催涙スプレーをお持ちの方必見!保管方法を紹介します!
護身用品として催涙スプレーを購入しておけば、トラブルに遭った際も対応できますよね。
しかし、中には催涙スプレーの保管でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、催涙スプレーの保管方法についてご紹介します。
□催涙スプレーの保管場所について
室内で保管する場合は、スプレー缶なので高温になるような、直射日光の当たる場所やストーブの前に置くことはとても危険です。
それによりガス抜けが激しくなり、著しくガスが蒸発して、溶剤が漏れる危険性が高いです。
ベアーペッパーなどは専用ケースに入れて必ず置く場所を決めて慎重に保管しましょう。
またほとんどの催涙スプレーは、1つの操作では噴射されないため、使用方法を事前に何度も確認し、万が一トラブルに巻き込まれた際に備えましょう。
持ち運ぶ場合は、目立つところに携帯するのではなく、なるべく隠して持つことをおすすめします。
職務質問をされた際や、他国の大統領などが空港にいらっしゃった時に近辺にいた場合に行われる検問などの際は、全ての所持品が検められますよね。
上記のような際は、たとえ身を守るために所持していることを伝えたとしても、軽犯罪法の適用を受ける可能性もありますので、ご注意ください。
□40度以上で催涙スプレーを置いておくとどうなるの?
催涙スプレーには周囲限界温度があり、それは40度です。
屋外の物置で夏場に保管した事例と、約2年間40度を越えた自動車のグローブボックスで保管した実例があります。
また庭の物置で夏場に保管していて、登山準備をするために秋に催涙スプレーを取り出したという当店のお客様の事例もあります。
そして取り出した際に、ノズルの根本部分からオレンジの液体が漏れていたとのことでした。
この原因は、夏場の高温環境下での保管状態であると推測できます。
他にも、当店のスタッフの自動車のグローブボックスでおよそ2年間保管した事例があります。
この際は、液漏れは起きないという結果になりました。
当店では、これまで全国にたくさんの催涙スプレーを販売してきましたが、高温によるトラブルは液漏れだけです。
破裂した、という報告はありません。
ただし、破裂しないからといって安心しないでください。
催涙スプレーは適正な環境下で保管することが重要なので、注意して保管しましょう。
当店の実験では、自動車の車内で2年間保管し、破損したり液漏れしたりといった問題は起きませんでしたが、全ての催涙スプレーがそのような問題が起こらないとは限りません。
高温になる環境はそれぞれ異なりますので、自動車の車内など、とても高温になることが考えられる場所には催涙スプレーを放置しないようにしましょう。
□40度以下で保つ方法をご紹介します!
周囲温度を40度以下に保って催涙スプレーを保管することは、それほど難しくはありません。
保管方法は単純で、催涙スプレーの周囲温度を40度以上にしないためには、基本的に人がいる環境に催涙スプレーを置いておくか、普段から身につけておくことが大切です。
このポイントを意識して守っていれば、高温による催涙スプレーの液漏れ等の心配をしなくても大丈夫です。
人がいる環境というのは、例えばロッカーや事務所、自宅の寝室やリビングなどが挙げられます。
そもそも催涙スプレーをはじめとする護身用品は、なるべく身近に置いておき、いざという時にいつでも使えるようにしておくことが重要です。
保管する際の温度の面からも、そして普段から身を守るという役割からも、身近に置いておくか持ち運ぶという方法がおすすめです。
しかし、あまり過度に神経質にならず、身近に置いておくことだけを徹底すれば大丈夫です。
□低温下の心配は?
高温下での注意点を解説してきましたが、低温下で保管した場合はどうなるのか気になりますよね。
実は、催涙スプレーは、薄め液に水を使用していますが、不凍液も含まれているため凍結はしません。
そのため、低温下で保管した際の心配をする必要はありません。
ただしノズルやボタン部分などの動かす部分に水分が付着し、低温下でそれらの動かす部分が凍結した場合、ボタンが固着してしまい、使用する時に噴射できなかったり、噴射口が塞がってしまったりする場合もあります。
また、同時にボンベ内の温度低下によって、噴射力が弱くなる可能性もあります。
他にも噴射力の低下によって、噴射距離が若干短くなる可能性があることを覚えておきましょう。
低温下で保管をする場合も、少なからず影響が推測されるので、注意が必要です。
催涙スプレーの動かす部分の凍結を防ぐためには、40度以下で保管する方法と同じです。
常に人がいる環境に置いておくか、持ち運ぶことで、異常な低温を防ぐことができ、催涙スプレーの凍結を防げます。
□まとめ
この記事では、催涙スプレーの保管方法についてご紹介しました。
身を守るためにも、この記事を参考にして正しく保管をすることをおすすめします。
護身用品でお悩みの方は、当社が最適なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。
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