兵庫県神戸市垂水区
17歳、車いすの75歳をダンベルで殴る
2005年8月2日
鉄製のダンベルで車いすの高齢者を殴り、1週間のけがを負わせたとして、兵庫県警は8月1日に神戸市内の無職少年(17)を傷害容疑で逮捕した。少年は調べに対し、「むしゃくしゃしていた。誰でもよかった」と容疑を認めている。
垂水署の調べでは、少年は7月31日午後6時15分頃、同市垂水区のアパート敷地内で電動車いすに乗って散歩から帰宅した無職男性(75)に近づき、持っていた重さ5キロと同2.5キロの鉄製ダンベル2つでいきなり頭頂部を2、3回殴った疑い。男性は少年とは面識がなかったという。
少年は同日午後11時半頃、自宅近くの交番に1人で自首してきた。
ダンベルは本人のもので、自宅から持ち出したらしい。同署が詳しい動機を調べている。