福岡県小郡市
住宅に母子3人遺体、殺人で捜査 福岡・小郡
2017年6月7日
福岡県小郡市の住宅で6日午前、母子3人の遺体が見つかり、県警は7日、いずれも首に絞められたような痕があったことなどから殺人事件と断定、小郡署に捜査本部を設置した。
県警によると、遺体で見つかったのはこの家に住む中田由紀子さん(38)と、長男で小学4年の涼介君(9)、長女で小学1年の実優さん(6)。由紀子さんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死だった。子供2人の首にはひものようなもので絞められた痕があった。県警は当初、現場の状況などから無理心中の可能性があるとみていた。
県警によると、一家は両親と子供2人の4人暮らしで、父親は福岡県警の警察官。由紀子さんは1階台所であおむけに倒れ、子供2人は2階の寝室の布団の上でうつぶせに倒れていた。県警は7日、涼介君と実優さんも司法解剖し、詳しい死因を調べる。
室内に荒らされた痕跡はなかったという。県警は由紀子さんの解剖結果から、3人は6日午前0時〜午前9時ごろに殺害されたとみている。子供2人の首を絞めたとみられるひもなどは見つかっていない。
県警によると、6日午前8時40分ごろ、2人が登校してこなかったため、学校が父親に連絡。父親から連絡を受けて様子を見に行った由紀子さんの姉が午前9時10分ごろに3人の遺体を見つけ、110番した。
父親は6日午前7時前に出勤したといい、警察に対し「(出勤時は)3人とも寝ていた」と話しているという。姉らは遺体発見時、警察に「(由紀子さんが)育児で悩んでいた」などと話していたという。
現場は西鉄小郡駅から東に約400メートル。住宅や商業施設が並んでいる。
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