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銀行駐車場で2人組が1000万円奪う さいたま市

事件概要

7月20日午前9時5分ごろ、さいたま市見沼区東大宮6の川口信用金庫東大宮支店の駐車場で、同区丸ケ崎、健康センターの男性従業員(36)が乗用車を降りたところ、近づいてきた2人組の男に突然顔などを殴られ、持っていた現金約1000万円の入ったバッグを奪われた。男らはバイクで逃げた。大宮署は強盗傷害容疑で捜査している。

調べでは、現金は16日〜19日までの売上金で、従業員は同支店に預けに来た。男の1人は30歳ぐらいで、黒色のジャンパーを着ていたという。

コメント

銀行の夜間金庫に売上金を預ける時などは、昔から強盗の格好の的でしたが、今回は白昼堂々の犯行に驚いてしまいます。
この犯人グループは、大金を持っていそうな人が来るのを、信用金庫の駐車場付近で待ち伏せしていたのでしょうか。

それにしても、1000万円もの現金を持ち歩くのに、一人ではあまりにも無防備過ぎます。
このような高額な現金であれば、信用金庫の方から取りに来てもらっても良いのでは?と考えてしまいます。

いずれにしても、被害にあった健康センターは以前から同じように売上金を持ち運んでいたと考えられます。今までも危ない橋を渡っていたのでしょう。

その無防備さと、犯人グループの「連休後の売上金を狙う」という知恵が丁度一致したのが、今回の事件と受け止めるべきです。

日本全国で、このような無防備な現金の持ち運びをしているケースはどれくらいあるのか、想像するだけで恐ろしさを感じます。

さして大金ではないという現金でも、強盗からすると喉から手が出る程欲しい現金です。

こういった事件を他人事とは片付けず、教訓にしたいものです。