特殊警棒のメンテナンスの方法とその頻度をご紹介します!
あなたは、万が一の場合に備えて護身グッズを持っていますか?
「万が一」と申しましたが、最近では女性が夜遅くに一人で歩いているところを狙われるという事件が多発しています。
いつ、あなた自身がこうした事件の被害者になってしまうか分からないご時世ですから、ぜひ護身グッズを一つは持っておくようにしたいものです。
護身グッズには催涙スプレーや特殊警棒など色々なものがありますが、今回はその中でも「特殊警棒」について、メンテナンス方法などを詳しくご紹介します。
〇そもそも特殊警棒とは何か?
特殊警棒とは、とても強い打撃力を誇りかつ相手に威圧感を与えてくれる伸縮式の警棒のことを指します。
この伸縮式というのがポイントで、コンパクトに折りたたむことができるため持ち運びの邪魔にならず、また警棒を伸ばした時の威圧感により相手を驚かせることができます。
この特殊警棒は世界中のガードマンや警察の標準装備として使用されています。
特殊警棒の種類は、警棒を伸ばしたときのロック構造によってメカニカルロックと振出式の2種類に分けることができます。
また素材を基準にして種類分けをすると、アルミ合金・4135カーボンスチール・一般スチールの3種類に分けることができます。
特殊警棒が世界の警察などの標準装備であると言いましたが、彼らが使っているのはメカニカルロックで、素材はアルミ合金の特殊警棒です。
メカニカルロックは簡単に、そして確実にロックをかけることができる点で人気が高く、またアルミ合金は軽量で持ち運びやすい点で人気があります。
〇特殊警棒のメンテナンス方法
このように護身の観点から人気のある特殊警棒ですが、その素材が鉄でできていることもあり、放っておくと「サビ」が生じてしまう原因となります。
そのため特殊警棒には定期的なメンテナンスをすることが必要不可欠です。
以下ではそのメンテナンス方法をご紹介します。
1) まず初めに、警棒についているグリップを外します。
このあと再びグリップを付けるときに警棒のどちら側にはめるのか忘れてしまったということのないように、その向きはきちんと把握しておくようにしてくださいね。
2) グリップが外せたら、次はシャフト内についてしまったサビを落とす作業に入ります。
割りばしなどの細長い棒にガーゼやタオルを巻きつけてください。
その棒にオイルスプレーを吹きたら、シャフト内に棒を入れて内面についているサビを落とすようによく拭き取りましょう。
この際、グリップ部分にオイルが付いてしまわないように注意してくださいね。
シャフトにオイルを付けるとサビを落とすことができますが、グリップに付いてしまうとグリップの劣化に繋がってしまいます。
3) シャフトの内側のサビを拭き取ることができれば、次にシャフトの外側のサビの拭き取りを行いましょう。
この際、必ずしもサビが付着していないことがあります。
その場合であっても、このオイルでサビを拭き取るという作業を行うことで、次にサビが付くのを防ぐという効果を発揮してくれます。
そのためサビが付いているか付いていないかという事実にかかわらず、この工程は内側においても外側においても丁寧に行うようにしてくださいね。
また、あまりに強くオイルのついた棒でシャフトをこすってしまうと、シャフト自体の色が褪せてしまうことがありますので注意が必要です。
4) 最初に外したグリップエンドを元に戻せば、特殊警棒のメンテナンスは完了です。
このメンテンナンスを行うことによって、特殊警棒のサビを完全に取り除くことができるというわけではありませんし、サビの付着を完全に防ぐことができるというわけでもありません。
そうではなく、このメンテンナンスを定期的に行うことで特警棒を良い状態のまま長い期間保持することができるようになるのです。
★注意点)このメンテナンスを行う上で注意していただきたいことは、オイルをつけすぎないということです。
オイルをつけすぎてしまうと、シャフトを掃除しているうちにオイルが垂れてきてしまって、グリップ部分に付着してしまうという事態も想定されます。
そうならないように、事前にオイルの量を調節することはもちろん、拭き取りの作業中にオイルが垂れてくることが確認できる場合には、多すぎて溢れてしまっているオイルを適宜拭き取ってあげるようにしてみてくださいね。
〇メンテナンスの頻度
基本的に何も手入れの施されていない鉄がサビるのには、1年程かかるとされています。
そのためメンテンナンスを行う頻度として、最低でも1年に一回は行うようにしましょう。
特殊警棒を長持ちさせたい場合には、半年に一回の頻度でメンテンナスをすることをオススメします。
今回は護身グッズの一つである特殊警棒について、そのメンテナンス方法と頻度を詳しくご紹介しました。
特殊警棒の購入をお考えの際には、ぜひKSP護身用品専門店のホームぺージをご覧になってみてくださいね。
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