夜道だけが危険じゃない?防犯対策として女性が狙われる場所を把握
日本は、他国に比べて安全だと認識されていますが、強姦、強制わいせつ、痴漢などの犯罪は、毎年1万件近く発生していると言われています。
どんなに安全な国でも、夜道など狙われやすい場所に注意する必要があります。
女性の方は、「犯罪者はどのような場所であなたを狙うのか」を把握することで、防犯意識を高めることが重要になります。
「住宅」「道路上」「電車・駅」で被害にあいやすい
まずは、強姦・強制わいせつ・痴漢の場所別発生状況のデータをご覧ください。(参考:警視庁HP)
強姦の場所別発生状況
中高層住宅 28.3%
その他の住宅 16.7%
モーテル・ラブホテル 13.8%
一般ホテル・旅館 5.8%
一戸建て住宅 3.6%
都市公園 2.2%
駐車(輪)場 1.4%
自動車内 2.2%強制わいせつの場所別発生状況
道路上 32.7%
中高層住宅 14.1%
電車 16.0%
その他の住宅 8.7%
都市公園 3.2%
一戸建て住宅 1.4%
駐車(輪)場 1.6%
商店 3.2%
一般ホテル・旅館 1.1%
飲食店 1.7%
自動車内 1.2%痴漢の場所別発生状況
電車 52.7%
駅 19.4%
店舗内 11.5%
路上 8.8%
バス 0.5%
商業施設ビル 1.8%
まず、強姦ですが、住宅(一戸建て・中高層・その他の住宅)での発生が合計48.6%となっています。
次に、強制わいせつは、道路上、住宅、電車の順で発生していることが分かります。
最後に、痴漢は、52.7%が電車内で発生しています。さらに、駅と合わせると、約72.1%の痴漢が、電車と駅で行われているのです。
「住宅」「道路上」「電車・駅」3つの場所が、女性を狙う主な犯罪場所となっています。
ターゲットにされないようにすることが大事
住宅、道路上、電車・駅は、密接な関係にあると言えます。
犯人は、誰をターゲットにするかを決めて、強姦、強制わいせつ、痴漢を行うことが多いです。
また、ターゲットを決める場所として挙げられるのが、日常生活でよく通る「道路」や「電車・駅」になります。
そして、ターゲットを決めた後は、その人を注意深く観察するのです。さらに、狙いやすい場所を見極めて、住宅、道路上、電車・駅で犯罪が行われます。
そのため、防犯対策としては、「ターゲットにされないようにする」ことが有効です。
一般的に、狙いにくいタイプは、以下のような人が挙げられます。
- 複数で行動
- 声を掛けても無視
- ズボン姿
- 警戒心がある
- 足早に歩く
日ごろから、どうすれば犯人にターゲットになりにくくなるかを考えて、行動すると良いかもしれません。
最後に
いかがでしたか?
強姦・強制わいせつ・痴漢は、「住宅」「道路上」「電車・駅」で行われることが多いです。
そして、防犯対策としては、これらの場所で、「この人は狙いにくいな」と思われるような行動を日々行うことが重要になります。
そして、万が一に備えて、防犯対策グッズを携帯するようにしましょう。女性の方はぜひ参考にしてみてください。
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