一人暮らしでドアガチャが心配な方へ!対策も解説します!
皆さんは、夜中にドアをガチャガチャとする音で目が覚めた経験はありませんか。
この行為は通称ドアガチャと呼ばれ、このような経験がある人は少なくないようです。
一度でもドアガチャをされたら不安で眠れませんよね。
今回は一人暮らしでドアガチャが心配な方へ向けて、ドアガチャ犯の傾向とその対策を解説します。
誰が何のためにドアガチャをするの?
ドアガチャの真相には2つのパターンが考えられます。
同じアパートの住人が部屋を間違えたというパターンと、無施錠の部屋を狙った犯罪者というパターンです。
前者の場合、深夜に泥酔した隣人がうっかり自分の部屋と間違えて開けようとしてしまったというケースも考えられます。
この場合、相手とお互いに面識がなければ翌日以降にわざわざ報告をしてくる可能性も低いでしょう。
真相が分からずモヤモヤとはしますが、このように隣人のうっかり間違いが原因だと良いですよね。
しかし後者の場合は、犯罪者による確かな悪意を持った犯行ということになります。
そしてそのような犯罪者は在宅であると分かって侵入してくるため、凶器を持っている可能性が高く、非常に危険です。
また、一人暮らしの女性はさらに狙われやすく、SNSなどを使って家を特定・ストーキングされることもあるため注意が必要です。
このようなドアガチャ犯は、卑劣な犯罪目的で毎夜無施錠の部屋を探し回っています。
就寝中の無防備な状態で部屋に侵入され、犯罪の被害に遭わないためにも玄関の戸締りは確実に行いましょう。
マンションやアパートが狙われる理由
ドアガチャ犯が狙う住宅は、戸建てよりもマンションやアパートである確率が高いです。
ではなぜマンションやアパートが狙われるのでしょうか。
これにはいくつか理由があります。
一人暮らしの世帯が多い
在宅中と分かった上で侵入する犯罪者にとって、数的不利な状況は何よりも避けたいところ。
その点一人暮らしであれば鉢合わせしても数で劣ることはありませんよね。
そのためドアガチャ犯は、一人暮らしの部屋を効率よく探すためにマンションやアパートを狙うのです。
防犯意識が低いと認識されている
戸建てに住む世帯は、若い単身世帯と比べ世帯収入が多いため、防犯対策が充実している可能性が高いです。
対して単身者はまだまだセキュリティ意識が低いことが多く、犯罪者にとっては狙いやすい対象とされているようです。
住人の在宅中に侵入を試みるという大胆な犯罪者であるにもかかわらず、犯罪行為が阻止されてしまうことを恐れた慎重な判断ですね。
しかし裏を返せば、この家なら犯罪行為がしやすいと一度判断されてしまうとかなり危険だということでもあります。
そこで狙われる条件に当てはまらないよう、対策をとる必要があります。
一人暮らしのドアガチャ対策
もしこれを読んでいる皆さんが一度でもドアガチャをされた経験がありましたら、すぐにでも対策をとることをおすすめします。
一度でもドアガチャをされたということは、今後もターゲットにされる可能性が高いと考えられるからです。
対策として、以下の4つをご紹介します。
防犯カメラの導入
防犯上最も効果が期待される対策は防犯カメラの設置です。
設置してあるだけで、明らかに警戒していることが伝わる上、うまくいけば犯人の顔を記録できるかもしれません。
防犯カメラを設置する経済的余裕がなくても、ダミーカメラや防犯カメラ作動中のステッカーを貼るだけでも効果が見込まれるでしょう。
部屋の鍵をオートロックにする
ドアガチャの実害に対し最も効果がある対策は鍵の閉め忘れ自体をなくすことです。
そのため、既存のドアに簡単に後付けできるオートロックを設置することをおすすめします。
これにより、ドアをガチャガチャされることは防げませんが、実際に侵入され被害に遭うことは確実に防げます。
洗濯物の干し方を変える
犯罪者のターゲットにされないための対策としては、住民である自分について極力知られないようにすることが有効です。
性別や年齢層が分かってしまうような洗濯物を干す際は、洗濯用の目隠しシートなどを使い、丸見えにならない工夫をしましょう。
また、男性物の衣服を一緒に干しておくことでも高い防犯効果が得られます。
ドアスコープやドア付きの郵便受けへの工夫
部屋の中から外を覗くことができるドアスコープですが、力を入れれば簡単に取れてしまうものもあります。
気が付いたらドアスコープが取られたり、反対に付けられたりしていて部屋の中が丸見えだった、という人は少なくありません。
さらに郵便受けからも部屋の中を覗くことができる可能性があります。
部屋の中から目隠しなどの工夫をしましょう。
まとめ
今回は、一人暮らしの方へ向けて、ドアガチャへの対策をご紹介しました。
いつどこで誰がターゲットにされてもおかしくないドアガチャ。
一度のうっかりで大きな被害に遭わないためにも正しい知識で確実な対策を取りましょう。
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