スタンガン本体の寿命について
スタンガンの本体には合計スパーク時間で約35分〜40分といった回路寿命があります。このページでは、そのスタンガン本体寿命について詳しく解説します。
スタンガンには寿命があります
スタンガンは電池さえ交換すれば永久に使用できるものではありません。
スタンガンの内部回路には電気的に消耗する寿命を持った部分があります。そのためスタンガンには明確な寿命が存在します。
スタンガンの寿命を決める電圧増幅回路
スタンガンの寿命は内部回路の「電圧増幅回路」の寿命に依存します。
スタンガンは9V電池の電圧を増幅し、人を倒す程の強大なパワーを発揮するため、電圧増幅回路の寿命は発生するパワーと電気部品の電気的な消耗とのバランスの上に成り立っています。
ですから、スタンガンの電気的な寿命問題は避けては通れません。
スタンガンの寿命はスパーク時間の合計35分〜40分が目安
スタンガンの寿命を決める電圧増幅回路の寿命は約35分〜40分です。
これはスタンガンをスパークさせるスパーク時間の合計です。
35分〜40分という時間は決して短い時間ではありません。スタンガンは護身用として使用する場合の使用時間はわずか数秒です。また、スパークテストであっても1〜2秒のテストで十分です。
例えば寿命が35分とすると、1秒放電では2100回分となる計算です。
これだけの耐久性があれば一般個人の用途で3年間、業務用として1年間の保証期間中は十分過ぎる余裕を持って運用でき、特別な事でもない限り保証期間中に寿命を迎えるのではという心配は不要です。
スタンガンを長持ちさせるコツ
スタンガンの電圧増幅回路にとって最も負担となるのは空中放電です。空中放電とは、スタンガンの電極を何にも当てずただスパークするだけという方法です。
この放電テストを行う際、スタンガンの電極を空き缶や流し台などの金属に当てて放電する事によって電圧増幅回路への負担を大幅に軽減することができます。
前項の設計寿命は人体に当てた(又は金属に当てた)状態での寿命なので、スパークテストは出来るだけ電極を金属に当てて行うようにしましょう。
なお、実際に護身のため「威嚇スパーク」をする時はこの限りではありません。
威嚇の際は相手に向けて空中でスパークさせて下さい。
スタンガンの寿命さえも明確にしている護身用スタンガン
先述の通りどのようなスタンガンでも必ず電気的な寿命があります。
護身用スタンガンはユーザー様に確実に使用していただくため回路寿命をも公開し明確にしています。そして、ユーザーの運用期間を想定し、十分な耐久性を確立するため厳密に設計が行われています。
スタンガンのご利用に際して、今回説明しました回路寿命についてのメーカーデータ公開は、計算しつくされた本物のスタンガンである証明としてお考えいただき、どうぞ安心してご利用ください。
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