警棒術について知りたい方へ!基本的な術について紹介します!

護身用や防犯用としても販売されている警棒ですが、使い方を詳しく知っているという方は少ないでしょう。
安全に扱うためにも、扱う術を身につける必要があります。
そこで今回は、警棒術について知りたい方に向けて、基本的な術について紹介します。

□警棒護身術を紹介します!

まず、簡単そうに見えて実は難しい「打突技」です。
護身術の目的は「身を守る」「暴漢を撃退する」ことなので、力任せにする必要はないです。

最小限の力や動作で、的確に狙いを定めた部位に打ち込める基本打ちや相手の意表をついた効率の良い打突技などたくさんあります。

多彩な打ち方があり、グリップ部分を持っての打ちつけだけでなく、棒の中央・先端を持った攻撃技なども可能です。
コツを掴めば、握力や腕力に自信がない方でも強力な打突ができます。

次に、打突技よりも重視される「よけ技」です。
相手のいろいろな攻撃に対するよけ方ですが、基本の体さばきから棒を使ったよけなど、数々のよけ技があります。
攻撃技だけできても警棒はうまく扱えないので、護身術ではよけ技が重要とされます。

また、相手に警棒を掴まれた際にその手を振り解いたり、抜いたりしてはずす「解き技」があります。
テコの原理や反動をうまく使う技なので、体力や力に自信のない方でも大丈夫です。

相手の体勢を崩して警棒を取り戻す「くずし技」、体勢が崩れたところを狙うと効果的な「抜き技」などがあります。

最後に、状況に応じて様々な技を使える「関節技」です。
関節技は、主に暴漢の連行や制圧のために使用されるため、護身目的の場合は、解き技までできれば十分でしょう。

テコの原理を応用した技が多いため、コツを掴めば素手でかける以上の力を発揮してくれます。

□警棒の使い方を紹介します!

警備員は危険な業務を任されることもあるので、現場に応じて警棒の携帯が認められています。
しかし、警棒の扱いに関しては、警備員であっても法律上は一般人と変わらず、特別な権限などありません。

そのため、正当防衛や緊急避難などの特別な時にしか使用は認められていないのです。

警備員の業務や所持できる警棒に関しては、警備業法によってきっちり定められています。
平成21年に警棒に関する規定が改正され、長さや重さに関する細かいルールが決められました。

警備業法というのは、各都道府県の公安委員会で細則を設けられるため、少し異なる部分もあり、警棒のルールが地域によって差異があっても問題はありません。

警棒の使用は、先述した通り緊急性のある場合しか認められませんが、携帯にも規定があります。
例えば、一般的な交通誘導や雑踏警備などの危険性・緊急性が低いと思われる現場では、警棒の使用は原則禁止されています。

さらに、ここで注意すべき点は「携帯」の意味を正しく理解することです。
これはただ保有している状態を指しているだけでなく、すぐ使用できる状態にあることも意味しています。
そのため、車のシートの下やダッシュボードに入れている状態も携帯にあたるのです。

危険性・緊急性が低い現場とは違い、機械警備や施設警備、現金輸送警備といった場合には、警棒を使用する可能性が高いとみなされ、通常携帯は承認されています。
警棒を携帯しているときは、周囲から見てすぐわかる位置に持つことを指導されます。
これは、警備中であることを周りにアピールして、抑止効果を狙うためです。

□特殊警棒を紹介します!

特殊警棒は、主に「アルミ製」「鉄製」「スチール製」のものに分類されます。
アルミ製の特徴は、軽いことから比較的取り扱いがしやすく、力のない方でも使用できます。

その反面、他の材質の警棒よりも強度が劣ります。
鉄・スチール製の警棒は強度が強く、対人間を想定した場合には曲がる心配はほとんどありません。

特殊警棒を握る際に注意したい点は、相手に奪われるのを防ぐことです。
そのため、しっかりと吊り紐に腕を通してから本体を握り、吊り紐の長さに余裕がある場合は、吊り紐の上から握ると良いでしょう。

次に、特殊警棒の伸ばし方です。
「メカニカルロック」の場合は、警棒を握っていない方の手を使って警棒の先端部分を掴み、そのまま伸びきるまで引き延ばしましょう。
メカニカルロックは、この操作さえすれば確実にロックがかかるので心配は入りません。

「振出式」の場合は、まずしっかりと警棒を握り、重力をうまく利用して地面に向かって素早く振り下ろします。

これによって特殊警棒は伸び、1〜3段目のシャフトがそれぞれの摩擦力で固定されます。
しかし、見た目が伸びていても、十分に伸びきっていないケースがあるため、確実に伸ばしましょう。

使用法は、特殊警棒には大きな威嚇効果があるため、これをうまく利用すると良いです。
相手に誇示するだけでも恐怖を感じさせられますが、もちろん打撃も大切です。
構え方が「下段の構え」「中断構え」「両手の構え」に分けられ、状況にあった構え方をすると効果的です。

戻し方も適切に行う必要があり、メカニカルロックの場合は、各シャフトの継ぎ目にあるボタンを、押しながら縮めるだけで簡単に戻せます。
しかし、振出式の場合は、一度振り出してしまうと簡単には戻せず、コンクリートなどの固い場所に垂直に打ち付けて戻すのが一般的です。

なかなか戻らないため、「不良品ではないのか」と心配される方もいらっしゃいますが、簡単に戻ってしまっては扱いづらいため、逆に品質の良い証拠と捉えると良いでしょう。

□まとめ

今回は、警棒の使い方や基本的な術について紹介しました。
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女性・初心者から業務用までフルカバーできる護身用品の販売を行なっているので、気になる方は是非お問い合わせください。

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Posted by ksp_weblog