富山県富山市
山田でクマ、男性かまれる 県内今年初の人身被害、県が出没警報
2015年5月28日
27日午後2時ごろ、富山市山田高清水の山中で、山菜採りをしていた県内の男性(57)がツキノワグマに襲われた。県自然保護課によると、男性は左腕を7針縫うけがで、命に別条はない。県内でのクマによる人身被害は今年初めてで、県はクマ出没警報を発令し注意を呼び掛けている。
県によると、男性は同行者と2人で山に入り、標高約1000メートル地点で山菜を採っていた。クマの巣穴があることに気付かずに近づいたとみられ、突然現れたクマに左肘をかまれた。男性は自力で下山し、同行者の車で南砺市民病院を受診した。同行者にけがはなかった。クマは体長1・2メートルの成獣で、そのまま逃げたという。
病院から連絡を受けた南砺市から県に連絡が入り、発生が分かった。県は「奥山はクマの生息地であることを認識し、被害に遭わないよう十分な対策を取ってほしい」とし、足跡などを見つけた場合は引き返すことや、入山時はヘルメットを着用しクマ撃退スプレーを携行するなどの対策を呼び掛けている。
県によると、ことしに入ってのクマの目撃・痕跡情報は27日現在29件で、うち今月は14件。昨年は1〜5月末で33件だった。県内では昨年7、11月に各1件のクマによる人身被害が発生している。
危険動物対策に関するコンテンツ
熊など危険動物に関する当店のオリジナルコンテンツです。あわせてご覧ください。
- 危険動物対策(熊・野犬・猪・猿)
- 熊・野犬・猪・危険動物に最適な熊よけスプレー
- クマの事件を考える(熊事故を未然に防ぐ)
- ヒトを襲うサル被害拡大中
- 山歩きに催涙スプレー
- 山道で怖かった体験談
- 熊よけスプレーを学校で噴射!?とんでもない!
- 野外カメラマンの熊対策に催涙スプレーは必須です
- クマ被害続出 秋の熊に注意
- 人間を狩る危険な野犬と撃退実績No.1のポリスマグナム
- 熊対策としての催涙スプレーの感想
- 他人事ではない!全国でクマ被害急増
- 熊スプレーで熊を撃退(熊との遭遇・襲撃に備える)
- 熊の事件が増加(熊事故を未然に防ぐ)
- 催涙スプレー情報
- 催涙スプレー
こちらもご覧ください>>危険動物対策ページ