不審者ってどのような格好をしている?狙われないように対策をしっかりと行おう!

2023年8月31日

不審者は高い計画性を持ち、完璧な状態で犯行に及んでいます。

そのため、不審者には見えない普通の格好をしていることが多いです。

このような不審者に狙われたり遭遇したりしないためには、しっかりと対策する必要があります。

本記事で不審者の格好の特徴を把握し、不審者に遭遇しないための方法を理解しましょう。

不審者はどのような格好をしている?

夏にもかかわらずコートを着ていたりお祭りがあるわけでもないのにはっぴ姿を着ていたりするなど、その場の雰囲気に似つかわしくない人は目につきやすく不審者かもしれないと判断しやすいでしょう。

しかし、不審者の多くは一見普通の人のような目立たない格好をしています。

特に多い格好がスーツ、次に作業着やジャージです。

スーツの格好であれば普段見慣れない顔でうろうろしていても営業で回っているセールスマンと見分けがつきにくく、周囲から怪しいと思われにくいのです。

不審者を見分ける際には次のような点を確認してみてみましょう。

  • 公園で長時間ベンチに居座り、周りの様子を頻繁にうかがっている
  • 目標もなくウロウロ住宅の周りを歩き回っている
  • 顔を見られないように、サングラスやマスクなどで顔を隠している
  • 不審なバッグや手さげ袋などを持っている
  • 視線が下向きで目を合わさないようにしている

確信的な行動が無い限り不審者と判断することは難しいですが、これらの行為を見かけた場合はその場からすぐに離れてむやみに関わらないようにしましょう。

不審者に狙われやすいのはこんな人!

不審者に狙われる人には以下のような共通点があります。

動きにくい服装をしている

痴漢や粗暴行為のターゲットにされやすいのは、スカートやハイヒールなど走りにくい服装をしている女性です。

不審者は咄嗟に逃げられないことを把握した上で襲ってきます。

特に犯行が行われるのは夜間が多いため、夜に外出する女性の方はできるだけパンツやスニーカーなど走りやすい服装を選ぶことを心がけましょう。

警戒心がないように見える

ぼんやり歩いている人や、警戒心がなさそうな人も不審者にとっては絶好のターゲットです。

その特徴の例としてスマートフォンを操作しながらやイヤホンで音楽を聴きながら歩いている人が挙げられます。

これらの行為は注意が他のところに向いているため、不審者にとっては気づかれにくく犯行に移しやすい状況です。

逆に、常に周囲に警戒心を払いきびきび歩いている人は不審者に狙われにくい傾向にあります。

1人で遊んでいたり出歩いていたりするお子様

不審者による声かけ事案や誘拐のターゲットになりやすいのが1人で遊んでいたり出歩いていたりするお子様です。

また、1人の時のみならず2人以上でいる時にも声かけや付きまとい、公然わいせつなどの犯罪は発生しているため、子どもだけで外出させることはできるだけ避けるのが理想的です。

さらに、成人しているからといって1人で出歩くのも危険です。

犯行に及んだ加害者がターゲットを選んだ動機として挙げているのは年齢ではなく「一人で歩いていた」という内容が多いからです。

不審者の被害に遭遇しないための対策とは?

戸締まり

家を留守にする時は玄関はもちろん窓の鍵も忘れずにかけるようにしましょう。

鍵がかかっていない部屋はガラスを割る手間がかからないため、不審者にとって侵入しやすい好条件の家と判断されてしまいます。

そのため、鍵をしっかりとかけることで不審者が簡単には侵入できないと認識し、犯行を諦める可能性が高まります。

また、鍵だけでなく玄関のU字ロックやチェーンロックなども活用するとより手間や時間がかけられます。

今すぐにでも始められる対策ですのでぜひ今日から始めてみてくださいね。

補助錠で侵入経路を塞ぐ

防犯対策をしていない窓ガラスは簡単かつ、静かな音で割れてしまいます。

そのため、玄関や窓の鍵がかかっている場合は窓ガラスを割って侵入することもあります。

対策としては、窓用の補助錠を付けて侵入しにくくするのがおすすめです。

補助錠は外さないと窓が開かないという仕組みのため、侵入に時間と手間をかけられます。

また、鍵機能があれば補助錠を外すことが非常に難しくなるので、侵入を防ぐことが可能です。

家の死角をなくす

不審者の不審な様子を近所の方が見ていればその時点で警察に連絡ができ、被害を未然に防げるかもしれません。

そのためには、家の周りの手入れがきちんと行われていることが必要です。

家の周りの植木が生い茂っていればその分死角も増えるため、犯行が行いやすくなってしまいます。

そのため、家の死角になっている草木や植木は適度に伐採し家の周りを見通しが良い状態に仕上げましょう。

そうすることで死角が減り、犯罪の抑止につながります。

まとめ

不審者はあからさまに不審者のような格好はせず、いかにも一般の人に見える格好をしていることがほとんどです。

不審者をしっかりと見抜けるように、格好だけでなく行動からも判断できるようにしましょう。

不審者のターゲットにされないために自分の行動や家の防犯対策を今一度振り返り、不十分な点がないか確認してみてくださいね。

防犯ブログ

Posted by ksp_weblog