京都府宮津市
クマ出没、水族館休館 京都・宮津の丹後魚っ知館
2014年7月4日
京都府宮津市小田宿野の水族館「丹後魚(うぉ)っ知(ち)館」一帯でクマが目撃され、休館を余儀なくされている。現在も敷地内にクマが出没しており、再開のめどは立っていない。
関西電力宮津エネルギー研究所の敷地内にある。6月28日と29日に相次いで、研究所の警備員が敷地内の道を歩くクマを目撃した。クマのふんが見つかり、実がなっているヤマモモの木が荒らされていた。
研究所は危険と判断し、28日から魚っ知館を臨時休館とした。関西電力の松下浩士エネルギー研究所課長は「捕獲されるなどクマが来る危険がなくなったと判断されるまで、再開できない」と話す。
今後、府丹後広域振興局や宮津市と相談し、クマの捕獲や、餌となるヤマモモの伐採、クマの嫌う音を出すスピーカーの設置など、対応策を検討する。 2005年にもクマの目撃情報があり、魚っ知館を2カ月間休館したことがある。
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