不審者がついてくる時にするべきことは?対処法をご紹介します!

帰り道を一人で歩く時に、後ろに不審者がついてきていないか心配な方も多いですよね。

また、不審者に狙われないためには普段の生活の中でどのような点に気をつければ良いのか、どの場所が危ないのかについて知りたい方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、不審者が後をついてくる場合にするべきことや、不審者に狙われやすい人の特徴について解説します。

不審者に狙われやすい人の特徴 

不審者に狙われやすい人にはいくつかの共通点があります。

不審者の心理として犯行が行いやすく、露見しにくい人を狙う傾向にあります。

以下で不審者のターゲットにされやすい人の特徴を見ていきましょう。

走りにくい服装をしている人

特に痴漢や粗暴行為のターゲットにされやすいのが、スカートやハイヒールなどの走りにくい服装をしている女性です。

このような服装は逃げたとしても早く走れないことを不審者は把握しています。

夜間に外出しなければならない時はできるだけスカートやハイヒールなどは避けることをおすすめします。

上の空で歩いていて警戒心がなさそうな人

上の空の様子で歩いていたり、警戒心がない様子でゆっくり歩いていたりする人も、不審者にとっては良いターゲットになります。

外見的特徴としては、スマホを操作しながら歩いている人、イヤホンで音楽を聴きながら歩いている人は要注意です。

周囲に対する注意力が欠けるため、不審者に狙われる可能性が高くなります。

一方で、常に周りに注意を払い、早歩きでキビキビと歩いている人は警戒心があると不審者は判断し、ターゲットにすることは少ないです。

普段からどれだけ防犯意識に気をつけて生活しているかが不審者に狙われないための重要なポイントだと言えます。

不審者の被害に遭いやすい場面とは?

路上

人通りが少ない路上は、たとえそれが住宅街であっても警戒する必要があります。

日中でも不審者は出没するため、明るいからと油断せず不審者がついてきていないか確認しましょう。

路上を歩く時にイヤホンで音楽を聴いたりスマホを操作したりしながら歩くのは非常に危険です。

周囲への注意力が散漫になり、不審者がいることに気づきにくくなるためです。

不審者のターゲットにされないためにもそのような行為は避けるのが賢明です。

電車

電車では不審者による痴漢の被害に注意する必要があります。

階段や改札口に近い車両は、ドアが開いた時に不審者が逃げやすい場所のため、電車に乗る時は階段や改札口から離れた車両に乗るのがおすすめです。

しかし、対策をしっかりと行っていても被害に遭う可能性はあります。

そのため、万が一被害に遭ってしまった時のために備えておくことも重要です。

そこでおすすめなのが警視庁の防犯アプリのDigiPoliceです。

実際に痴漢の被害にあった時は恐怖のあまり声が出せなくなることも考えられます。

このアプリではそのような状況の時にスマホの画面上に被害に遭っているという表示にでき、他の乗客に助けを求めたり、音声で「やめてください」と流せたりできます。

被害に遭わないことが1番ですが、万が一に備えて準備しておくことは大切です。

エレベーター

エレベーターは密室で逃げ場のない空間のため、不審者が好む場所の1つです。

不審者の被害に遭わないためにも、特に女性の方は男性と2人きりで乗ることは避けた方が安全です。

万が一そのような状況になった時は、降りたい階でなくても途中で降りることも手段の1つです。

または、すぐに緊急呼び出しボタンが押せるように操作ボタンの前で壁を背中に向けて立ちます。

相手に背中を向けて立つと急に後ろから襲われたり触られたりする危険があります。

不審者がついてくる場合にするべきこととは?

不審者が後をついてくることに気づいたら怖くなりパニックになってしまうこともあるでしょう。

そのような状況に遭遇した時は自分の身を守るために以下のことを思い出してくださいね。

住宅街を歩き、助けを求める

住宅街には誰かしら家の中にいることが多いため、いざという時に助けを求めて叫ぶことで、住人が気になって外に出てきてくれる可能性が高いです。

不審者は人に見られることを嫌がる傾向にあるため、すぐに助けを呼べる道を選んで歩きましょう。

スマホをすぐ取り出せるようにしておく

これは歩きスマホをするということではありません。

スマホをすぐに取り出せる場所に入れておくことで、万が一という時にも緊急電話を使用できます。

危険を感じたらためらわずにすぐに警察に連絡をしてくださいね。

自宅前に着いたら一度周囲を確認する

不審者はどこに潜んでいるかわかりません。

家に着いたからといって油断は禁物です。

一度自宅に入る前に周囲を見渡して異常がないかを確認してから入りましょう。

まとめ

不審者が後をつけてきたらまずは落ち着いて、助けを求めたり携帯電話で警察に連絡したりするようにしましょう。

不審者はヒールやスカートで逃げにくい服装をしている人や、警戒していない人をターゲットにすることが多いです。

不審者の被害に遭わないためには、意識して防犯対策に取り組む必要があります。

明日から服装を変えてみたり歩く時はスマホは我慢したりと小さなことから始めて習慣化していきましょう。