日常の道具を武器として活用
常に周囲を見回す習慣を
私達の普段の生活の場にある物は、ほとんどどのような物でも武器となり得ます。
もし、あなたが極限状態に陥ったら、周囲にあるどのような物であっても武器として活用して下さい。
ペンや鉛筆は刺す事が出来ます。
ゴルフクラブや野球のバット、棒状の物は叩く為に使えます。
電話機や卓上ランプ、灰皿などは投げつける事ができます。
机やテーブルは前方向に倒せば縦の役割として活用できますし、普段食卓で使っているような椅子は、背の部分を持ち、足の部分を相手に向ければ盾の役割にもなりますし、投げる事もできます。
屋外においてはハンドバックやランドセル、ヘルメット、道路わきの砂や石は投げる事で活用できます。
攻撃者にとっては、目の前で傘を開かれただけでひるんでしまうものです。
このように、日常で見かける様々な物は、全て護身の為の武器となり得ます。
ありとあらゆる物を使って下さい。
あなたは絶えず周囲を見回し、武器となり得る物を把握するために時間を割いて下さい。
このトレーニングは、普段から辺りを見回し、考える事であなたの意識に浸透していきます。
そして、いざという時に適切な物を有効に使い、あなた自身を守る手助けになります。
そしてそれらの一つがあなたに、かけがえのない「逃げる時間」を与えてくれる可能性がある事を理解しておいて下さい。