東京都台東区
浅草駅付近で男性刺される ヘルメット姿の容疑者逮捕
2017年7月17日
16日午後9時20分ごろ、東京都台東区花川戸1丁目の東武鉄道浅草駅付近で、20代の男性が男に腹部を刺され、けがをした。駆けつけた警察官が近くでうずくまっている男を発見。男が「(男性を)包丁で刺した」と話したため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。被害男性は病院に運ばれたが、搬送時は意識があったという。
警視庁によると、逮捕されたのは台東区に住む無職の男(64)。調べに「包丁で刺した男はいつも顔は見ているが、名前は知らない」と話しており、刑事責任能力の有無を調べる。被害男性は、「知らない男にいきなり刺された」と話しているという。
浅草署によると、午後9時20分ごろ、近くの花川戸交番に「暴れている人がいる」と通行人から届け出があり、警察官が駅のコンコース付近でこの男を見つけ、身柄を確保した。男はフルフェースのヘルメットをかぶっており、近くに凶器とみられる包丁が落ちていたという。
現場を目撃した飲食店従業員(58)によると、容疑者とみられる男はヘルメットをかぶったまま、いきなり男性に襲いかかったように見えたという。現場付近には規制線が張られ、通行止めになるなど一時騒然となったという。