不審者対策としてオススメな持ち歩き可能の防犯グッズ
不審者・通り魔による事件やストーカー問題など、物騒なニュースが連日報道されています。
今は被害に遭っていなくても、決して他人事とは言えない数の事件が、治安の良い国と言われている日本でもたくさん起きています。
そこで本記事では、不審者対策にオススメの防犯グッズをご紹介します。
□防犯グッズを購入する前に確認すべきポイント
現在、日本で正しい手順のもとに売られている防犯グッズは、どれも合法的なものばかりです。
たとえば、催涙スプレーやスタンガンのように、攻撃性があって武器になる防犯グッズであっても、購入したから違法になるというわけではありません。
そのため、護身用にこれらの防犯グッズの購入を考えている方は、安心してご購入ください。
ここで重要なのが、購入するのは合法だとしても、持ち歩いても問題はないのかということです。
自宅や店舗などに防犯グッズを常備しておく分には、何も問題はありません。
ただ、持ち歩くとなると少し厄介で、これは軽犯罪法に触れる可能性があることが理由です。
軽犯罪法には、「正当な理由がなくても刃物、鉄棒その他、人の生命を害し、又は人に身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」を勾留、あるいは科料に処するという項目があります。
そして、防犯グッズがここでいう「器具」に当たる可能性があるのです。
しかし、実際のところそこまで心配する必要もありません。
たとえ警察に持ち歩いていた防犯グッズが見つかったとしても、特に女性の場合は注意で終わることがほとんどです。
もちろん、絶対に注意だけで済むとは言い切れないので、心配な方は相手を威嚇するだけの防犯グッズを持ち歩くことをオススメします。
また、すでに被害に遭っている方に関しては、事前に警察に相談した上で防犯グッズを備えておくと良いでしょう。
□防犯グッズの選び方
以上の点を踏まえつつ、防犯グッズを持ち歩きたいと考えている場合は、ぜひご自身に合ったものを選んでください。
女性が防犯グッズを選ぶ際は、これから紹介するポイントを押さえてベストなものを探しましょう。
・持ち歩きやすい形状で軽量のものを選ぶ
持ち歩くのが苦痛になるくらい大きなもの・重いものは、継続して持ち歩くのは難しいでしょう。
そのため、持っていても気にならない程度の形状、かつ軽量ものを選ぶと使い勝手も良いです。
バッグの中に入るくらいのコンパクトなものを持ち歩けば、邪魔にならず常に携帯しておけます。
・殺傷能力のあるものは選ばない
自分の身を守るためにとても重要なものですが、殺傷能力があるものに関しては、先ほどご紹介したように違法になる場合があります。
たとえ所持していることが違法でなくても、相手に重傷を負わせたり、命を奪ったりしてしまえば、刑罰の対象となることもあります。
自分の身を守ることももちろん重要ですが、相手に怪我をさせない程度のものを選ぶと良いでしょう。
・デザイン性の高いものものを探す
様々な種類の防犯グッズがありますが、実際に持ち歩いている人はそれほど多いとは言えません。
なかなか携帯されない理由として、デザイン性の低い商品が多く、持ち歩きにくいという意見が多くあります。
毎日持ち歩くものでなければ、購入してもほとんど意味がないでしょう。
防犯グッズの中には、口紅型やネックレス型など、可愛い女性向きの防犯グッズもたくさん売られています。
そのため、もしデザイン性の問題で持ち歩くことを拒んでいる方は、素敵なものを探すと良いでしょう。
□不審者対策としてオススメの防犯グッズ
・護身用グッズ
警棒のような硬い棒を持ち歩いていれば、何が起きても対応できるかもしれませんが、あまり現実的とは言えません。
そこで、簡単に持ち歩け、万が一の時に相手を怯ませられる護身用グッズであれば、女性でも扱いやすいのでオススメです。
たとえば、握るタイプの護身用グッズは、軽くて小さいため、持ち運びやすく使い勝手が良い特徴があります。
グリップがついているので、効率的に不審者を撃退することができるでしょう。
・催涙スプレー
相手に向けて噴射する催涙スプレーは、使い方を間違えると異臭騒ぎが起きたり、他人を巻き込んだりする可能性があるため、注意して使う必要がある防犯グッズの1つです。
あまり目立つように持ち歩くのは得策とは言えないので、何かに忍ばせられるサイズ・形状のものを選ぶと良いでしょう。
・防刃バッグ
刃物のような武器を持っている相手に対して、盾となるようなガードがあれば身を守れる可能性も高いです。
ただ、盾を持ち歩くのはほぼ不可能と言っても良いので、防刃グッズで代用するのがオススメです。
リュックタイプだけでなく、手提げタイプもあるので、持ち歩く用量に合わせて選べるのは嬉しいポイントです。
防御盾になるのはもちろん、財布や貴重品などの盗難防止にも活躍してくれます。
□まとめ
自分は大丈夫だと思っていても、いつ不審者のターゲットになるかはわからないので、万が一に備えて防犯グッズを持ち歩くことをオススメします。
防犯グッズを選ぶ際には、ご自身が使いやすいと感じるものを探し、違法になる可能性があることを理解した上で持ち歩くようにしましょう。
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