広島県広島市西区
元米兵が刃物持ち暴れる 広島、警官が威嚇発砲
2012年8月9日
8日午前0時半ごろ、広島市西区三滝本町2丁目の元米兵の妻(37)から「夫が家で暴れている」と広島県警に届け出があった。警察官5人が駆けつけたところ、男が包丁2本を手に家から出てきて暴れたため、自動車警ら隊員の男性巡査長(27)が空に向けて2発発砲。県警は男を銃刀法違反と公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕し、発表した。
広島中央署によると、男は元米軍岩国基地所属の海兵隊員、ダウランド・ブレント・アダム容疑者(44)。警察官が駆けつけてから10分間ほど施錠して家に閉じこもっていたが、刃渡り約17センチと約12センチの包丁を持ち、大声を上げて出てきたという。
アダム容疑者は今月、米軍を退役。当時酒を飲んでいた。同署によると、黙秘しているという。