被害前と被害後で違う!それぞれのストーカー防犯対策方法を紹介!
ストーカーは、特定の者に対する「恋愛感情」や、それが満たされなかったことに対する「怨念の感情」を充足する目的で行う行為のことを指します。
つまり、恋愛関係にあった人だけでなく、あなたの恋人や仲の良かった人が突然ストーカーになる可能性も0ではないのです。
そして、今、ストーカーの認知件数が年間1万6千件を超えていて、ストーカーの防犯対処方法を知っていることが非常に重要になってきています。そんなストーカーの対策は、大きく分けて2種類あります。
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ストーカーの被害に遭う前の防犯対策
まずは、ストーカーの被害を受ける前の対策をお話しします。ストーカー被害に遭う前は、「ターゲットにされないこと」が重要です。
ストーカーは、狙いやすさを基準にして、ターゲットを慎重に選定します。そして、ターゲットを決めたら、行動パターンを探り、ストーカー行為に移るのです。
ですから、行動が読まれないようにすることが、ストーカー防犯対策と言えるでしょう。
規則性のある生活は、ストーカーに遭いやすい!?
毎朝ランニングをしたり、会社帰りにコンビニに寄ったりして、規則的な生活を送っている方は注意が必要です。
規則性があるということは、行動パターンが分かりやすいと言いかえられます。一度、気分転換だと考えて、ランニングのルートを変えたり、別のコンビニに通ったりしてみるのも良いかもしれません。
個人情報は、行動パターンを知る材料に!?
また、ストーカーは、捨てた雑誌、買い物のレシート、公共料金・電話料金の明細などから個人情報を入手しようとします。というのも、彼らは、あなたの住所・電話番号・趣味・嗜好を知りたいからです。
ですから、個人情報を漏らさないためにも、個人情報書類はシュレッダーをかけるようにしましょう。
ネットストーカーとして、個人情報を狙っているかも・・・
そして、ネット上の安易な情報公開は止めたほうが良いでしょう。TwitterやInstagramなどのSNSやホームページを狙っている「ネットストーカー」が増えています。
ストーカー被害を受けた後の防犯対策
ストーカーの被害を受けた後は、まず、ストーカー行為をされたという証拠を残しておくことが大切になってきます。
ストーカー規制法が有効
きちんとまとめた証拠があれば、警察から加害者に対して警告がはじめに出されます。
そして、相手が警告に従わなかった場合は、公安委員会からストーカー禁止命令が出され、さらに、禁止命令を違反してきた場合は、懲役、あるいは、罰金が科されるのです。
ただし、十分な証拠がなくても、身の危険を感じた場合はすぐに110番通報しましょう。少しでも証拠があった場合でも、警察は加害者に対してなんらかの措置をとってくれるかもしれません。
最後に
いかがでしたか。
ストーカー被害を受ける前と受けた後では、対策方法が異なります。被害に遭う前は、行動パターンが読まれないようにすることが重要です。
一方で、被害に遭った後は、あまりリスクを取らずに、警察に相談したほうが良いかもしれません。
そして、万が一に備えて、防犯対策グッズを携帯しておくようにしておきましょう。
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