催涙スプレーの飛距離はどれくらい?タイプ別で異なります

2021年8月27日

催涙スプレーの良いところは、飛び道具であることです。

接近戦を防げることをメリットに購入を検討している方は、飛距離について予めイメージしておくといざというときに効果的に使えます。

催涙スプレーの飛距離はタイプ別で異なります。

今回は、催涙スプレーの購入を検討される方に向けて飛距離について解説します。

霧状の催涙スプレーと液状の催涙スプレーで異なる飛距離を解説します

催涙スプレーには大きく分けて、霧状に溶液が噴射されるタイプと液状に溶液が噴射されるタイプの2つがあります。

液状に噴射されるタイプは、水鉄砲をイメージしていただければ分かりやすいです。

液状に噴射されるタイプは、飛距離も長く風の影響に左右されないのがメリットです。

また、溶液がピンポイントで噴射されるのでターゲット以外のご自身や周囲の方に溶液がかかってしまい被害をもたらしてしまう可能性も低いです。

一方で、対複数人のシーンでは1人にしかダメージを与えられないことがデメリットです。

また、動きが素早い相手と応対する場合に避けられてしまう可能性もあります

霧状に噴射されるタイプは、ヘアスプレーや殺虫スプレーをイメージしていただければ分かりやすいです。

対複数人のシーンでも活用でき、噴射後も一定時間、溶液が空気中に舞い続けるためターゲットを近づけさせないこともメリットです。

一方、風の影響を強く受けることがデメリットです。

密閉空間や周囲に人がいる時は、催涙スプレーの溶液による被害が拡大する恐れがあるので使いづらいことにも留意する必要があります。

霧状の催涙スプレーと液状の催涙スプレーで異なるメリットとデメリットを把握しておくことで、使用する場面に応じて適切な戦術をとれます。

ジェットミストタイプの催涙スプレーの飛距離はどれくらい?

従来の催涙スプレーの「霧状の催涙スプレー」と「液状の催涙スプレー」という2つのタイプにはそれぞれメリットもありますが、反対に使いづらい場面があることを解説しました。

しかし、万が一の使用場面は、対個人か対複数人のどちらが遭遇する確率が高いかということしか想定できるものではありません。

そのため、何を基準にどちらのタイプを選べばよいか分からないという方も多いでしょう。

そこで「霧状の催涙スプレー」と「液状の催涙スプレー」のいいとこどりをしたハイブリッド型がジェットミストタイプの催涙スプレーをおすすめします。

ジェットミストタイプの催涙スプレーの特徴は、水滴状にまとまった溶液を適度に拡散させながら噴射することです。

命中させるためのテクニックが必要な液状の催涙スプレーと、風の影響を受けやすく飛距離の短い霧状の催涙スプレーの弱点を克服しています。

ジェットミストの催涙スプレーの飛距離について解説します。

風が吹いている環境下でも、余裕をもって3メートルは飛距離があります。

充分な飛距離に加えて、3メートル先の噴射範囲も直径30センチメートルから40センチメートルです。

充分な飛距離と、適度な噴射範囲が確保されているため、近づきがたいターゲットにも接近せずにダメージを与えやすいため女性の方にはおすすめです。

不審者を目の前にすると、誰しも危機を感じて動けなくなってしまうものです。

警棒やスタンガンといった護身用具もありますが、これらはどうしても接近戦が必要になります。

動くこともままならない中でこれらを活用するのは困難です。

万が一に備えて、ジェットミストタイプの催涙スプレーを持ち運んでおけば命を守ってくれるかもしれません。

具体的な飛距離の目安はどれくらい?

ここからは、具体的な催涙スプレーの飛距離の目安について解説します。

実際のところ、商品ごとで大きく飛距離が異なります。

あくまでも目安として催涙スプレーを選ぶ際の参考にしてみてください。

まず、霧状に溶液が噴射されるタイプの催涙スプレーの飛距離の目安はどれくらいでしょうか。

平均的なもので多いのは1メートル50センチメートルの飛距離で溶液を噴射します。

通常の人相手であれば遠く感じる距離でも、不審者を相手に想定すると想像以上に接近戦になるかもしれません。

次に、液状に溶液が噴射されるタイプの催涙スプレーの飛距離の目安について解説します。

こちらは、噴射剤やノズルの違いによって飛距離に幅があります。

短いもので平均的な溶液の飛距離は3メートルです。

反対に、長いもので平均的な溶液の飛距離は、5メートル先の相手にも効果があるとされてます。

5メートルは不審者相手でも、十分な距離を確保できるでしょう。

命中すれば逃げる時間も確保できます。

しかし、5メートル先の相手に命中させられるかはネックです。

護身用ではありませんが、大型のものは10メートルの飛距離とされるものもあります。

まとめ

今回は、タイプ別に異なる催涙スプレーの飛距離について解説しました。

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お困りのことがあれば、ぜひご相談ください。

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Posted by ksp_weblog