賃貸でもできる空き巣対策!玄関の防犯対策をご紹介します!
玄関は家の中でも特に、不審者や空き巣に侵入されやすい場所です。
空き巣対策はしたいけど賃貸だから防犯対策はできない、とあきらめてしまっている方は少なくないでしょう。
そこで今回は、賃貸での空き巣・防犯対策にお困りの方へ、賃貸でもできる玄関の防犯対策についてご紹介します。
□泥棒が玄関から侵入する際の手口
泥棒がどのように侵入してくるか知っておくことで、より有効な対策を立てられます。
具体的には、主な手口として以下の4つが挙げられます。
1つ目は、無施錠の家を狙うことです。
オートロック付きのマンションやアパートに住んでいる人は、入ってこられないだろうと安心して無施錠のまま外出してしまうことがあるようです。
しかしそのため、オートロック付きの賃貸は泥棒に狙われやすい傾向にあります。
そのまま家に入るだけなので犯行時間も短く、証拠も残りにくいため、犯行にすぐに気が付けない場合もあります。
オートロックを信頼し過ぎず、玄関の施錠は必ず行いましょう。
2つ目は、ピッキングです。
現在では数が減っていますが、「ディスクシリンダーキー」や「ピンシリンダーキー」が使われている物件は注意が必要です。
このタイプは特殊な工具を使えば5分以内にピッキングが出来てしまう防犯性の低い鍵として知られています。
築年数の古い物件でこのタイプの鍵が使われている場合は、簡単に取り付けられる補助錠を使いましょう。
3つ目は、サムターン回しです。
サムターンとは、部屋の中から鍵を掛ける際に回すツマミの部分のことです。
賃貸の場合、ドアに郵便受けやドアスコープがついていることが多いでしょう。
実はこれらは力を加えれば簡単に取り外せるのです。
そこから工具を差し込み、部屋の内側から直接サムターンを回して解錠し、侵入する手口がサムターン回しです。
4つ目は、こじ開けです。
ドア枠の隙間にバールのような工具を差し込み、鍵を破壊して無理やりこじ開けるという手口も、よくある手口の一つです。
この手口の場合は侵入によって金品を奪われるだけでなく、ドアや鍵の修理費までかかることがあるため、より対策が必要です。
□賃貸OKな防犯グッズの種類とは
*補助錠
補助錠とは、扉についている鍵の他にもう一つ補助として付ける鍵のことです。
外付けタイプの補助錠では、厳重な二重ロックであることが見て分かるため空き巣に狙われる可能性を低くできます。
内付けタイプの補助錠では、外から見えないため解錠方法が分からず空き巣を断念させる効果が期待できます。
*サムターンカバー
サムターンカバーとは、その名の通りサムターンに取り付けるカバーのことで、貼り付けるだけで簡単に設置できます。
これを設置することで工具によってツマミが回せなくなるため、上述のサムターン回しを防げます。
同じ商品でもサイズや素材が異なるものが販売されていますので、事前に調べて自身の住居に合うものを選ぶことをおすすめします。
*ドアスコープカバー
こちらもサムターンカバーと同様にドアスコープに取り付けるカバーのことで、サムターン回し対策に有効です。
また、外側からドアスコープを通して室内を覗かれることも防げるので、在宅・不在宅を悟られる心配もなくなります。
生活リズムを知られないためにもドアスコープカバーは設置しておきましょう。
□空き巣を近付かせない玄関を作るには?
玄関ドアへの防犯対策以外にも、そもそも玄関に空き巣を近付かせない目的の防犯対策もあります。
賃貸でも共有部分では許可を取り、原状復帰可能な範囲であれば十分に対策を取ることが可能です。
主な対策は以下の3つです。
1つ目、防犯アラームを付けることです。
空き巣が玄関ドアに細工をしようとしたときにアラームで知らせてくれる警報機の取り付けをおすすめします。
音で犯行に気が付けるだけでなく、不在時でも空き巣犯を追い返せます。
商品を選ぶ際には、誤作動が起こりにくく感度の良いものを選びましょう。
2つ目、人感センサーを付けることです。
不審者は人目につかない暗い場所を好む傾向にあります。
玄関ドア付近が暗く、人通りが少ない場合は、人感センサーによって明かりが灯るようにしましょう。
不審者への嫌がらせになるだけでなく、誰が来たかすぐに分かるという利点もあります。
3つ目、防犯カメラを付けることです。
空き巣は犯行の姿が記録に残るのを嫌がるため、防犯カメラのある場所を避けます。
実際に映像の残らないダミーカメラでも、設置してあるだけで空き巣避けの効果が期待できるので、おすすめです。
□まとめ
今回は賃貸でもできる玄関の防犯対策についてご紹介しました。
空き巣の主な手口を知ることでどのような防犯対策が有効なのかが分かります。
今回ご紹介した商品には、貼り付けるだけで設置できるものや工事不要で簡単に原状復帰できるものもあります。
自分の住居に合った防犯対策で、安心の住まいを実現しましょう。
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