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沖縄県名護市
手錠の暴走族逃走 「期待族」が連行妨害

2009年8月12日

 8月11日午前3時10分ごろ、名護市宮里の白銀橋交差点で信号無視をしたとして名護署の警察官が道路交通法違反容疑で現行犯逮捕した男を同署に連行しようとしたところ、暴走族を見物していた若者ら約20〜30人に妨害され、被疑者を取り逃がした。男は右手に手錠を掛けられたまま現場から逃走。押収したバイクも若者らに奪われた。当時現場には名護署員12人がいたが、若者らに押し倒されるなどもみ合いになり、地域課の巡査2人が腕などに打撲のけがを負った。

 同署の崎原永克副署長は「当直の署員を動員しており、適切な捜査態勢だった。悪質な公務執行妨害事件で、ビデオを撮影したので分析して全員を摘発する」と話しており、現場から逃走した若者全員を公務執行妨害容疑で摘発する方針。

 同署によると、11日午前2時50分ごろ、名護市宮里の路上で、暴走族取り締まりのため警戒勤務中の名護署地域課の巡査部長(52)が、バイクの後部座席に乗った白い特攻服姿の男が振り回した棒で殴られた。巡査部長は唇を3針縫うけがを負った。

 その約20分後に、棒を振り回した男とみられる白い特攻服姿の若者が乗ったバイクが同市宮里の国道58号の信号を無視し、転倒した。同署員が道交法違反容疑で現行犯逮捕し、パトカーに乗せて名護署に連行しようとしたところ、見物していた若者らに取り囲まれた。若者らは署員を押し倒したり、パトカーのドアをふさぐなどして妨害し、バイクも押しながら逃げたという。

 名護署によると、逃走した男は身長は約165センチで、小太り。手錠は右手だけにかけられ、白い特攻服を着ていた。

 暴走族のバイクは7台ほどで、見物人が50〜60人ほどいたという。