埼玉県川口市
腰に包丁3本、刃物付けた棒を持った男が警察に突入
2012年9月25日
埼玉県川口市西青木の川口署に刃物を持った男が押し入った事件で、同署は15日夜、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで同市の男(57)を現行犯逮捕した。
発表によると、男は同日午後10時頃、棒や包丁を持って同署に侵入、49歳と32歳の男性警部補の頭や腕にけがを負わせた疑い。男性警部補は額や指に軽いけがを負い、男も頭に軽傷。男は精神的に不安定な状態という。
同署幹部によると、男は包丁と、両端に包丁のような刃物をくくりつけた約2メートルの棒を持ち、腰には刃体を新聞紙でくるんだ包丁3本をさしていた。
「おーいおーい」などと声を上げて棒を振り回しながら署内に入ってきたという。受付の手前で署員が「(凶器を)捨てろ」と声を上げたが従わず、複数の署員が盾を持って壁際に押しやり、別の署員が棒を使って取り押さえた。