女性が防犯グッズとして持つべきスタンガンとは?種類や有効性、使い方まで一挙解説!

2018年5月24日

「防犯グッズとしてスタンガンを持っている」という方はいらっしゃるでしょうか。

なかなかこのような女性を見かけることはありませんよね。

即効性のある防犯グッズとして注目されるスタンガンですが、実際にどんな場面で活躍するのか想像を描きにくいという方も多くいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、女性にオススメしたい防犯グッズとしてスタンガンの種類と有効性についてお話しします。

スタンガンの種類

スイッチ1つで高圧電流を流すことができるスタンガンですが、その形状は、片手で持って使えるような長方形のタイプのものや、手のひらに収まる程度のコンパ

トサイズのもの、ペンライトのように細長いタイプのものまでさまざまです。

スタンガンの有効性

では実際に、スタンガンはどんな場面で役に立つのでしょうか。

威嚇として使う

相手にスタンガンを見せることで、相手を脅かす効果が期待できます。

スイッチを押して、激しい電流の流れるスパークを発生させると、相手は本能的に「感電したくない」と思います。

実際に痛みを与えることなく、感電することへの恐怖を植え付けられます。

接触させて電気ショックを起こす

実際にスタンガンを使用して相手を気絶させる方法です。

スタンガンの先端を相手に接触させてスイッチを押すと、電気が流れ、感電します。

感電した瞬間、人によっては全く声が出せなくなったり、体が硬直して動けなくなったりますので、その間に逃げることができます。

持ち歩く方法と準備

スタンガンを持ち歩くのであれば、男性はケースを使って腰ベルトに付けたり、女性はバッグやポケットの中にしまうのが良いでしょう。

ただし、万が一の時に素早く取り出せなければ意味がないので、ご自身が取り出しやすいというのが条件です。

また、誤って感電してしまうのを防ぐためにも、通常はスイッチを完全にオフしておくことに注意してください。

持ち方や使い方

そして実際にご自身がスタンガンを使いこなせるかどうか、事前に操作方法を確認した上で練習しておくことも必要でしょう。

威嚇する場合

スタンガンを威嚇のために使用する場合には、相手にしっかりとスタンガンを見せることが大切になります。

よって、手に持ったスタンガンを、相手に向かってまっすぐと突き出し、スパークを見せると良いでしょう。

接触に利用する場合

スタンガンを、実際に相手に接触して利用する場合には、手は伸ばすのではなく、スタンガンを持った手を腰前あたりで構えて、体ごと相手を感電させてください。

威嚇時のように、まっすぐ伸ばしたままで相手に触れようとすると、腕を掴まれる可能性があります。

この際に、相手に触れていてもこちらが感電することはありませんので安心してください。

スタンガン利用時の注意点

これは接触のためにスタンガンを使う際に言えることですが、相手にスタンガンを奪われないように注意しましょう。

もしも奪われてしまうと、ご自身の身を守るための防犯グッズが、武器へと変貌してしまいます。

また、リーチが短いこともスタンガンを使用する際に使いにくいと思う一因ですので、バトンタイプの長いスタンガンを使用することも1つの方法です。

軽犯罪に触れるのでは?

現在の日本では、正しい手順に基づいて販売されている防犯グッズを購入することは、合法となっています。

スタンガンや催涙スプレーのような、犯罪者に対して攻撃的で即効性のあるグッズだとしても、犯罪に触れるということはありません。

ですが購入することと、持ち歩くのではその規定は少々異なります。

このような防犯グッズは、自宅や店舗等に常備しておいても何も問題がありません。

ただし、これを屋外で持ち歩くことになったときが複雑です。

軽犯罪法によれば、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他、人の生命を害し、又は人の身体に重要な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」が拘留又は科料に処せられるとあります。

スタンガンや催涙スプレーといった防犯グッズもまた、このような「器具」の中に分類されます。

実際に所持が見つかっても、女性の場合は注意で終わることが多いそうですので、このような防犯グッズを持ち歩いたり、使用の際には十分に注意してくださいね。

ここまでスタンガンについて、種類や有効性、使い方、注意点から法律までさまざまな点でお話ししてきました。スタンガンの魅力や実用性に気づいていただけたでしょうか。

防犯グッズには、ブザーやサンダーベルトなど、さまざまなものがありますが、が、実際にみなさんの身に危険が生じた時、ご自身の身を守れるのは、即効性のある道具だけです。

使用方法が難しい点については練習が必要ですが、取得してしまえばこれ以上にない防犯グッズになるとは思いませんか?

これまで「スタンガンなんて考えたこともなかった」という方も、ぜひ一度スタンガンの利用について考えてみてくださいね。