犯罪の被害者にならないために!女性が夜道を歩く際の防犯対策

犯罪者が嫌う傾向にある人目や光、音が少ない夜間は、その分犯罪に巻き込まれる可能性が高くなっています。
人通りが少ない道で恐怖を感じた際、助けを求める人がいなかったり、逃げ込める場所がなかったりすれば、命を落とす可能性すらあります。
犯罪の被害者にならないためにも、今回は女性が夜道を歩く際の防犯対策について解説します。

□女性が夜道を歩く際に潜んでいる危険

夜道での危険は様々ですが、女性であるがゆえに遭遇する犯罪や迷惑行為があることを知っておくだけでも、被害を避けられることも可能です。
以下では、女性が夜道を歩く際に気をつけたい危険を3つご紹介します。

1つ目は「タッチ魔」です。
前方から自転車に乗ってきた男に気づいていたとしても、いきなり胸を触られたり掴まれたり、お尻を触られたりして驚くことがあります。
驚いている間に、相手は猛スピードで立ち去ってしまうので、近づく人影には要注意です。

財布や個人情報がたくさん入っているバッグを奪われる「ひったくり」とはまた違う存在ですが、人の体をいきなり触って立ち去る迷惑な人間もいます。
警察に届け出るほどの被害でなくても、他の被害者を出さないために通報することが大切です。

2つ目は「露出魔」です。
「歩いており、何か気配を感じてふと後ろを振り返ったら、下半身を露出した男がいた」「前方で立ち止まっている風に見えた男が、近くを通る時に下半身を露出する」など、夜道を歩く女性の多くが被害に遭っています。

嫌な予感や変な気配にすぐ気づけるように、目と耳の両方から情報をキャッチできるようにしましょう。
そして相手が行動に移す前に別の道に行ったり、来た方角に戻ったりして、見たくないものを見ないようにしましょう。
露出魔は露出して女性が驚くことを目的としている場合が多いので、無視するのが最も良い方法です。

3つ目は「尾行」です。
帰宅途中の電車の中から、駅前のあたりから、立ち寄ったコンビニからなど、見知らぬ男が後をつけてくることがあります。
途中で襲うつもりなのか、自宅を突き止めることが目的なのかはわかりませんが、尾行させる女性からしたら怖いことでしょう。

背後に人影を感じたら、自宅方向へ歩き出してしばらくしたタイミングで後ろを振り返り、自宅には戻らずに人通りの多い場所に戻ることをオススメします。
ほとんどの人は振り返ることはしないので、その「振り返る」という動作だけでも相手を動揺させる効果が期待できます。

□夜道の防犯対策

日中は人通りが多かったとしても、夜になった途端に人が少なくなる道、賑やかな商店街も夜になると真っ暗になることがよくあります。
同じ道でも昼と夜では、全く様子は違うことがあるため、そのような場所には注意が必要です。
人通りが少ない・街灯がなくて暗い道は、犯罪発生の高まる場所なので、しっかりと対策しましょう。

警察の調べによると、不審者に襲われるような事件の発生は、午後6時から明け方にかけて増加傾向にあります。
また、人通りが少なくなる時間を狙った、ひったくり事件が発生することも考えられ、待ち伏せされているケースもあるでしょう。

道だけでなく、駐車場や駐輪場などを利用するときにも注意が必要です。
他の利用者がいる方といって安心するのはNGで、車上荒らしを狙った犯罪者がいるかもしれません。
そのため、監視カメラが設置されている駐車場・駐輪場、夜間でも街灯がある場所を選ぶことをオススメします。

また、音楽を聴いたり、携帯電話・スマートフォンを操作したりしながら歩く「ながら歩き」は、注意力が散漫になるので避けた方が良いでしょう。
周りの環境の変化に気づかず、犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるので、特に夜は警戒心を高く持って歩くことが重要です。

□防犯対策は本当に必要?

「自分は犯罪に巻き込まれるわけない」と思っている方も多いでしょうが、特に女性の方は注意が必要です。
夜道は「女性に不利」かつ「犯罪者に有利」になる点が多くあるため、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくありません。

容姿が不自然だったり、手を突っ込んだポケットが異様に膨らんでいたり、目が泳いでいたりと、不審者によく見られる違和感を感じる要素が、近くまでわかりにくい傾向にあります。
単純に犯罪に遭う可能性が高くなるだけでなく、犯人の特徴が覚えづらいことから、犯人を捕まえることも難しくなってしまうのです。

「監視する人」がいなければ、犯罪を抑止することは難しいです。
夜道での犯罪に巻き込まれるリスクを軽減するために、以下のポイントを意識して行動しましょう。

・過剰なくらいキョロキョロする
・すぐに助けを呼べる状況をつくる
・人目の多い道を選ぶ

□まとめ

夜道で女性を狙う犯罪に関しては、しっかりと防犯対策をしておけば、狙われる可能性をかなり低くできます。
いかに人を呼べるか、周りに人がいるかが重要なので、周囲に身の危険を知らせる防犯グッズを持ち歩くことをオススメします。
当社では持ち歩き可能な防犯グッズを多数販売しているので、もし興味があればご購入ください。

防犯ブログ

Posted by ksp_weblog