石川県白山市
市街地にクマ、民家に逃げ込み9時間かけ捕獲
2018年5月10日
石川県白山市の住宅街で9日早朝、熊が出没し、民家に逃げ込んだ。捕獲まで約9時間の大捕物となったが、けが人はなかった。市が住民に注意を呼びかけている。
白山市によると、9日午前5時25分ごろ、同市大竹町の男性から「熊を見た」と白山署に通報があった。同6時ごろには同署員や市林業水産課職員が駆けつけ、付近の捜索を開始した。
熊は同8時ごろ、近くの松田健一さん(74)方の納屋に侵入、母屋の屋根裏に逃げ込んだ。当時、屋内に人はいなかった。 建物内に入ったことから捕獲作業は難航。市は正午過ぎから、外壁に穴を開けて麻酔銃を発射し、約10発が命中した。熊は午後2時半ごろに捕獲され、殺処分された。
熊は雄で体長約90センチ、体重35キロ。白山市教委は同日、近くの市立明光小の集団登下校に教諭を付き添わせた。松田さんは「けが人が出なくて良かった」と安堵(あんど)の表情。近隣の女性(75)は「こんなところに熊は出ないのに……」と困惑していた。市林業水産課によると、市内での熊の捕獲は例年「基本的にゼロ」という。
同課の牧口啓課長は「冬眠を終えた熊は、餌を探すため市街地に出没しやすい。熊が付近に現れたら、人は屋外に出ず、戸締まりをしっかりしてほしい」と話している。
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