東京都府中市
信金課長を刺殺 若い男逃走
2005年2月16日
2月14日午後11時50分ごろ、東京都府中市宮西町1、多摩中央信用金庫府中支店(橋本浩支店長)の駐車場で、同支店営業課長、後藤博樹さん(39)=八王子市館町=が刃物を持った男に腹などを刺された。男はそのまま逃走した。後藤さんは病院に運ばれたが約4時間半後に死亡、失血死とみられる。警視庁捜査1課は殺人事件として府中署に捜査本部を設置し、行方を追っている。
調べでは、後藤さんが残業を終え、同僚の男性(31)とともに通用口のドアを開けたところ、洋包丁を持った男が立っていた。後藤さんが男を取り押さえようとしている間に、同僚が支店内に戻って110番通報した。数分後に同僚が戻ると、駐車場内で後藤さんが腹を刺され、顔などを切られてうずくまっていた。男は既に逃げた後だった。近くには凶器とみられる包丁が落ちていた。
男は20歳ぐらいで、身長175〜180センチ。紺色のニット帽、ウインドブレーカー姿だった。