H-501系 2段式警棒の狭い場所での伸ばし方
2段式13インチのアルミ特殊警棒(H-501BやH-501S)は、コンパクト性と軽さからタクシーなど自動車の車内で運用される場合があります。
この特殊警棒はメカニカルロックなので、十分な振り出しスペースがなくても手で引き伸ばすだけで確実にロックがかかるという点が最大の長所です。
でもメカニカルロックの13インチモデルには伸ばす時に注意が必要です。
それは先端が丸くて手でつまめない!という問題があるからです。
周囲に十分なスペースがあるときは、さっと振り出せば済む問題も狭い自動車の車内となるとそう簡単にはいきませんよね。トラブルが車内であっても車外であっても、車外へ出る事なくしっかりと使用準備、つまり伸ばしてロックさせるのが理想的です。
こういった事から「13インチ警棒は狭い場所では伸ばせないの!?」というお問い合せが過去に複数ありました。21インチのH-201Bや、26インチのH-202Bは警棒先端をつまんで簡単に引き伸ばせるのに、13インチの警棒だけできないじゃないか。というわけです。
そこで今回は13インチ特殊警棒の狭い場所での伸ばし方を図解します。
13インチ特殊警棒の狭い場所での伸ばし方
収納時の警棒先端はお椀のように丸い突起状になっていて、手ではつまめません。
つまもうとしてもすべって無理ですのであきらめてください。
それではどのようにするのかというと、まず警棒を利き手で持ち横向きに降ります。手首を素早く回転させるような振り方で大丈夫。腕全体でブンと振るような感じではありません。手首だけを回転させて横にサッと振る感じです。
すると警棒先端が少し飛び出します。これだけ飛び出せばつまむには十分ですね。
慣れれば一瞬で先端部を飛び出させることができるようになります。
あまり難しくはありませんよ。少しの練習で簡単に覚えますからご安心を。
あとは飛び出した先端部を持って、スルッと引き伸ばすだけです。
簡単でしょ?
パチンと根本部分のロックピンが起き上がればロック完了。音ですぐにわかります。
13インチ特殊警棒は軽さとコンパクト性から狭い場所で使用するかもしれないという方にも人気があります。狭いということは振り出したくても振るスペースがないかもという事です。狭い場所では今回紹介した伸ばし方が一番早くて確実です。オーナーの方は是非、この方法をマスターしてくださいね!
ちなみに広い場所だったら、普通の振り出し式特殊警棒のように腕全体でブンと振り下ろして伸ばすことも出来ます。ついでにこの方法も何度も試して両方マスターしておきましょう!
13インチ特殊警棒は、どんな場所でもコンパクトに使用できるのが最大の長所です。狭くて伸ばせないという失敗がないように、よく練習しておいてください!
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