女性の一人暮らしで気をつけるべきこととは？角部屋の危険も併せてご紹介！

2023年7月27日2023年9月14日

これから新生活を始めるとなると、アパートやマンションを探すことになりますよね。

物件にはいろいろなタイプがありますが、角部屋に住みたい方もいるでしょう。

角部屋は防犯の観点からどのような評価がされているのか気になる方に向けて、今回は角部屋の危険や防犯対策についてご紹介します。

特に一人暮らしを始める女性の方は、不審者のターゲットにされやすいため、生活の中で気をつけるべきことを積極的に実践してみましょう。

角部屋は危険？

角部屋のリスクとしては「空き巣」が挙げられます。

マンションの角部屋が空き巣犯に狙われやすい理由はマンションの壁を伝って中に侵入できるためです。

さらに怖いことは、階数はあまり関係ないことです。

たとえ3階に住んでいたとしても、その程度の高さであれば余裕でよじ登れる空き巣犯も大勢います。

そのため、外壁によじ登れそうな出っ張りがないか確認する必要があります。

これらのことから一人暮らしの部屋探しをする場合、物件選びは慎重に行いましょう。

また、角部屋以外にも空き巣の被害に遭いやすい部屋があります。

1階

1階は侵入しやすい階ですので、どうしても空き巣に入られやすくなります。
マンションの防犯システムが十分に施されている物件でなければ、侵入されるリスクはより高くなるでしょう。
そのため、マンションの1階に住む予定の場合は、防犯セキュリティがしっかりと行われている物件を選ぶのが最も安心です。

最上階

マンションの屋上は人目につきにくいだけでなく、住人が頻繁に立ち入らないことから、空き巣犯や強盗犯にとっては有利な場所と言えます。

屋上から最も侵入しやすく、防犯対策が厳重に行われていない犯罪者にとっては絶好の階なのが「屋上階」です。

過去の事例で屋上からロープを落として最上階の家に侵入し、空き巣を繰り返し行っていたということもあります。

最上階は簡単には侵入できないだろうとセキュリティを甘くしてはいけません。

他の階よりもより厳重な防犯対策が必要な場所なのです。

角部屋の防犯対策をご紹介！

角部屋は空き巣に狙われやすいことはお分かりいただけたと思います。

しかし、角部屋にはたくさんのメリットがあることも事実です。

そのため、角部屋に住む方は以下の対策を実践することで少しでも安全な家をつくりましょう。

防犯対策1：窓ロック

空き巣犯の侵入経路の多くは窓からと言われています。

そのため、犯罪者の侵入を防ぐためには、窓の防犯対策は欠かせません。

そこで、簡単に取り付けられる窓ロックを活用して、窓自体を開けられないようにしましょう。

窓ロックの特徴として、取り付けに釘や接着剤が不要であり、簡単に取り付けられることが挙げられます。

価格も比較的リーズナブルですので、一人暮らしの女性でも取り入れやすいでしょう。

防犯対策2：シャッター

シャッターをつけることで生活パターンや居留守かどうかを犯罪者が窓から確認できなくなります。

中の様子を把握される心配がなくなることで、安心して家で過ごせます。

また、シャッターを閉めておくことで、侵入しにくい家と思わせる効果も期待できます。

元々シャッターがついていない部屋でも、後付けできる場合があります。

シャッターの後付けを希望する際は、事前に大家さんや不動産会社に相談しましょう。

防犯対策3：窓フィルム

空き巣犯は人目を嫌がるので、侵入に時間がかかる家は避ける傾向にあります。

侵入に5分以上かかると、約7割の空き巣犯は犯行を断念すると言われています。

簡単に窓を開けさせないためにも、窓フィルムを貼ることは有効的です。

窓フィルムを貼った窓ガラスは強度が高くなるので、万が一空き巣犯が窓ガラスを割ろうとしても簡単には割れず、時間をかけさせられます。

ただし、一度窓フィルムを貼ると剥がせないタイプが多いので、こちらも大家さんや不動産会社に確認をしてから取り入れましょう。

女性の一人暮らしで気をつけるべきこととは？

角部屋に限らず女性の一人暮らしは危険と隣り合わせであることを忘れてはいけません。

気をつけるべきことは多数ありますが、意識して過ごすだけでも習慣に変わります。

窓を開けて過ごす

春から夏にかけて多いのが、この窓を開けて過ごす行為です。

年々気温も高く、暑い時期が増えていますが、窓を開けっぱなしで過ごすのはできるだけ控えましょう。

防犯意識が低いと判断されてしまう可能性があります。

空気の入れ替えで数十分開ける程度にとどめておきましょう。

洋服や下着を外に干す

女性の下着を外に干すことは、周囲に女性が住んでいることを知らせてしまうため危険です。

また、洋服も同様に女性であると分かってしまうため、外で干すことはあまりおすすめしません。

干してあるもの全てが女性の服の場合、犯罪者のターゲットにされる危険性があるため、洋服や下着は室内干しをおすすめします。

ドアスコープをそのままの状態にしている

ドアスコープは玄関ドアを開けることなく外を確認でき、一人暮らしの女性にとっては便利なものですが、実は外から中が見える危険があるのです。

ハッキリとは見えずとも、ドアスコープから部屋の明かりが点いているか、留守かどうか程度は分かってしまいます。

現在はドアスコープを隠す商品も販売されているため、ぜひ活用して対策をしましょう。

まとめ

一人暮らしを始める女性は不安でいっぱいだと思います。

気をつけることはたくさんありますが、防犯意識を高めることが何よりも重要です。

下着や洋服は室内に干すことや、窓を開けっぱなしにしないことを意識的に行うことでいずれ習慣になります。

また、角部屋に住む場合は空き巣に遭いやすいということを頭に入れて、防犯対策をしっかりとしておきましょう。