警棒の威力は高いの?その威力や使用方法についてご紹介します

2021年5月2日

「最近町の治安が悪くなってきて、夜道を歩くときが怖い」「不審者に襲われたらどうしよう」

警棒の購入を検討している方はこのように考えている方が多いでしょう。

そのようなときには特殊警棒が役に立ちますよ。

今回は特殊警棒の威力は高いのか、そして使用方法や注意点を紹介します。

特殊警棒の威力ってどれくらい?

最初に気になるのはやはり威力でしょう。

威力が低いと不審者を撃退することは難しいですからね。

まずは精神的な効果を紹介します。

警棒は持ち運びをしやすいように伸縮式で、最大限まで伸ばすことで、相手に威圧感を与えられ、相手に武器と認識させることで相手を退散できる場合もあります。

次に物理的な威力です。

警棒には材質によって威力が異なり、代表的な物はアルミ合金製の物とスチール系の物があります。

アルミ合金製の物は非常に軽量で、女性が持ち運ぶのにも便利です。

警棒を使用するときに長いものでも比較的楽に振れます。

軽量なので威力は期待できないと思われがちですが、軽さによってスイング速度が増すので威力の心配はありません。

使い方は相手を威嚇して、足元に一撃を与えてその隙に逃走するのに適しています。

一方、スチール系の物は重量があり、使用した際の威力は非常に大きいです。

1回の打撃で相手をダウンさせることも可能ですが、使用する際や持ち運びをする際に力が必要です。

トレーニングをしていて腕力に自信がある方にはおすすめしますが、体力が無い方はアルミ製のものにした方が良いでしょう。

なお、現在では警察を始め警備業などプロの業界ではアルミ警棒が主流となっています。

特殊警棒の使い方を解説!

警棒は正しい使用方法を知っておくことで、いざというときに対応しやすくなります。

最初は握り方から紹介します。

特殊警棒は強力ですが、相手に奪われると自分の状況が悪くなります。

相手に奪われるのを防ぐためには吊り紐を腕に通し、そのあとに本体をがっちりと握ります。

もし、このときに吊り紐に余りがある場合は吊り紐の上から一緒に握りましょう。

次に警棒を延ばす方法です。

特殊警棒は持ち運びがしやすいように伸縮式です。

伸縮式ですが、ロック方式が製品によって変化します。

メカニカルロック

1つ目に紹介するのはメカニカルロックです。

メカニカルと言われると難しそうですが、意外と簡単です。

方法は、警棒を握っている反対の手で、警棒の先を延ばすように引き伸ばします。

ほとんどの製品はこの動作でロックがかかって使用できます。

収納する方法は警棒の繋ぎ目にあるボタンを押しながら縮めるので、振出式より簡単に収納できるでしょう。

振出式

2つ目に紹介するのは振出式です。

方法は、警棒の握り手をきっちり握ってから、勢いを利用して地面に向けて振り下ろします。

これで警棒は伸びて、つなぎ目の所の摩擦でロックされます。

しかし、振りの勢いが弱いと、外見は伸びていても、実は伸びきっていない場合もあります。

使用中に縮むと危ないので、確実に延ばせるように何回か練習しておくと良いですね。

収納方法はコンクリートやアスファルトなどの固い場所に垂直方向から打ち付けます。

このときに先端が傷つくので、それが嫌な方は新聞を何枚も敷いてからそこに打ち付けると良いでしょう。

初めて使用する際は収納する際に固すぎて、不良品であるか、壊したのではないかと思われる方もいるでしょう。

しかし、警棒が戻らないのは警棒としての役割をきちんと果たしているということを表します。

逆に簡単に戻ると肝心な場面で縮む可能性がありますので、品質が低いかもしれないです。

2つの方法を紹介しましたが、選ぶ際は延ばすのも収納が楽であるメカニカル式がおすすめです。

特に伸縮式は収納する際に面倒で、メカニカル式のほうが圧倒的に簡単です。

このように、使用方法は簡単ですが、実際に使用するタイミングは焦りすぎて使用方法を忘れたり、製品によってロック方法が異なったりするので、非常時に素早

伸ばせるように何回か練習しておくことをおすすめします。

注意点

注意点は3つあります。

躊躇=命取り

相手を殴るという行為なので気持ちはわかりますが、まずは自分を守るためと言う気持ちが大切でしょう。

威力がかなり高い

威力が高いのは良いことですが、当たった場所が悪いと相手が怪我では済まない場合があります。

使用するときには顔や頭ではなく、腕や足を狙う必要があります。

日本では原則として自衛を目的として武器を持ち歩くことが認められていない

正当な理由が無い場合は外で持ち歩くと軽犯罪法にひっかかります。

特に特殊警棒は相手にけがを負わせる可能性が高いので、自宅にいる際に襲われても対応できるように部屋のどこかへ隠しておくと良いでしょう。

このように注意点もあるので、これらの点を理解しておくことが大切です。

護身用品と軽犯罪法の上手な付き合い方

まとめ

今回は警棒の威力は十分高く、不審者対策の効果も高いことを解説しました。

効果は高いですが、握り方や使用方法を知っておく必要があります。

また、むやみに使用すると危ないので、使用方法には注意が必要です。

しかし、効果は高いので家に1つは非常用で置いておくと良いでしょう。

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