意外と知らない人が多い!?種類別ストーカー防犯対策の方法
平成28年度のストーカー相談件数は、2,586件となっています。平成27年度は1,957件なので、前年に比べると、629件(32.1%)も増加していることが分かりますね。
この背景から「ストーカーの防犯対処方法を調べないと・・・」と考えている方が多くいらっしゃると思います。そこで、今回はストーカー行為の種類に合わせた防犯対処方法をご紹介したいと思います。
こちらの記事もいかがですか?
種類別ストーカー対策方法
ストーカーは、特定の者に対する恋愛感情やそれが満たされなかったことに対する怨念の感情を充足する目的で行う行為のことで、7つの種類に分けられます。
1.つきまとい・待ち伏せ・押し掛け
一人で行動するのは避けましょう。
帰宅時など不安なときは、家族に迎えに来てもらったり、タクシーを利用したりすると良いかもしれません。
これらが難しい場合は、明るく人通りの多い場所を歩きましょう。万が一の場合は、警察、近隣の人、コンビニ等へ助けを求めるようにしてください。
2.面会・交際の要求
多くのストーカーは、しつこく面会や交際を迫ります。
このとき、はっきりと拒否の姿勢を示すことが重要です。しかし、警察や信頼できる人に相談したほうが良いでしょう。
3.無言電話・連続した電話、ファックス
ストーカーは、上記の3点を使い、執拗に嫌がらせ行為をしてくることが少なくありません。余分な会話はせず、拒否の意思を伝えましょう。
着信記録を保存したり、着信画面の写真撮影をしたりしておくと、あなたの発言を裏付ける証拠になります。
4.名誉を傷つける
ストーカーは、あなたを中傷することで精神的に追い詰めようとしますが、ここは冷静に、メール送信された内容をプリントして警察に届けましょう。感情的になってはいけません。
5.監視していると告げる行為
厚手のカーテン等で、部屋の内部が見えないようにしましょう。
また、ゴミを捨てる場合は、個人情報が記載されているものはしっかりと裁断すると良いかもしれません。
そして、ストーカーは、あなたを監視し、その内容をあなたに告げることが多いです。そのときの状況・内容をメモし、警察に相談するようにしましょう。
6.乱暴な言動
ストーカーは、交際などの要求を拒まれると、乱暴な行動をとりがちです。
ですから、スタンガン・催眠スプレー・特殊警棒などの防犯グッズを持ち歩くのも一つの手だと言えます。
7.汚物など不快な物の送付、性的羞恥心の侵害
なかには、汚物や動物の死体などを送り付け、いやがらせ行為をしてくるストーカーもいます。このときは、すぐに警察に届け出るようにし、届いた時間と内容をメモするようにしてください。
また、送り主の不明な届け物の受け取りを拒否し、受け取ってしまっても、開封せず現物の写真を撮り提出するようにしましょう。
他にも、わいせつな写真などをあなたの自宅に送り付けてくることもあります。感情的にならず、送り付けられたものをもって、警察へ相談することが大切です。
最後に
いかがでしたか?ストーカーは、主に7種類に分けられます。
ストーカーの被害に遭ったときは、種類別の対策を行うと効果的です。
しかし、共通して大切なことは、感情的にならず、冷静になることです。
最近のコメント