜道で事件に巻き込まれないためのポイントについて解説しました。
本記事を参考にして安全対策について改めて考えてみてください。
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Posted by ksp_weblog