愛知県安城市
愛知・安城のスーパーで通り魔事件
2005年2月16日
2月4日午前、愛知県安城市のショッピングセンターの子供服売り場で起きた「通り魔」事件。子どもたちの遊び場の「ちびっこ広場」を刃物を持った男が襲い、同県岡崎市の幼い姉と弟の2人、母親がけがをして病院に運ばれた。うち弟の青山翔馬ちゃん(11カ月)は死亡した。週末のショッピングセンターは、騒然とし買い物に来た人たちは青ざめた。
愛知県警によると、現場の2階フロアには親と一緒に買い物に来た子供たち向けの遊び場「ちびっこ広場」があり、普段から親子連れでにぎわっているという。男はこのちびっこ広場にいた親子連れらに突然暴行を始め、男児を持っていた刃物で刺した。
安城消防署などによると、同店の従業員から「子供が刺された」と119番が入ったのは、午前10時44分ごろ。救急隊員が駆けつけると、現場は騒然とした状態だった。けがをして運ばれたのは母子3人。
また、姉の女児(3)は目の上に切り傷があり、弟と同じ刃物で切りつけられた可能性がある。また30代の母親が顔を殴られた模様で、顔面打撲で病院に運ばれた。
現場近くの安城市立今池小は男が校内に乱入する危険もあるため、屋外での授業を中止。休み時間も児童に校庭に出ないように伝えた。さらに教職員が校門に立って警戒した。