長野県飯田市
親族女性ストーカー被害、19歳少年刺され死亡
2013年2月14日
9日午後6時45分頃、長野県飯田市毛賀の民家で、この家に住む鹿島田淳さん(19)が血を流して死んでいるのが見つかった。
頭などに刺されたような傷が複数あり、県警は10日、殺人事件として飯田署に捜査本部を設置した。発表によると、鹿島田さんと同居している親族の30歳代の女性が9日午後3時頃、「元交際相手の男性に車で連れ回された」と110番し、飯田市内で保護された。女性が病院で治療後、同署員と共に帰宅すると、鹿島田さんが台所にうつぶせで倒れ、頭などから血を流して死亡していた。遺体には布団がかけられていた。
女性は5日に飯田署を訪れ、「元交際相手が『家に火を付ける』などと電話してくる」と相談しており、同署はストーカー規制法に基づき、男性に電話で警告していた。県警が元交際相手の30歳代男性の行方を捜していたところ、同県泰阜村で10日、止まっていた車内から、男性とみられる遺体を発見した。車内には練炭があった